八王子市議会議員

相沢こうた

KOHTA AIZAWA

相沢こうたの使命

八王子市議会議員の相沢こうたです。

日本という国の持っている体質のひとつに「村八分」というものがあるのではないか、最近よくこのことを考えます。東日本大震災以降の電力に対する政府の対応は、国としての責任というものを議論することなく、すべてが電力会社の責任のように厳しく非難するのみです。原子力損害の賠償に関する法律の第3条には「異常に巨大な天災地変によって生じた損害の場合は事業者の責任ではない」とあります。国が自らの責任について言及せず事業者がその責任を負うということは、今回の東日本大震災が異常に巨大な天災地変ではない、と言っていることになるかと思います。

しかし電力設備はすべて国の基準に基づいて作られていますから、国の言い分のとおりであれば「国が定めた基準は異常に巨大ではない天災地変に耐えられない不十分なものであった」ということになりはしないでしょうか。こういったつじつまの合わないことを棚にあげたまま、国の責任については触れようとしないこれまでの政府の対応は、不条理でも何でもこいつらが悪であり元凶である、という日本史上に見るような「村八分」と全く同じ包囲網をひいているように感じてなりません。ちなみに村八分されているものを擁護するとそのものも同じ仕打ちを受けることは歴史のとおりですから、表立って仲裁に入ったり違った意見を声高に唱えたりする人も出てきません。大人が、それも政権を握っているような政治家の偉い先生がこういう理不尽なことに目をつぶっているわけですから、世の中から「いじめ」が無くならない理由がよくわかるような気がします。

日本は島国ですから逃げ場所が無い、こういう特殊な条件の中で世の中の集団をまとめて行くための方策として育ってしまった一つの体質なのでしょうか・・村八分という悲しい体質が未だに生きているように感じてならないのです。絆という言葉がもてはやされていますが、本当の意味での絆とはどのようなものなのか・・絆という言葉を発する人によっては、そこに空虚なものを感じる昨今です。

4月

相沢こうたの使命

○福島第一原子力発電所の事故では世の中に甚大なご迷惑をお掛けしていることを東京電力に籍を置く者としてまずもって深く謝罪申し上げます。弊社では事故の収束に向けて精一杯の対応をさせていただいておりますが、その対応の一環として被災地付近に賠償業務に対応する事務所を数箇所設置して対応にあたっております。そのひとつ、会津若松市にある賠償センターを訪問し労組の仲間と懇談をして参りました。会津若松周辺のご迷惑をお掛けしている企業者の方々や、会津若松市方面に避難されている方々に対しての賠償対応を実施している事務所です。「事故の収束は未だに遠い状況にありますが、一軒ずつ丁寧に対応をさせていただくことで少しずつ前に進めたい」「農作物や観光などの風評被害の対応では精神的なご苦労をお掛けしていることを改めて感じている」「出来る限り真摯な対応をさせていただきたい」などと様々にお話しをお伺いしました。ご迷惑をお掛けした方々へ会社を代表してお話しをお伺いする仕事ですから、様々なお気持ちを毎日受け止めて続ける、とても大変な仕事です。世間からの避難を受けての仕事場ですが、そこに働いている仲間は心を込めて仕事をさせていただいていることだけは理解していただきたいと感じましたので、あえてここに掲載させていただきました。また地方新聞や地方版のニュースなどを拝見し、地元の方々の感じ方などは東京にいては解らないものを感じました。まだまだ多角的に見て復興までは時間がかかるということを痛感して参りました。

相沢こうたの使命

○4月8日日曜日、八王子の高尾駒木野庭園オープニングセレモニーが行われました。この庭園は駒木野病院の前身である小林病院が昭和2年より住居兼病院として利用されていた建物で、市へご寄付いただきましたので日本庭園として整備したものです。園内には様々な樹木の他、日本盆栽協会八王子支部からご寄付いただいた見事な盆栽が常設されており、池には全日本錦鯉振興会からご寄付をいただいた錦鯉100匹が泳いでおり、周辺の山野の風景と合わせてとても素敵な日本庭園として仕上がりました。旧甲州街道に位置しており高尾山ハイキングに合わせてなど、どなたでもご利用できる設備として開設していく施設です。

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