こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
平成28年4月
・先月のトップページで「子育て」に関しての私の考え方を詳しく述べてみましたが、現実問題として明日から子どもを預ける所がなく仕事を辞める訳にも行かない、どうしたら良いのか、という困り果てた悩みには自治体として即時に対応していただかなくてはいけません。今まで議会の一般質問や委員会などで発言をしても改善に向けた取組みは長期に渡り「今をどうするのか」というスピード感はあまり期待出来ませんでした。学童保育所の運営は市で行っていますので、せめて学童保育所の新1、2年生の待機児童に関しては緊急的に何か手が打てるのではないか、と市に強く進言しましたところ対応を検討いただいているようです。
保育園は卒園式が3月20日前後に行われた後も3月末までは預けることが可能です。この子たちは4月1日からは新1年生の扱いとなりますが学校は春休み中のため学童保育所に行くことになりますが、学童保育所の待機児童になってしまっている子は実質的に居場所がなくなります。まずこの期間の対応として、通常10時からの開館である市内の児童館を8時からの開館とする、市内に7つある市立の保育園でこの期間のみ一時的な保育を実施することを対策として実施していただきました。この施策の実施にあたっては学童保育所待機となっている家庭に全て直接の電話と書面で通知をして選択していただくことにしました。
次の段階として4月6日には入学式を迎え新学期が始まりますが給食はまだ始まりませんので学校が早く終わってしまう時期がしばらく続きます。この期間の特に新1年生の待機児童をどうするのかが問題です。早急な対応を図るようお願いしていますが本日現在では未だ結論が出ていないようです。私が対策案としてお話ししているのは、学童保育所の過去の利用実績を細かく調査していただき「本当に毎日定員が全員学童保育所を利用しているのか」ということに関して現状を把握していただきたいとお願いしております。学年毎に学校の授業が終わる時間は違いますし、習い事や塾に通う子どもも多くおり、親の休日も一律土日という訳でもありません。こういった背景から考えると学童保育所の定員が全て来る日はほぼ無いと思っています。定員に対する平均的な余裕分を利用して1年生の待機児童だけでも吸収してもらいたいとお願いしています。子育てしやすいまちナンバーワンという市の掛け声が空しくならないよう早急な対応に期待していますし、引き続き緊急対策施行まで関わって後押しをしていきたいと思っています。
4月現在の八王子市内の学童保育所待機児童数は370名程度とのことです。市内全体を見ると定員割れしている保育所も多くありますので全体の定員に対しては保育児童数の方が少ないのですが、子育て世代が住んでいる地域に偏りが生じていることで部分的に多数の待機児童が発生してしまっている実態にあります。前述した緊急的な対策に続き検討すべきことは来年の4月に向けた施設整備など地域ごとの待機児童数に応じた対策です。地域の公民館や児童館の利用、放課後子ども教室の活用など、ただ施設を作って対応するのではなく知恵を絞って検討することが大切だと考えております。
・北野街道のJR横浜線横断・打越立体の車道部のみがようやく開通の運びとなりました。
ただ歩道部など全体の工事終了まではまだ1年程度はかかる見通しのようで、地元の議員として今後の工事完了までしっかりと注視していきたいと考えます。
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