福田あきひこ宗像市議会議員(福岡県)へ、平成28年2月8日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
宗像市で今、一番問題だと思われる事
記者 宗像市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
福田昭彦議員 財政面での問題が一番心配ですね。今年から合併算定替えがあるので、10年後の予算は25億円程減ると言われていますが、それもどうなるかわかりません。臨時財政対策債に対しても本当に保証されてはいません。そういった財源がない中、昨年市長は、事業費65億円という大型体育館建設計画を打ち立てました。国もそうですが、財源がないにも関わらず、予算ばかり増やすやり方が一番の問題だと感じています。
その問題に対する具体策
記者 現在、福田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
福田昭彦議員予算に、シーリングをかけた中でやるというのが私の持論ですが、議会でも、他の議員の皆さんの力を借りながら、予算委員会ではしっかりと事業評価をして、予算の是々非々を決めていく仕組み作りを導入しようとしているところです。
議員活動報告
記者 福田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
福田昭彦議員 ホームページもありますが、主な活動報告としては、年4回、定例会の後には必ず、支持者の方へ議会報告のハガキ1700枚を配布し、市のコミュニティーセンターをお借りして、市政報告会も開いています。あとは、自分の住んでいるエリアと駅を中心に、自分の議会だよりを作成して配布しています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、福田市議は何が必要だとお考えですか。
福田昭彦議員 どこの議会でも議会基本条例を作って、年に1回は報告会を行なうということをやっていますが、こういう事だけでは市民の方々の意識も変わらないし、納得もされないと思います。議会の見える化ということが盛んに言われていますが、最低でも議会で何が起こっているかということを市民の皆さんへ知らせる、ということが基本中の基本だと思います。その上で、市民の意見を吸い上げて、それを議会に反映していく、というこの3つのステップを踏まえた議会からの情報発信が若い有権者にかかわらず、すべての有権者に対して重要だと思います。