こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
平成26年11月
・先日、熊本市に視察に行かせていただき熊本市子ども支援課にて「こうのとりのゆりかご事業」についてお話しを聞いて参りました。ゆりかごが設置されているのは熊本市内の慈恵病院です。その目的は純粋に子供の命を助けたいということで、遺棄されて命を落とす新生児や中絶で失われていく命を救いたいとの思いから匿名で子どもを預かる施設の設置が計画され、平成19年2月の国の判断により正式に設置されたものです。病院の考えはあくまでもその時の子どもの命を助ける、ということに重きを置いていますが、その時は助けられても育っていくということをどのように考えるか、という部分で行政が関わる意味合いは非常に重いものがありました。(詳しくは活動報告に記載したいと思っています)
命に関わる問題ですので幾つもの難しい課題がありましたが、過去に預けられた子どもの親が居住していた場所は熊本県以外が8割であること、慈恵病院への妊娠に関する電話相談も全国各地からであることなどの事実をお聞きしました。関東地区からのものも結構な数がありました。現在は全国で赤ちゃんを預けるという事業を展開している病院は熊本市の慈恵病院只一つですが、子どもの出産や妊娠で悩む女性は全国に隈なくおり、ゆりかごまでは行かずともその相談窓口はもう少し全国の様々な場所にあるべき、もしくは共通の番号によって全国レベルで展開するべき事業なのではないかと強く感じました。大変重い課題だと認識した上でもう少し詳しく調査・研究し、現在は熊本市が一手に背負ってしまっている感のある妊娠・出産に関する課題に関しての協力体制について改善を図って行くべき、新たな大きなテーマだと気づかされました。
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