大垣市議会議員

田中たかのり

TAKANORI TANAKA

田中たかのりの使命
健康で笑顔あふれるふるさとづくり
VOL.3

鳥獣害対策の決め手は「冬の餌を断つ」、「里の身近な隠れ場所を無くす」、「見たらとことん追いかけ回す

田中たかのりの使命

今、中山間地域では獣(シカ、イノシシなど)の害が深刻になっています。

12月12日に上石津農村環境改善センターに井上雅央(まさてる)氏をお迎えして、「獣害、なぜ増える?どう防ぐ!」と題しての講演会(学習会)が開かれました。

関心の高さを反映して、会場は満員。現場たたき上げの経験から、「作物をとられないようにする」のではなく、「冬に獣の餌となるような草を生やさない・近づけない」、「身を隠す茂みを里の近くに作らない」、「野生の獣をみたら脅しまくる、追いかけまくる」など、新鮮な言葉の連続。

政治家は「地球の温暖化」とか「猟師の減少」とか「山の餌の減少」とか言いたがるが、全くでたらめ。事実上の「餌付け」となっているから獣は里に定着してしまう。獣害対策の要は「餌付け」となってしまっている事実を断ち切ること、との指導に私も目から鱗の思いでした。

その晩、帰りにわざわざ真っ暗な田んぼへ周り、案の定飛び出してきた鹿を軽トラのクラクションで脅し、追い回してから帰宅しました。

《写真説明》:軽妙なのに実に内容のある、まさに関西人典型のおもしろくてためになるお話でした。何としてもこれからの対策に生かさなければ。

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