こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。
７月
〇新型コロナウイルスの三密を避ける対応により、様々なセレモニーや集会が中止や延期になっています。八王子市では八王子駅北口のマルベリーブリッジが延伸され４月７日にオープニングセレモニーを実施し開通を迎える予定でしたが、セレモニーは中止となり何事も行われないまま静かに開通しました。その時期が緊急事態宣言による外出自粛の期間と重なったこともあり今頃になって「いつの間にか開通したんですね」という声をお聞きします。南大沢と西八王子の給食センターも４月からオープンし待望の中学校給食が一部分とは言え導入される運びでしたが、新型コロナ対策で肝心の中学校が休校し、また再開後の６月もコロナ対策でなるべく取り分けの少ない(例えばカレーライスと牛乳のみなどの)献立としたためその実力をなかなか発揮せずにいましたが、７月からやっと通常メニューに戻り本格的に稼働しはじめました。７月６日には会派で見学をさせていただき、その日の給食を試食させていただきました。配膳に使われる容器の質が高く暖かいというより熱いまま各学校に配膳できるようです。味もなかなか大したもので、食物アレルギーを持つ生徒への対応にも万全を期しています。生徒にも好評のようですので献立など今後益々研究していただくとともに、未だ給食センター建設が後手に回っていて給食に移行出来ていない中学校への早期導入を果たしていただきたいと思います。
〇７月１日から買い物時のレジ袋が有料化されました。プラスチックによる海洋汚染の課題について昨年６月市議会の一般質問で取り上げ(議会報告Ｖｏｌ．６９に詳しく掲示してあります)海洋汚染とＣＯ２削減の両面から真剣に取り組むべき課題だと申し上げておりますので、今回のレジ袋削減対策の実施は当然のことと理解しています。しかし時期が悪いな、というのが本音のところです。私はレジ袋削減はもっとずっと前から実施すべきことだと考えていましたし、実際に連合であったか東電労組であったか定かではありませんが、もう１０年以上も前に家庭で出来るＣＯ２削減対策の１つとしてレジ袋の使用を減らそう、という運動をしていたように記憶しています。今回の有料化施策の全国展開は開始時期として情けないほど遅いな、という感想を持っています。そして、こんなに遅く一向に取り組まなかった課題なのにわざわざこのコロナ渦で実施すべきことなのだろうか？ということが大きな疑問点なのです。レジ袋が有料化されるとマイバッグや数回使用したレジ袋を持参する人が急増します。みなさんはマイバッグを洗濯またはこまめに消毒しますでしょうか？私はしていません、というか、そういう視点を持ったことがありませんでした。コロナ対策で何処に入るのにも手洗いやアルコールなどの消毒液で手を洗浄しています。しかし持っているバックに気を配っている人は少ないと思います。そんなことを言い出したら履いている靴や洋服なども同じ要素は大いにあるとは思いますが、直接口に入る食料品を運搬する機会が多いレジ袋ですので気になるところです。実際に米国やカナダの一部ではマイバッグの使用を一時的に禁じているようですし、レジ袋有料化の導入を延期した国があるとお聞きします。新型コロナウイルスがどのような感染の仕方をするのかそれすらも確信を持てる情報が未だにありませんが、一般的に考えればウイルスが口から体内に入ることは一番警戒すべきことだと考えます。今一番重きを置いて取り組むべきことは新型コロナ対策であることは当然のことです。であれば１０年以上、私の感覚では２０年は遅いと思われるレジ袋削減施策を今行うことが本当に正しい選択なのでしょうか。ここまでほおっておいた取組みです、これを何が何でも今実施するのだという選択が本当に正しいのだろうかと思うのです。「今は有料化しませんが極力少なくする努力をしましょう、その際にマイバッグを使用する方は衛生面などに十分注意してください」と、こんな導入の方が正しいのではないかと考える訳です。とはいえ、導入されてしまいましたので、こういった声が大きくなりある程度改善されるにしても時間が必要です。食料品を入れるマイバッグは不潔にしないことを励行していただきたいと思います。尚、私はマイバッグの洗浄・選択をこまめに出来そうもないので食料品を買った時は有料のレジ袋をお願いし、そうでない場合はマイバッグにするように当面は使い分けようかと思っています。あとは当然ですが、レジ袋の中で一番使用時間が短いと言われるコンビニでの買い物は極力「シールで結構です」としたいと思っています。
※経済産業省が「石炭火力発電所の廃止論」を大々的に発表しました。これについても一言申し上げたかったのですが、次の機会にじっくりとやりたいと思います。
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