森田としかず加古川市議会議員(兵庫県)へ、平成29年11月13日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
加古川市で今、一番問題だと思われる事
記者 加古川市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
森田俊和議員 加古川市の児童生徒約22,000人の内、約200人の小中学生不登校児がまたどんどん増え、人口が減りつつあるにも関わらず、年間30日以上の欠席をした不登校児だけでも200人を超えてきている状況です。保健室登校や30日に満たない児童生徒を含めると、もっと大きな数字になります。
その問題に対する具体策
記者 現在、森田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
森田俊和議員 加古川の場合は、スクールカウンセラーやアシスタントを置いていますが、学校の先生も一人一人に目を向ける時間も限られてきていますので、従来の様に学校の中だけの対応では難しくなってきています。そのため、学校外の各種団体との連携を図っていくためにも、スクールソーシャルワーカーという専属職員を別途配置してほしいという事を教育委員会へ言い続けてきました。今年から、2名入れていただきました。今後、順次増やしていただくことになっております。
議員活動報告
記者 森田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
森田俊和議員 基本的に文章も含め、市政報告会など一切やっておりません。自己PR的な報告書を出している議員も見受けられますが、私は議会での議会だよりをもっと充実させれば、個人的な市政報告は必要ないという考えです。議会改革検討委員会の中でも、議会だよりの内容を今までの要点だけの記載から、紙面を増やして、内容をもっと拡充して市民の人に広く知っていただくという方向に変更されました。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、森田市議は何が必要だとお考えですか。
森田俊和議員 全国的に一緒ですが、20代の投票率が一番低いんですよね。物質的にも恵まれている中で、誰かがどこかで何とかしてくれているという意識で無関心な方が多いのだと思います。私も地元の方によくお話しするのですが、議員も含めて行政が何をしているのかということにもう少し興味を持ってほしいと思います。そして、国政と違って地方は自分達の声で確実に反映できるということ、自分が持っている投票権1票が元になっているということを自覚してもらいたいということをPRしています。