こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
12月
〇首都圏での風疹患者が増加している問題は深刻で、2018年の風疹患者の累計は2400人を超えました。風疹の最大の危険は、妊娠している女性が風疹ウイルスに感染すると風疹ウイルスは血液を介して胎児に感染し、その結果、胎児に種々の合併症が引き起こされることです。特に妊娠初期に風疹ウイルスにかかると、死産や重篤な合併症が胎児に生じます。死産に至らなくても合併症を発症してしまうと成長してからも続く永続的な影響となることが多くあり、知能や身体の発達に影響を及ぼしたり、視覚・聴覚、心臓などに障害が出る例が多く確認されています。その可能性は妊娠初期が高く、妊娠4週で60％、20週でも5％という高い数値で胎児に合併症を引き起こします(それ以降は大丈夫と言われています)。八王子市の健康部で10月末に「妊娠を予定している又は希望している19歳以上の女性」に加えて、こういった女性と同居している方(性別問わず)を対象に平成30年11月から抗体検査と予防接種について無料で実施する対策を打ち出しました。更に厚生労働省は12月に入って、風疹患者の多くを占めている39歳から56歳の男性を対象に、2022年3月までの3年間、抗体検査とワクチンの接種を無料で実施する対策を決めました。
なぜ風疹ウイルスに感染する大人が多いのかといいますと、風疹の予防接種が行われていなかった時代、また全員を対象に行われていなかった時代があるからです。その年代について以下に記載しますので、ご自身の年齢と照らし合わせていただき、対象の方は早々に抗体検査を受けていただきたいと思います。尚、一度風疹に掛かると抗体が出来ますが、掛かったことがあると記憶している方も年代が対象に当たる方は念のため抗体検査だけは実施していただいた方が良いかと思います。
①男性 1979年4月2日以前の生まれの方は 接種歴無し・・・・現在39歳以上の方
女性 1962年4月2日以前の生まれの方は 接種歴無し・・・・現在56歳以上の方
☆男性で現在39歳以上、女性は56歳以上の方は予防接種をしていません。
②男女共 1990年4月2日以前生まれの方は ワクチン接種が1回です 現在28歳以上
☆現在28歳以上で①未満の年齢の方は、抗体検査をお勧めします。
③上記①、②以降の生まれの方はワクチン接種2回を実施しており大丈夫とのことです。
・早いもので今年も一年が間もなく終わろうとしています。2018年は全国各地で自然災害が多かった年だと言われており、毎年暮れに一年間の世相を反映する漢字一文字は、今年は「災」と発表されました。そもそも今年の漢字とは・・と調べてみましたら、公益財団法人 日本漢字能力検定協会というところが全国からの応募により決定しているものだそうです。
「災」とは嫌な文字に決まったものだ、というのが私の感想ですが、過去に2004年にも「災」が選定されていました。この年の理由は台風、地震、豪雨、猛暑など、記録的な天災に相次いで見舞われたことに加えて、イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、自動車のリコール隠しなど人災も多発したことが挙げられており、災い転じて福となすことを祈る、と締めてありました。1995年以降、複数年同じ漢字が選ばれている例は、2000年・2012年・2016年と3回も「金」が選定されており、これはどれもオリンピックイヤーでした。改めて他の年の漢字を見ると全体的に、震・毒・倒・変・偽・戦など、暗いイメージの漢字が多いように感じました。
2010年に「暑」が選定されていますが、今年は私個人としては「猛」かな、と思っています。猛暑、猛烈な台風と風や災害、今までの規格外の出来事が多かったと感じていましたので・・。広島東洋カープが強かった年ですから「鯉」とか「赤」もありかなと思っています。
いずれにせよ、来年はもう少し明るい漢字が選ばれる年になってくれることを祈るばかりですが、自分といたしましても4月に選挙を控えておりますので、自分の漢字が「勝」や「当」に出来るよう頑張っていきたいと思っています。
今年一年、ご支援いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。良いお年をお迎えください。
過去の履歴
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月【2018年】
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月【2017年】
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月【2016年】
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
2月
1月【2015年】
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月【2014年】
12月
11月
10月
9月
8月
7月
5月
4月
3月
2月
1月【2013年】
