国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
増田裕一議員 やはり、身近な相談者といいましょうか、お役所仕事であったり、身の回りの行政サービスであったり、身の回りの事に関して気軽に相談できる相手。そして何か困った事だとか、問題があった事など、これを解決するのが、政治の仕事だと思うので、それが一番身近な存在であると思いますね。
杉並区で今、一番問題だと思われる事
記者 杉並区で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
増田裕一議員 いっぱい問題はあるんですけれども、特にということであれば、子育て支援ですね。保育所が足りないと、待機児童の問題が今年の4月にですね、大きく取り上げられましたけれども、この問題が大きいなと。次世代を育ててゆくという意味でも、また、私も子育て世代ですし、この問題に関しては、注目をしてますね。
その問題に対する具体策
記者 現在、増田区議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
増田裕一議員 私も子育て世代のひとりですので、特に提言をしておるということではないのですけれど、杉並区内にはですね、6ヵ所区立幼稚園があるんですけれども、やはり、我々一般の生活者の立場からすると、保育園も幼稚園も、小学校に通う前の同じ施設なんですよね。なので、やはり、その区立幼稚園に関しても、定員に対する充足率が6割、7割という状況があるというのは、やはり良くないと思いますので、「認定子ども園」という制度もございますし、そういう幼保一元化のような形でもっていければなぁと思っております。
記者 私、ちょっと理解できなっかたのですが、定員充足率が6割というのはどういうことですか。
増田裕一議員 幼稚園としての定員がありますよね。例えば、100人のところを60人とか70人しか、今入っていないということです。簡単に今、「定員」というふうに表現しましたけれど、その様な状況なんですね。まぁ、平均ですけれどね。
記者 あぁ、そうなんですか。なるほど。ありがとうございます。
議員活動報告
記者 増田区議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
増田裕一議員 そうですね、だいたい週に3回前後、朝、駅立ちをして、活動報告をさせていただいてますし、議会ごとにですね、年4回区政レポートを地域の方々に対して、発行させていただいてます。
記者 すばらしいですね。わかりました。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、増田区議は何が必要だとお考えですか。
増田裕一議員 端的にいうとですね、自分と身の回りとの関係というのがですね、認識できるようになれば、自分はひとりじゃ生けてゆけないと、世の中いろんな人がいて成り立っているんだと、また、政治もまたそれを調整したり、税金を使ってですね、何かものを建てたりですとか、サービスを提供したりしているわけなので、そういうところを認識できればいいと。で、特に社会科教育をもっと充実させてゆくべきだなと思います。杉並区でも「よのなか科」という授業を和田中学校でやってますけれども、こういったような社会科、自分と身の回りとの関係をより深めて勉強していけるような授業を、区立小学校、中学校でできていければなぁと考えています。
記者 ありがとうございます。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
増田裕一議員 皆さんからお預かりした税金は、1円たりとも無駄にしてはいけないと考えてますし、私も今あるお役所仕事をですね、行政改革を徹底して、自分のいただいている報酬の10倍以上の行政改革をしたいとそのように考えております。
記者 ありがとうございました。