こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
ロンドンオリンピックの連夜のTV中継に、暑くて寝苦しい夜も重なっていささか寝不足気味の方が多いのではないでしょうか。
今回のオリンピックでは判定の抗議に対してVTRなどを使った再協議の結果、判定が覆るケースが幾度も見られ話題となっています。日本人選手がからんだケースが柔道と体操でありました。たまたま試合そのものをはじめから見ておりましたが、どちらも改められた後の判断の方が正しい判断であったと思います。一度一番近くで見ていた審判が下した判断に疑問を呈しこれを覆すということが頻繁にあると、審判そのものの資質を問うことになりその部分では気になる出来ごとではありますが、間違えを正してうやむやにしないという姿勢は支持したいと感じております。
政治の世界では、間違えた判断や何かの力関係によって歪み偏った判断がされたものがなかなか改善されずにそのまま継続されている結果、国民の利になっていないものが多々見られます。最近の再生エネルギー買取法案はこの最たるもので、7月1日から施行されたこの法案がこのままの形で継続されることは一般国民の不幸につながることですが、未だにほとんど議論されていません。KW当たりの単価が42円(例えば原子力発電の単価は6~8円、火力発電10~15円程度)というべらぼうに高い単価で、太陽光などで作られた電気を買い取るということがどういうことになってくるのか、国民に丁寧な説明すらされていません。この高い電気代は電気料金として皆さんの使用料金に上乗せされます。結果、金持ちが投資して作った高額な電気を庶民が負担することになり、これが進めば一般家庭の電気料金は間違えなく現在の倍以上になります。現在は様々な企業が太陽光発電パネルの設置可能な土地を競争で探している、という噂を耳にしました。この単価で買い取ってくれるならば確実に儲けが得られるボロい商売だという反応だと思います。
先日経済産業省の白書で、この買取価格を半額以下にするべきだという指摘があったことが日経新聞に載りましたが、その後の経過は報道されません。一度下した明らかに誤った判断はオリンピックの例のように潔く認めて見直す姿勢が政治の世界でこそ必要だと強く思う昨今です。国民の生活が一番というフレーズはかざりであってはいけないのです。
8月
○8月3日~5日に八王子祭りが開催されました。昨年は東日本大震災の影響で自粛したことから2年振りの開催となりました。待ちに待ったといった心情に好天も重なり八王子駅北口の甲州街道を中心に例年以上の人出があったように感じました。
お祭りそのものは3日間ですが、数週間も前から様々に事前準備をされていた方々や、当日の交通整理をはじめ仮設電気設備の点検管理をされていた方々や市の職員の多くの皆さんが裏方に回っていただき無事に終了いたしました。
市民が一つになって開催されるお祭りだからこそ一段と盛り上がりをみせるのでしょう。日頃は中心市街地に人が少ないことを危惧する声を多くお聞きします。
毎日がお祭りのようにはいかないながらも、こういったイベントに来ていただいた人たちに街の魅力を少しでも感じていただくことがその改善につながっていくのだと思います。
関係者の皆さま、お疲れ様でした。
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