みなさん、改めましてこんばんは。お忙しい中、お集まりいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今朝7:00にパソコンで娘にメールを打っていましたら、妻が後ろからパパの娘に打つメールは顔マークがいっぱい入ってかわいいね。私にくれるメールは、顔マークなんか入ってないのに。という爽やかな朝の会話から今日も始まり、早12時間が経とうとしております。皆さんの朝の始まりは如何でしたでしょうか?
さて、私が10代の時に覚えた言葉の中に、人間座って半畳、寝て1畳という言葉が有ります。とある漫画の中に、有ったフレーズでありますが、先月3月11日、地球観測史上4度目のマグニチュード9.0東北地方・太平洋沖地震が発生致しました。被災されている方々の中には、その「寝て1畳」のスペースさえも確保できない、極めて困難な生活を余儀なくされている方々が沢山いらっしゃいます。
この場をお借りして、被災されている方々に心よりのお見舞いを申し上げ、、亡くなられた方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げたいと存じます。
さて、今日私に与えられております、持ち時間は15分でありますので、色々とはしょって喋っていきますが、伊予市の防災はどうなっているのか?4年前から県下11市の先頭バッターとして伊予市が防災行政無線を導入致しました。
導入前に色々と論議していく中で伊予市の行政は、私から言わせれば何にも理解をしてないまま予算を付けているとの判断で、当時16億円の予算を10億円に差し戻し、誰でも競争できるフラットな土俵での一般競争入札が行われ、5億円そこそこの金額で落札しております。その後色々と必要なものは必要としての変更をして現在の形になっておりますが・・・・・この話だけで1時間は有に超えますのでやめます。
また各地域に作られた自主防災組織におきましても、6年前に宮下で、決して絵に描いた餅になってはいけないという思いから、南海東南海地震を想定した際、瀬戸内海直下の地震が発生しても津波の影響は受けないであろうと言う認識から宮の下にはヘリポートもあるんだと言う意識付けが絶対に必要なんですよと発言もしてまいりました。決して大風呂敷を広げたわけではないんですが、当時からそんな思いが私の中には有りました。
あの・・・勘違いなされてはいけませんので、お伝えしておきますが、こうやって皆さんの前で語ると言う事は、私自身に問いかける事でございまして、皆さんに語る事は、教える事では無くて、皆さんに尋ねる事であるという認識のもと、私はしゃべっておるつもりです。今日の「僕らの暮らしを共に語る会」のコンセプトもそうであってほしいと願ってもおります。
まず、簡単に現在の伊予市の財政状況を申し上げますが、家計簿的に申し上げますと、一家の働いて得る収入が40億円と考えて下さい。これが住民税・固定資産税・軽4税・たばこ税といったものです。
それと、東京に住んでいる両親から支送りってもらえる、お金が80億円と考えて下さい。これが交付金というものです。併せて120億円で一家の生活を立てているわけでありますが、今までに借りたお金が約150億円有りますので、これも年々先ほどの120億円の中から返している状態が、郡中の両親と南伊予の長男、北山崎の二男、南山崎の長女と双海の父方の弟、中山の母方の妹と暮らしている伊予市家の家計簿です。
そして長男の子供がそれぞれ独立しておりまして、その子供達も、幾分いままでに借金をしておりまして、その額が約150億円ございます。これが俗に言う特別会計でございます。
要は伊予市全体の今の借金が300億円あります。そして曾祖父が建てた家も、かなり老朽化しておりますので立て変えなくてはならない。また子供たちや、独立した孫たちにも色々とお金がかかる。
今の家計簿で借り入れを行うと、4年後の借金が約400億円になります。そんな経営状態の中で私たちの暮らしは営まれているという事であります。
皆さんも時々は、伊予市の家計簿を覗いてみてください。家計簿のチェックを怠ると、知らないうちに私たちのお小遣いが減るどころか、お年玉に入れる金額、これが住民税や固定資産税でありますが増やされてしまいます。
皆さんもこれ以上、お金を取られるのは嫌でしょう。そのためにも家計簿は身の丈に合った支出でなければ、北海道の夕張クンと親戚になってしまいます。そうなったら、伊予市で軽4を持っている人の税金は、松前町で軽4税を払う金額の倍になります。住民税も上がります。当然固定資産税も上がります。
それがいやなら、よその自治体に住民票を移すしかない。ただそのときには、家持ちの人や田んぼや畑を持っている人がその財産を売ろうとしても買い手がなかなかつかないのであります。
