笠間たけお潮来市議会議員(茨城県)へ、平成23年10月11日にインタビュー取材をさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
笠間丈夫議員 出身地域の活性化ということもあるかと思いますが、市全体の活性化や発展ということに気をつけて活動しております。
潮来市で今、一番問題だと思われる事
記者 潮来市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
笠間丈夫議員 自主財源があまりないという財政面の問題だと思います。
その問題に対する具体策
記者 現在、笠間丈夫市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
笠間丈夫議員 企業誘致でなんとかしようと考えているのですが、全国どこでも企業誘致に取り組んでいるわけですので、並大抵の方法では企業誘致は難しいだろうと感じますね。企業誘致も一つの手ではあると思いますが、市民の皆さんの要望も多様化してきていますので、もっとお金のかからない行政運営をすれば良いのではと思います。行政側も資金がないことをもう少し市民へ説明し理解してもらい、出来るものと出来ないものをはっきり回答することが大切だと思います。また、市民側としても行政に要望を言うだけではなく、自分たちで出来ることは自分たちでやるという市民協働意識もっと広めていけば、いくらかでもお金のかからない行政運営ができるのではないかと思っています。
議員活動報告
記者 笠間丈夫市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
笠間丈夫議員 年に2回は支持者のお宅を個別訪問して、半年間の報告をさせていただいております。また、会社関係や所属自治会等には議会終了ごとに議会報告会を行っております。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、笠間丈夫市議は何が必要だとお考えですか。
笠間丈夫議員 今政治離れと言われる時代の波及の結果として、議会不要論、議員不要論などよく新聞等でにぎわっていますが、政治に興味を持つ若い人が少ないのは、世の中平和過ぎて物が満ち足り過ぎているからなのかなという気がします。私もいろいろな団地自治会との繋がりがあり、その中でも若い世代の多い自治会よりは、高齢者の多い地域の自治会の方が行政に対する関心も強く持っているのは事実ですね。昔は、地域の人々の繋がりもあったのですが、だんだんと核家族化が進み、心の状態も個人主義的になっているのだと思いますので、ボランティア関係や団体活動等に参加していただき、人との繋がりを持っていただければ、政治的な面でも関心を持ってくれるようになると思います。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
笠間丈夫議員 今年の9月で会社の方も定年になり、今後はより一層地域活動に十分な時間を費やして活動していけると思いますので、今後の頑張りにご期待いただきたいと思います。
記者 ありがとうございました。