こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
新年あけましておめでとうございます。
〇有楽町駅近傍の大きな火災のニュースはありましたが、気候を含めて全般的に穏やかな年明けであったのではないかと感じております。
今年はどのような年になるのであろうかと元日の分厚い新聞に目を通しますと、一番目を引いたものは2020年に開催される東京オリンピックに向けた準備が本格化してくるということでした。国立競技場の建替え、山手線の品川~田町間への新駅建設、羽田空港への新たなアクセス鉄道の新設など、随分と具体的な東京改造計画が載っており、この先6年余りで都心部は急激に様変わりをするといった正月らしい希望のある特集でした。一方で昨年盛んに騒いでいた東京直下型大地震の可能性と対策ということは忘れてはならないことであり、新たに新増設される各施設においては大災害への備えを全面に打ち出した地震国として世界に誇れる安全性を保持したものにしていかなくてはならないと思っています。これからの数年間はオリンピック景気なるものに浮かれがちになりそうな風潮ですが、私たちが様々に身を持って体験してきた災害の記憶をきちんと生かした設備が完成し、それを生かした運営がされるような準備が着実に進むことを望みます。
◇東京都知事選挙について
お二人は本当に日本を背負って立っていた時期がおありだったのだろうか・・まともな国民(都民)であればそう思うのが当然ではないでしょうか。今月23日に告示される東京都知事選挙を前に報道に突然姿を現した細川元総理と小泉元総理のことです。自らが日本の方向性を左右することが出来た時期をお持ちであったことがあるお二人が何を今更言い出したのかと耳を疑います。
小泉氏の発言に「原発を推進するのか止めさせるのかという二極の戦いだ」とありましたが、過去にご自身が成功した「郵政民営化、イエスかノーか」というフレーズと同じに聞こえます。この時は様々に山積する国の問題に触れず郵政民営化だけを選挙の争点としてクローズアップさせマスコミを巻込み、見事に戦術は成果を収めました。現在の東京都の問題は何なのでしょうか。少なくとも東京都に原子力発電所は存在せず、そればかりか他の発電方式を含めて東京都で発電している電気は微々たるもので、東京都は消費するのみの場所です。こういった地で原発の有無を選挙の争点にしようとしていること自体がおかしなことで、オリンピック開催に向けたインフラ整備や老朽化している首都高速対策、災害に弱いとされる大都市東京の防災対策、高齢化対策や保育を含めた子どもたちの問題など東京都に生活する者が感じている課題は全く違うところにあります。
お二人が東京都知事という立場を使って何をされたいのか、その真意は見えませんが、有権者として少なくとも耳障りのよいフレーズに騙されることなく自身の生活にプラスになる舵取りが出来る方を選択すべきです。世の中はここのところ、期待しては裏切られ他を期待してまた裏切られを繰り返していますが、いい加減に国民(都民)は目を覚ますべきです。
〇市議会において本年は引き続きのテーマとして「街路樹基本計画の策定に向けた取組み」「市内防犯灯の適正管理に向けた取組み」「高尾駅周辺地区をはじめとした街づくり計画策定」「旭明神町地区計画推進」「児童虐待など子どもの幸せを阻む問題への取組み」「八高線北八王子駅周辺と北八王子工業団地の整備の推進」など、昨年以前から取り組んでいる懸案事項の前進に傾注したいと思っております。
また、新たに環境対策のうち「水」に着目した活動をしていきたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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