相沢こうた

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

2021年9月

〇今月は「9.11　アメリカ同時多発テロから20年　と　アフガニスタン」について書いてみようと頑張っていたのですが、話が壮大過ぎてまとめきれなくなってしまいました・・。
ということで何も載せないまま９月が終わってしまうのも、と思い、極々身近な話題を載せさせていただきます。前述の9.11は来月以降にまとめられましたら改めて載せたいと思います。

〇東京は新型コロナウイルス感染防止策の5回目の緊急事態宣言が延長されている状況ですが、緊急事態宣言慣れしてしまっているのか、なんとなく普段の生活を普通にしているように見える方が圧倒的に多いと感じています。三連休の中日の９月19日は中央高速道路下り線が午前中に50㎞も渋滞したとか・・。緊急事態宣言って、飲食店でお酒を飲む行為のみに掛けられているのでしたっけ？という、もはやそんな状況に見えます。

・ここ一週間ほど、９月議会で発言させていただく令和2年度決算に関する代表質疑を考えていました。令和2年度の市の施策は新型コロナウイルス感染症の影響で計画した事業がかなりの割合で予定通りに進んでいないという報告になっています。それらを見ながら改めて令和２年という年を振り返ってみました。
３月の頭から全国の学校が一斉休校となり長い春休みとなりました。我が家も３人のこどもがおりますが、休みといっても外出自粛、毎日留守番のような日々を送っていたことを思い出します。うちはまだ兄弟がいるので遊んだり喧嘩をしたり出来ていましたが、一人でこの期間を過ごしていたこどもは一体どのように過ごしていたのかと、今更ながら考えてしまいました。
外出自粛、ステイホームだと、それをお願いする側の立場ですので尚更出歩くこともままならず、帰宅して無観客で行われているプロ野球や相撲を観ましたが、あの状況下で選手たちはどのようにモチベーションを作っていたのか、今思うととても不思議な状態をテレビ観戦していたのだと思います。いろいろと思い出すために手帳を見てみましたが特筆するような出来事はほとんど無く、一年間がどのように過ぎていっていたのか、あまり思い出せないことに気が付きました。人は自分にとって何か印象の深い出来事を節目節目に経験することで日々の流れを記憶しているのではないでしょうか。ですから印象深い出来事が無い日々を送っているとその時間は記憶の中では空白のようになってしまうのだと改めてそのように感じました。

・世の中は少しずつですが新型コロナウイルスの特徴もつかんで来たと思われ、何もかも禁止であった最初の緊急事態宣言の時と比較すれば、少しずつ緩和されるものも出てきました。市の運動施設なども当初は全て使用禁止・開放しないということに徹していましたが、運動をしないことは別の病気を引き起こすと現在では感染防止対策を徹底した上で、ほぼ開放しています。参加させていただいている早朝野球も昨年はほぼ中止でしたが、今年は実施していますし、ソフトボールも同様です。ウイルス感染しない方法のひとつに健康体でいること！が重要だと思っていますので、運動する機会をいただけていることは大変有難いと感じています。

・最近、週に1～2度ほどですが、夕方に富士森陸上競技場にこどもを連れて行くようになりました。

【新しくリニューアルした富士森陸上競技場】

かけっこの練習をしたいという要望にお応えして、という理由ですが、陸上競技場も新たに整備したオープンが新型コロナの自粛期間と重なってしまったこともあり、私はこれまで競技場内に立ち入ったことがありませんでした。この競技場整備にあたっては旧競技場時代には近隣の方々がタダで利用出来ていたのに入場料を取るのか、と議会でも新たな方式に異論を唱える方がいらっしゃいましたが、利用させていただいて、有料にして良かったのではないかと感じました。有料と言ってもそれほど高額ではなく1回当たり小中学生50円、高校生100円、大人200円ですが、この料金をいただくことで本気で陸上をやりたいという人たちが利用する下地ができ、そういう方が使うので自然にルールが作られている雰囲気があり、ピリッとした空気を感じます。せっかく綺麗な素晴らしいトラックを作ったのですから、この方が良いと思います。こどもなりに何か感じるものがあるのでしょう、連れて行ったこどもたちも真剣に走ります。8月から9月は利用させていただいている時間が夕焼けの時間と重なり、とても素敵な橙色の空を見ることもできました。新型コロナで遠出が出来ない分、八王子市は広大ですので改めて市内を巡ってみるのも新たな発見があって興味深いものだと思います。もう少しの辛抱だと信じながら新たな楽しみ方を見つけることも前向きな気持ちになる一つの方法だと実感しました。

【富士森陸上競技場の夕方・・この後照明が入りそれも素敵な風景です】