金沢市議会議員

黒沢かずき

KAZUKI KUROSAWA

黒沢かずき議員へのインタビュー

黒沢かずき金沢市議会議員(石川県)へ、平成26年6月6日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

黒沢和規議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

黒沢和規議員 地域や住民と直接関わりの強いのは地方議員であり、その中でも地域住民と接触の機会が多く深いのは、市町村議員であると思っています。したがって、地方に関わる点で言えば、制度的な骨格に関わる分野で役割を果たすのが国会議員であるとすれば、地方議員は、それらを受けてそれぞれの地域の実情において、住民意思を確認しながらどういう形で具現化し実現をし、住民福祉の向上を図っていくかが地方議員の役割と考えています。日々地域で生活している住民の皆様は、自分たちの住むまちのことを考え、住みよく暮らしやすい地域になることを願っており、それらの声を真摯に聞き、くみ上げて市政等に反映していくことが、私たち地方議員に最も期待されることだと考えています。

金沢市で今、一番問題だと思われる事

記者 金沢市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

黒沢和規議員 問題というよりも、市政の課題という視点から言いますと、平成27年の3月に北陸新幹線が金沢まで開業となります。そうしますと、人の流れがどっと多くなる、変わる、交流人口が格段に拡大してくるわけで、そのこと自体は、人口減少時代に入って いる今日の現状からしますと大変好ましいことです。しかし、一方ではその受け入れ体制を万全にしておかなければなりません。また、住民生活への影響も考えなくてはなりません。また、金沢に来てくださるお客様に満足していただける魅力あるまちづくりをしなくてはならないことは言うまでもありません。金沢のまちの魅力の大きな要素である伝統と文化をさらにどう磨きをかけていくか、また、そこに住む私たち住民がより暮らしやすいまちをどうつくり上げていくかということも忘れてはなりません。この課題は新幹線開業後においてもまちづくりの基本であると考えており、今日の市政の最も大きな課題の一つはそのことだと思っています。

その問題に対する具体策

記者 現在、黒沢市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

黒沢和規議員 現在の金沢の市内交通は、バスによる交通体系がつくられており、基幹的なものと して新しい交通システムの導入が必要ではないかと考えています。具体的には、市内中心部における新交通システム(LRT)の導入を進めることです。その実現に向けて今年は都市交通特別委員会に所属し議論の推進に努めています。また、金沢の文化の特筆すべきものの一つとしての食文化があります。昨年、市議会では「金沢の食文化の継承と振興に関する条例」が議員発議で議決され施行されました。私は、この条例の原発案者であり、現在は、この条例に基づき種々の政策が実行に移されることに力を入れています。

議員活動報告

記者 黒沢市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

黒沢和規議員 このホームページのほかに毎定例議会ごとに議会活動報告紙として「『出藍』こんにちは黒沢かずきです」を出させていただき、逐次議会報告などをしています。また、随時「市政報告会」を地域ごとに開催をし、議員活動や市政への考え方などついて報告 をさせていただき、また住民の皆様からのご意見等をお聞きしています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、黒沢市議は何が必要だとお考えですか。

黒沢和規議員 若い方たちも国政や市政に対して意見や要望を強弱はあるとしても持っていると私は思っています。若い人たちともいろいろな機会をとらえて直に話をし、それらに対して自分の意見や考え方を述べ、相互理解を深め、と同時に市政等に反映していくこと、それらを地道に行っていくことが第一だと思っています。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

黒沢和規議員 私は、金沢市のまちづくりはこうあるべきだ、市民の皆様の暮らしはこうあるべきだ、地域はこんなふうに住みよくなればいい、市議会はこうあるべきだという思いを機会あるごとに述べさせていただいています。どんな時でも方法でも結構です。皆様のご意見をお聞かせください。一緒にまちづくりを考え、誇りの持てる金沢を皆様とともにこれからも創り上げていきましょう。

黒沢かずき
金沢市議会議員