和田洋一南足柄市議会議員(神奈川県)へ、平成30年4月23日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
南足柄市で今、一番問題だと思われる事
記者 南足柄市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
和田洋一議員 どこでもそうかもしれませんが、財政の問題が一番懸念されるところですね。
その問題に対する具体策
記者 現在、和田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
和田洋一議員 教育も福祉も大切なことなのですが、地域の活性化を与えないことには歳入も増えません。民間で言えば、資本金がなければ何もできないのと同じで苦労はしております。ただ、お金を使わなくてもやることはあると思います。今問題になっている空き家や、市が運営している第3セクターもありますので、その辺をきちんと活用すれば、なんとか少しは無駄もなくし、歳入を増やせるのではないかと思っています。行政としては、企業誘致の手立てをいろいろと考えておりますが、なかなか進まないのが現状です。
議員活動報告
記者 和田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
和田洋一議員 後援会の方でチラシを約3~4,000部作って、定期的に配っています。ただ、小田原市との合併問題が発生している関係で、現在は停滞しておりますため、口頭での報告が中心になっています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、和田市議は何が必要だとお考えですか。
和田洋一議員 若い人が議員になると興味を持ってもらえるのではとよく言われますが、昔と違って、サラリーマンにしろ、自営業にしろ、公務員にしろ、余裕がないのではと思います。聞くところによると、テレビ等で国政の事は知っていても地域の自治体にまで目が向かなかったり、誰がやっても同じというあきらめムードのようなところもあるようですので、非常に難しいですね。また、少子高齢化で圧倒的に高齢者の票数や投票率が高いため、高齢者中心の結果が出てしまう部分も懸念されます。ただ、うちの議会では、議員定数の削減の提案が出ていて、議員報酬の見直しも議論となっています。少しでも若い人達が議員になれる環境作りも一つの対策かもしれませんね。