こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
平成27年6月
○5月の抜けるような晴天の土曜日に私の居住している地域の打越中学校で体育祭が行われました。
体育祭開会式に先立ち全校生徒が綺麗にそろった行進で入場し、開会式の中では準備体操としてこれも全生徒がきちんとそろったラジオ体操第一を披露するなど、随所に関心・感動する運動会でした。
さて、この運動会の開会式での校長先生のご挨拶の中で「体育祭準備の期間中、ご近隣の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしました」という言葉があり、気になりました。その後に挨拶した体育祭実行委員長の三年生の女子生徒の挨拶では「近隣の皆さまにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」という言葉が冒頭に発せられましたので、あれ? と思いました。
先日の6月議会の一般質問でこのことを確認しますと、苦情は打越中学校に限らず市内の様々な小中学校などであるということでした。
子どもたちが平日の日中に学校や保育園などの施設内で元気に活動する声や音に対して「うるさい」と苦情を言ってくる近隣居住者などそちらの常識の方がどうかしているのではないかと、全く理不尽な話だと思うのですが現代社会というのはそういう権利も認めるのが常識なのでしょうか。私には全く理解できませんが、それでも苦情が入ればそれに対処するとともにこじれて子供たちに捻じ曲がった感情の矛先が向くことを恐れて、子供たちが万一の危害を受けないよう施設責任者は対応しなくてならないのです。一般質問では是非とも行政側も協力していただきたいとお願いしましたが、本質は何だかおかしなことの多くなってきた世の中を浄化して、理不尽な苦情や嫌がらせなどが無い世の中を目指さなくてはならないのだと思います。いろいろと難しい世の中だと改めて感じる次第です。
○6月議会の一般質問(6月9日に第1番目で発言)では4つの項目を取り上げて実施いたしました。その中で「八王子市のクールビズについて」という題名で全国第二位の地位にある八王子市のネクタイ産業との兼ね合いや、今年のクールビズの実施時期が5月初めから10月末までと長すぎることを取り上げ、八王子市独自の理由での期間設定や実施方法の検討がなされていないことを指摘し改善を求めました。また合わせてネクタイを含めた繊維産業を伸ばすためにはクールビズ時期の新商品の開発などに産業振興部は積極的に協力するよう意見を申し上げました。
この内容を翌日(6月10日)の読売新聞の朝刊の多摩版に大きく取り上げていただきました。大変嬉しく思いました。
クールビズはその目的が地球温暖化防止策の一環としてCO2削減のために冷房温度の高め設定をするのでその分軽装でよいという発想から導入されているものですが、実施期間の設定が近年長すぎると思っていました。あまり暑くない日にネクタイを外しているビジネスマンは「だらしない」としか目に映らず、ネクタイをして上着を着て来て我慢出来ないほど暑い状況になったら外してもよい、とこの程度でよい日もたくさんあります。八王子市は繊維業であるネクタイ生産が地場産業の一つですので、安易にクールビズに走るのではなく、様々な視点からの検討や日本人として相応しいクールビズを全国に発信するくらいの気合いを入れた取組みをしていただけることを、この質問を機会に今後に期待してみたいと思っています。
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