若林清子荒川区議会議員

KIYOKO WAKABAYASHI

若林清子議員へのインタビュー

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

若林清子議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

若林清子議員 国政も地方議員も望む基本姿勢は変わりません。国の方向性を担うのが国会議員であり、区の方向性を担うのが地方議員であると考えております。区民の方々が「住んで良かった」と思える街の実現に努力していかなければいけませんし、又区民の方々も、期待していらっしゃると思います。このように区民の人達が、幸せになれる政策を実現していく役目が地方議員であると考えております。

荒川区で今、一番問題だと思われる事

記者 荒川区で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

若林清子議員 荒川区は23区の中でも3番目に高齢化率が高いんですね。高齢者の方々がこの地域の中で、気持ち良く幸せに生き長らえるかが大事だと考えております。又、これからの日本を、そして荒川区を支えていく子供達の教育も同じ位大事と考えておりますが、日本を、そして荒川区を担ってきた高齢者は宝ですよね。

その問題に対する具体策

記者 現在、若林区議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

若林清子議員 介護保険制度が始まったばかりは、「自宅に居ながらヘルパーさんにお手伝いをして戴く」という受けるサービスでした。受けるサービスも良ろしいのですが、お年寄りを外出させるサービスも必要ではないかと、6年前に、私は「予防介護」ということを提案いたしました。一歩外に出るとなれば、女性ならば鏡を見て、身支度をしたり、紅を引いたりするでしょう。それが「生きがい」にも繋がっていくのですよね。町会会館等を利用して、月1回ご近所の方々に集まって戴き、「茶話会」を開いてまいりました。荒川区では「粋・活サロン」と名づけ、今では28ヶ所にも増えており、どの会場からも、笑い声が絶えません。社会福祉協議会が中心となり、民生委員さんや、町会の婦人部の方々等がお手伝いをしてくだっさっています。外に出る機会を持つという事は、歩くことから健康にも繋がりますし、又お友達も増えるという事から、生きがいにも繋がり、更に「予防介護」に繋がっていくのです。「生涯現役」を合い言葉にもっともっと「粋・活サロン」を増やしていきたいですね。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

若林清子議員 私をお支え戴き、又期待をかけて戴いております支持者に、改めて感謝申し上げます。皆様の代弁者であり、又後世に負の遺産を残さぬよう、今やらねばならぬ事をしっかりと見極め、仕事をして参りたいと存じます。

記者 ありがとうございました。

若林清子荒川区議会議員