矢島まち子横須賀市議会議員(神奈川県)へ、平成22年9月16日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
矢島真知子議員 国政に対しては、国が担うべき経済の根本等の大きな課題だと思いますが、地方議員に対しては身近な福祉の課題や市民協働などではないでしょうか。
横須賀市で今、一番問題だと思われる事
記者 横須賀市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
矢島真知子議員 自治体の憲法というべき自治基本条例は、これからの地域主権時代において、行政、市民、議会、地域の企業を含めた地域を構成する全ての人達が自分たちの街をどうしていくのかということを確認するために、本当に必要であると私はずっと提案し続け、昨年市長が交代してからやっと自治基本条例を定める動きが出ました。私はプロセスが非常に大事だと考え、そこを重視していただきたいのですが、まだ従来の手法でやられている点を危惧しています。また、横須賀市は米軍基地を抱えておりますので、住民投票制度をどうするかという問題があり、自治基本条例が本当にすんなりいくのかどうかという点も課題となっていると思います。
その問題に対する具体策
記者 現在、矢島市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
矢島真知子議員 数年前までは市民レベルで自治基本条例を作ろうという活動をしておりましたが、現在は特に個人的に動いていることはありません。
議員活動報告
記者 矢島市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
矢島真知子議員 議会が終わるたびに必ず自分の「まちづくりタイムズ」という議会だよりを発行し、市内に新聞折り込みや郵送で配布しています。あとは、議会報告会を行ない、直接市民の皆さんとの意見交換会を開いております。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、矢島市議は何が必要だとお考えですか。
矢島真知子議員 今の時間の流れから考えますと、ホームページより即時性のあるブログやツイッターで情報を提供することが若い人達には良いと思います。また、教育の中で、もっと近代の政治史を学ばせるべきだと感じています。若い人に限らず、一般市民の方々はマスコミから得ている情報に影響される部分があるので、これからは議会が市民の中にどんどん出ていき、市民と直接対話をする場を増やしていくことによって、政治に関心を寄せていただければと思います。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
矢島真知子議員 議員一人一人が何をしているのかということを議事録や議会中継等でしっかり見極めていただき、投票行動を行なっていただくとありがたいと思います。
記者 ありがとうございました。