牧田小学校では、木質ペレットストーブが児童を出迎え
大垣市立牧田小学校では木質ペレットストーブが寒い朝、児童を暖かく出迎えています。
木質ペレットとは木の粉を固めて小指の頭くらいにしたものです。
火力は灯油の半分くらいです。また、燃焼空気は室外へ排出し、室内の空気のみを暖めて循環しています。
このため、小・中会議室向きなのですが、牧田小学校では学習のため、玄関ホールに置かれています。(こうした天井の高い場所では上にたまった暖かい空気を下へおくるゆっくり回転のファンがあるとより有効ですが。)
理科の時間や社会科の時間で、石油に代わるエネルギーの具体例として、また、地元の木材を使うことで生態系が安定し豊かな環境が維持できることなどを学んでもらえるよう、地域の人々の期待が込められています。
また、実用例としては牧田保育園の一時保育室で岐阜県の企業が開発した小型のペレットストーブが活躍しています。
山の木をストーブだけでなく、やがてボイラーで使うようになれば、山に仕事ができ、山村部と都心部でお金が循環するようになります。
私はそんな社会が少しでも早く来るよう取り組んでいます。
《写真》:炎の姿もまた格別。上石津の山から出された間伐材が燃料となって、子どもたちの心と体を温めてくれています。
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