結城しげる取手市議会議員(茨城県)へ、平成23年10月6日にインタビュー取材をさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
結城繁議員 議院内閣制の国会議員に対して二元代表制の地方議員は、地元密着型で全く性格が違いすでの、市民の意見をきちっと吸い上げて、市長に対して議会としてどうするかということが地方議員の役目だと私は思っています。
取手市で今、一番問題だと思われる事
記者 取手市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
結城繁議員 今取手の駅前は、取手市が関係した再開発ビルそのものが去年の8月に撤退し、1年近く取手の駅から大型店が姿を消してしまったため、特に車に乗れない高齢者の方などの買い物難民が駅前で生まれている状況です。更に、つくばエクスプレスが通ったことによって、常磐線の乗降客が減り、取手の場合は35%乗降客が減ったため、地盤沈下が駅前で始まっています。市長が変わるたびに再開発区画整理計画が変わってしまい、一つの形としてできていないということが一番の問題だと思います。
その問題に対する具体策
記者 現在、結城繁市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
結城繁議員 私も街づくりの勉強会にいろいろ参加しておりますが、地元の地権者の人たちや周りの市民の意見をしっかり吸い上げて、どのような方向にもっていったらよいのかということを具体的にやっております。
議員活動報告
記者 結城繁市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
結城繁議員 ひとつは自分のホームページやツイッター、facebookなどのメディアの活用です。あとはレポートを作成して発行したり、ミニ集会を開いて報告しています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、結城繁市議は何が必要だとお考えですか。
結城繁議員 今回のような放射能問題は、若いお父さんお母さん達にとっては非常に身近な問題ですので、こういった身近な問題をきっかけに政治に興味を持ってほしいと思います。また、私が今取り組んでいることは、ここの街で生まれ育っている子供たちに私が前面に出て行って、いろいろなことを体験させてあげるイベントなどを企画しています。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
結城繁議員 地方議員の仕事は地元密着型なので、いろいろ疑問点があれば私の方へお声かけいただきたいと思います。あと、私が公約に挙げていた議会基本条例の制定に関しては、今一生懸命進めており、12月議会に上程する予定です。議会も選挙の時だけに関心が向きがちですが、選んだ議員がどんな活動をしているか是非検証していただきたいと思います。
記者 ありがとうございました。