ちなみにエミフル松前や東洋レーヨンで、なんか松前の方がええわいと思っている方もいるかもしれませんが、財政状態は現段階では伊予市の方が良いという事も知っておいて下さい。
別に松前が危ないという事でもございません。ただこのまま、伊予市総合計画にのったことを全てやろうとしたら、伊予市はすぐに松前を抜いて財政に赤いランプがともります。
ここに、私が6月議会で一般質問する原稿の一部があります。
これは、
「平成23年3月の情報で、この土地を4点(長方形の4隅)調査した際、福祉センターを建築するための支持地盤層が20m~26mで、基礎杭を施工するのに約1億円費やさなければならない。1億円この土地に費やすという事はいかがなものと考え、再度考え方を今一度リセットしてみようと認識したからであります。
いま述べた事に関連して、何点かの質問あるいは提案を致しますので御答弁願いたいと存じます。
①合併して6年が経過し、中山がどうのこうの、旧の伊予市がどうのこうのと言うつもりは更更ございません。国からの緩やかな指導による公社の解散を伊予市は受け入れ、平成23年9月に解散にもっていく計画であると思うが、まず一つ確認したい事は、土地開発公社の負債の内訳の事であるが、北山天神の土地の負債がいくらで、中山門前の土地の負債がいくらになっているのかをお聞かせ下さい。ちなみに、平成22事業年度 伊予市土地開発公社予定貸借対照表(平成23年3月31日)見込みで、固定負債の借入金2億6千万円のうち北山天神が約2千万円、中山門前が約2億4千万円と、私は聞き及んでおりますが正確な数字内訳をこの議会の場でお聞かせ下さい。
②平成22年度における計画では、平成23年9月には土地開発公社を解散にもっていく計画であると記憶しておりますが、9月でも12月でも平成24年3月での解散になっても、そのことにはこだわりを持ちませんが、一つ確認したいのは解散時の固定負債をどのように補てんし、+-0にして解散させるのか?一般会計から充当するのか、それとも他の方法で解散させるのかを、伺いたい。
③合併特例債の事業認可を受けて総合保健福祉センターを建設し、完成しました。その後において、現在の土地開発公社の固定負債金額(前項で何がしかの充当をして+-0で解散させるために用いた金額)を合併特例債の恩典でどういう形で処理されていくのか具体的に聞かせて頂きたい。
④平成23年3月の情報では、この土地を4点(長方形の4隅)調査した際、福祉センターを建築するための支持地盤層が20m~26mで、基礎杭を施工するのに約1億円費やさなければならない。1億円この土地に費やす事もいかがなものと考えるが、本当に1億円ほどで工法で基礎杭を完成させることが出来るのかを、具体的に伺いたい。
⑤現在の北山天神の土地の簿価が約¥57,000-/m2と聞き及んでいるが、公社持ちの土地が約5,000m2とした場合、全体で約285,000,000-となる。これに合併債起債での返ってくる、国からの補助分0.665を乗ずれば、約189,500,000-。公社負債額約260,000,000-から約189,500,000-を引くと約70,500,000-。この金額を何かで充当して+-0で土地開発公社を解散にもっていく。
この土地を30,000-/m2(約100,000-/坪)で民間に売却できたと仮定した場合、\150,000,000-。負債額から引くと\110,000,000-。この金額を何かで充当して+-0で土地開発公社を解散にもっていく。JAの土地購入も予算が通過した今、この土地は約6,000m2有り、50軒ぐらいの住宅が出来る。そうすると、私は自分の価値観のもとで質問をするが、まずシャッター商店街のシャッターが一つでも開くと考える。
また、回遊型、周遊型のまちづくりを考える上でも、またコンパクトシティを実現していくためにも人口がここに増えると言う事で良き事と考える。
そして私が考える郡中港の再構築のためにもベターな考えではないだろうか。北山天神の土地は民間に安値で売却すべきであると考えているが、理事者としてはこんな考え取るに足らないと考えるか、意見としては聞いておくと考えるか、そのあたりの感想をお聞かせ願いたい。
⑥この事を踏まえての私の対案は、この庁舎が有るこの場所においても、おそらく支持地盤が20mほど下がらないと無いであろう。それでも庁舎の場所は、私が持っている情報下でも現時点でここしかない。それならばこの場所でも基礎杭を施す為に1億、2億の費用を捻出しなければならない。それならばここに庁舎機能と総合保健福祉センター機能を兼ね備えた建設をすればよいのではないか。
