高橋かつお栗原市議会議員(宮城県)へ、平成23年12月13日に栗原市の問題点および取り組みについてインタビュー取材をさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
栗原市の問題点および取り組みについて
9月議会に続いて12月議会の一般質問でも、放射線問題について発言させていただきました。
栗原市では、約900トンを超える汚染稲わらの一時保管場所をめぐって、住民説明会等を開きましたが、一か所に集中して集める方向に対してなかなか住民の了解が得られないという問題があります。また、安全対策として県が行った稲わらの厳重ラッピング作業の中で、防護服や防塵マスクが作業員全員に支給されていなかったということが問題視されており、健康調査も含めて、作業員に対する県の安全対策対応に、市としても抗議するところは抗議すべきだということなど、訴えかけております。
来年施行されます環境庁の特別処置法により、栗原市も除染計画の策定に入りますが、栗原市としての除染計画の基本的な捉え方や優先順位をどうしていくか、ということも今後の取り組みとして考えております。
放射線の問題は、ここ1,2年で方向性が出てくるような簡単な問題ではありませんので、長い取り組みとして、市民の皆さんの理解を得ながら進めていくしかないと思います。
栗原市民のためにお役にたつべく、高橋かつおはこれからもがんばって参ります。