こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
9月
9月の声を聞いてすっかり秋めいて来ました。今年の8月の雨の多さは記録的なものだったとのことでした。気候に関しては例年と少し違うと「今年は異常気象だ」とメディアで大騒ぎになりますが、個人的には例年毎の気候の記憶があいまいなため、言われるとそうかもしれないな・・と思う程度ですが、それでも梅雨明け時期など毎年国内の何処かで必ず大水の被害が出ていることには他人事ではないと危機感を募らせてはおります。
そもそも地球規模の時間軸で考えると、地球誕生は45億年以上前とのことでそれは全く想像も出来ない太古ですが、人類の歴史に限っても北京原人は50万年前、現代人の元祖であるホモ・サピエンスが10万年前とこの数値でも十分に想像出来ない太古と言え、こういった時間軸で考えると人の一生の70年などほんの小さな目盛りにもならないような時間ですので、瞬きをするような期間で劇的に気候が変わるなどということは本来ないのではないかと思うのです。私の曖昧な過去の夏の記憶には、夕立が非常に多かった年、好天が続きたくさんビアガーデンに通えた年、9月の半ばを過ぎても真夏のような日差しが続き秋が来ないのではないかと思った年など、おそらく毎年が同じということは無く、その年によって違うのが普通のことなのでしょう。ですから、その年毎に一喜一憂するのではなく、様々な夏があるのだと臨機応変に対応すればよいだけで、そもそも生活が主で自然があるのではなく、自然という中に生活があるということを世の中が忘れすぎてしまっているのではないかと、そちらの方を心配しています。大雨が多発する、気温が高すぎる、などの事象の原因はもしかしたら地球の歴史の進む方向が少しずつずれて来ることに由来するのかも知れませんが、そうであればそれこそ到底人の力など及ばない自然の為す事象です。
太陽表面での大爆発を太陽フレアというそうですが、先日大きな太陽フレアが発生したと報道されました。太陽フレアの影響はそれによる電磁波などが地球にも及び、GPSなども狂わせるそうです。地球の109倍の大きさがあると言われる太陽表面で起きたフレアの映像を見ますと、その爆発の大きさは地球1つが爆発したよりも大きな体積を持っているように見えました。
そういったとてつもない大きな自然環境の中で生活をしているということを常々意識していることは不可能かもしれませんが、せめて身近にある自然環境を自らの手で壊す行為はしないという程度のことは意識していないといけない、こういったことが環境政策なのだろうと考えています。
先日、9月の議会での一般質問で「水素への取組み」を題材にした質問をいたしました。地球環境破壊の原因はCO2だけではありませんがCO2削減は大きな課題です。水素はCO2を発生しません。また太陽光や風力といったエネルギーを水素に一度変換する(変換は水の電気分解という簡単な仕組みで可能です)ことでエネルギーとして貯蓄し移動も可能となるなど、近未来の活用が期待視されている取組みで、近い将来、国は国家プロジェクトとして大々的に取組みを行うでしょう。(詳細はHPのエネルギーについてや活動報告でさせていただきたいと思います)
こういった取組みを積極的に導入し活用することで例えば水素社会を成し遂げたいと思うのは、この地球で将来を生きる我々の子孫に今と同様、もしくは今以上の地球環境を伝承してあげる責任があるからです。地球規模の時間軸で見たら微々たる期間しか生きていない現代人が、その全くの短い期間に地球を壊してしまうことだけは避けなくてはならないと思っています。近年の異常気象などに見られる様々な自然現象は、もしかしたら地球が鳴らす警鐘なのかもしれないと誰もが考えるべきなのだと思っています。
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