このことについて、どうお考えになるかをお聞かせ頂けないでしょうか。
⑦この場所に庁舎を建設するにあたり、さきの東北地方・太平洋沖地震で記録したマグニチュウド9.0。瀬戸内海直下の地震が発生した場合、これを想定内に入れたとき1階の部分はすべて駐車場にして津波に備える。このことについて、どういった見解を持たれているのかお尋ねしたい。
⑧東日本大震災により、合併債の期限も延長されるかもしれない。同時に7割3割の国からの交付金も5割5割になるかもしれない。と私は想定しているのですが、現在伊予市の抱えている起債残高が一般会計・特別会計合わせて約300億円あり、今後の想定では、平成26年度末の起債残高が400億円になる予測を立てている。
民間ではあらゆる事を想定し、計画・実行・検証・是正のP・D・C・Aのサイクルを回し企業の生き残りを図っているが、交付金が仮に5割5割、もしくは3割しか下りないと想定した際、国への借金を償還していくための財源は何を充てていくのか、固定資産税を上げるのか、それとも総合計画に挙げている施策を止めていくのか。 この事についての行政におけるP・D・C・Aをお聞かせ願いたい。
⑨人間という生き物は、未知のものに対し畏敬の念を抱きながらも、色々な事を頭の中で考える。それが出来るから、色んなSF映画が創造され、また色んな小説も執筆できる。
だから、人間にとって想定外のことは無いのではとついつい私のような俗人は考えてしまう。
3月11日に発生した地震や震災から、伊予市は何を学び、この事により何を活かそうとするのか。
東南海・南海地震が起きて、西日本大震災なるものを見据えたとき現段階で伊予市が考える箱モノ建設・防災施設とは如何にあるべきでいかに対応しようとしているのか、今まで発言した①~⑧のことも含んでの御見解を承りたい。
以上。9点の質問あるいは提案について宜しくご審議いただき私のような俗人にも納得できるような分かりやすい御答弁をお願い致します。」
民間の企業は生き残っていくために、PDCA・ISOを導入した際には必ず耳にした表現、Pは計画・Dは実行・Cは検証・Aは是正このPDCAをサイクル回し続けていく事により企業の生き残りを図っています。
つまりは、何かを成していく際には、今の現状や将来展望を考慮し計画し、そしてしっかりとした形で実行していく。
出来あがったものに対し問題点はないのかを、きちんと検証していく。問題点がみつかれば現状と将来を見極めて是正見直していく。
これを一つの円としてサイクルとしてまわしていく。これが出来ない企業は、生き残っていけない。民間においてはとうの昔からあった考え方を伊予市においては、議会で私が発言した6年前から、やっとこさ言葉にしてきた。まるで昔からやっているかのように。
1年もたたない前に私が発言した、LCCという表現、こらはライフ・サイクル・コストの略でありますが、箱モノを建てる際に、その建築物がその一生を終えるまでにかかるメンテナンス維持管理費用をしっかりと想定して庁舎や文化ホールや福祉センターを設計していく考えのもと、また循環型社会の構築には必要なものとして、行政の用語に登場してきたものですが、今現在は、さも昔から知っているかのごとく使用されだした言葉でありますが、私は何もそんな言葉を知っていたとか、知らなかったという様な事を言っているのではなく、本当にその言葉・表現の持つ意味を真剣に理解し税金を投入してもらいたいと言う思いからこんな事を言っているわけでございます。
私はこれからは地域力、地域力を持っているところが生き残っていく。そこに暮らす人と人のはざまに出来る人間関係・絆が一つのコミュニティを創りだし、それこそが時代のニーズ要求にあったものを作り上げ、そのコミュニティの絆が強ければ強いほど、その地域は、進化し続けるものだと、私自身はその認識を強くしておる所でございます。
水道料金も近々上がります。今100円なら113円ぐらいになるかもしれません。
子宮けい癌ワクチンは、全額伊予市が持つ事になっています。対象者は中学1年生から高校1年生までの女性です。今はワクチンが入って来ない状態ですが、かかりつけの内科や婦人科の医療機関で手続をするだけで、ワクチンさえ入ってくれば無料で摂取できます。
色んな情報が有るのですが、
15分が経過しようとしております。この第1回僕らの暮らしを語る会が、将来にわたり伊予市に暮らす我々にとって、有意義で実のある会に発展していく事を願っております。また同時にこの邦友会の絆がより一層強く深くなっていく事を切望して、共に語る会の御挨拶に代えさせて頂きます。
皆様方におかれましては、楽しく有意義な時間を過ごされること願っております。
本日は、本当にありがとうございました。