こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
平成２７年２月
・去る1月25日に私が住んでいる打越町会で過去最大の防災訓練が行われました。
訓練では北野消防署の職員の方々をはじめ、地域の消防団や南大沢警察署員など専門の方々の指導をいただきながら、消火器をはじめとした緊急用の器具の使い方や、煙に巻かれた時の対処の仕方、AEDや心臓マッサージの方法などの実践訓練が行われました。緊急用に限らずペンチひとつとっても器具は名称を知っている程度の見たりした知識では活用は出来ず、実際に触れて動かしてみた経験を持っていないと使えません。百聞は一見に如かずの諺どおりなのです。こういった機会に一般の多くの人が触れてみることは大変貴重なことだと思います。
よく耳にする言葉に、災害対応には「自助・共助・公助」というものがあります。自ら助ける(家族を助けるものもここに含まれる)「自助」、近隣社会が助ける「共助」、行政など公が助ける「公助」というものですが、日本火災学会の資料で、阪神淡路大震災で生き埋めになった人が誰によって救出されたかというものがあり、これによると自助66.8%、共助28.1%となっており、公助はなんと1.7%の力でしかないという現状を示しています。
人を頼らず自分自身が知識を持っていることがいかに大切であるかということが実績として表れていることを意識して生活することは重要なことです。同時に公助は災害時には頼れないかも知れませんが、災害が起こる事前に多くの知識を公けからいただいておくということが大切なことになるのだと思います。
そういった意味で防災訓練に多くの公の方々が出席してくださり、多くの一般の市民が参加するという形は理想でありますし、市内でこういった活動が盛んになることは大変意義のあることだと思います。
企画された町会の方々には感謝申し上げます。
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