平成23年(2011年)4月に発行された、後援会報第3号のダイジェスト版です。
写真:山口県庁へ土木防災情報システムの改善を要望
平成22年(2010年)
7月4日 クリーン光大作戦
7月7日~9日 為光会先進地視察(多摩市議会報告会・鶴ヶ島市議会基本条例)
7月31日 虹ヶ丘森ケ峠線開通式
7月31日 エコフェスタ
8月2日~4日 教育キャンプ(周防の森ロッジ)
8月14日 光高等学校同窓会「光潮会」
8月18日 市議会議員研修会(山口市)
8月21日 伊藤公記念公園きもだめし大会
8月25日 8月議会(市立病院再編計画)
8月27日~29日 国体リハーサル(セーリング)
8月28日 光市民ミュージカル
8月31日 恋路クリーンセンター議会(下松市)
9月4日 光市子ども会大会
9月7日~10月14日 9月議会【下記Q&A】
10月3日 光まつり
10月9日~10日 早長八幡宮秋まつり
10月10日 みたらい湾花火大会
10月20日 (仮称)室積コミュニティセンター検討会議
10月27日 国体ボランティア研修(美祢市)
11月4日 為光会予算要望書提出【下記レポート】
11月8日~9日 環境経済委員会先進地視察(行橋市文化財保護・門司港レトロ整備)
11月10日 むろづみミーティング【下記レポート】
11月16日 11月議会(議長選挙)
11月21日~23日 国体リハーサル(バドミントン)
11月27日 筑波大学オリエンテーリング愛好会OB会設立35周年記念大会
12月2日~22日 12月議会【下記Q&A】
12月26日 普賢寺今昔市十年市
12月26日 室積商店会大処分セール
平成23年(2011年)
1月14日 全員協議会(三島温泉健康交流施設)
2月2日 浅江中学校太陽光発電通電式
2月8日 全員協議会(給食センター建替)
2月15日 総務文教委員会市内視察(光青年の家・勤労青少年ホーム)
2月23日~3月24日 3月議会【下記Q&A】
2月27日 緑十字清掃植樹
3月27日 着物でぶらりinむろづみ
事業仕分的な要望書提出
平成22年11月4日、光市議会会派「為光会」より市川市長に対し予算要望書を提出しました。現在実施されている事業や催事を精査し、廃止や統合に踏み込んだ厳しい要望項目となっております。
①若者の定住促進
②おっぱい都市宣言の施策展開
・子ども入院時医療費無料化の所得制限撤廃
・おっぱいまつりの推進
・赤ちゃんとのふれあい体験
・三世代同居住宅の補助制度創設
・冠山総合公園に市民参加型誕生記念広場
③市立幼稚園の統廃合
④勤労青少年ホームの廃止
⑤光まつり・ふるさとまつり等催事の見直し
⑥下水道供用予定区域の見直し
⑦JR光駅前駐車場に自動ゲート設置
⑧小中学校再編計画の具体案作成
⑨頑張る地域・頑張る自治会への支援
⑩バス路線再編とコミュニティ交通調査
むろづみミーティング
平成22年11月10日に、室積連合自治会とむろづみ議員の会で、第5回市議会報告会「むろづみミーティング」を開催しました。
市議からは病院再編計画や平成21年度決算、議会改革の取組状況について報告を行いました。また、これまでのミーティングで取り上げられた議題について、解決された事例の報告や対応が困難である理由などが説明されました。
自治会からは、地域の問題や光市の課題について意見交換がありました。
・小河川の堆積物除去(南潮浜)
・小学校通学路の歩道段差解消(山根町)
・アイゴの危険箇所の補修(山根町)
・下水道の早期整備(市延・西江の浦)
・地デジ難視聴地区対策(西伊保木)
なお、本ミーティングには4名の下松市議会議員が傍聴に訪れました。今後も継続的に開催するとともに、この取り組みが光市全体に広がるよう働きかけて参ります。
議会改革を推進 市議定数は22名から18名へ
光市議会議員定数を22名から18名に削減する条令が、平成22年12月議会において、多数の賛成を持って可決されました。
18名の市議定数を他市と比較すると、山口県内13市では柳井市と並び最も小さい市議会となります。人口5万人台の全国79市の中では少ない方から8番目となり、中国地方では最も少ない議員定数です。
さらなる議会改革としては、議会報告会を市内全地区で実施することや、議会提出資料のホームページ掲載、審議のインターネット中継などに取り組んでいきたいと考えております。
平成22年9月議会の質問と回答
Q1:ゲリラ豪雨への防災対策はとられているか?
A:土砂災害ハザードマップを平成25年度に作成する予定。砂防事業化については、地元機運が高まれば事業メニューや地元負担について説明したい。
平成22年7月15日の小野田市水害にあたり、山口県土木防災情報システムへアクセスが集中して機能が停止した。県においてシステムの改修が進められている。【上記写真】
Q2:小中学校の耐震化はどのように進めるか?
A:平成22年度は光井小・上島田小・岩田小・大和中の4体育館で工事を実施する。耐震化率は現在49%で県内13市中7位であるが、他市の計画期間よりも短い8年間で耐震化を推進する。平成23年度末には66.7%となる見通し。
Q3:国民体育大会セーリング競技を市民が観覧する方法は?
A:平成22年10月2日~5日にかけて、スポーツ交流村でセーリング競技が開催される。日本セーリング連盟は「見る国体・見せるセーリング」を運営の柱にあげている。テレビ中継や室積海水浴場への観覧エリアの設置については、検討していきたい。
平成22年12月議会の質問と回答
Q1:水道料金値上げの前に、経営合理化は尽くされているか?
A:水道料金収集の外部委託を廃止し、水道ビジョン作成も職員で作成した。大和簡易水道の統合にあたっても、人員増加なしで対応している。過去5年間で総人件費の26%、年間9000万円を削減した。
Q2:市職員配置は業務量変動に応じて柔軟な異動ができないか?
A:病院局・水道局との人事交流は、市長と管理者が必要に応じて協議のうえ実施する。職員の希望による異動はない。病院間の異動については、必要に応じて行う。
Q3:勤労青少年ホームや公立幼稚園の利用状況と今後の展望は?
A:昭和48年に建設された勤労青少年ホームは、利用者数が低減しており年5311人の利用である。
3つの市立幼稚園の定員は180名だが、入園児は現在50名である。公立幼稚園・保育園の再編について検討するため、庁内検討会議を設置して議論している。
平成23年3月議会の質問と回答
Q1:過去最大規模となった平成23年度予算には、厳しい節減の努力があるのか?
A:山口国体・子ども手当・予防接種・市道岩狩線工事などにより、予算規模が拡大している。経費のシーリング・建設事業の縮減・補助金の見直し・虹ヶ浜ナイター海水浴廃止などを行い、限られた行政資源を効果的に活用する。市役所職員の給与構造を見直し、賃金カット率の変更と初任給の引き下げを行った。
Q2:上関原発に頼らない健全な市政にすべき! 市長はどう考えるか?
A:原発に「想定外」ということはない。今回の大震災は、エネルギー政策の転換になる。注意を持って見つめていきたい。電源立地地域対策交付金の利用については、頭の中にない。
Q3:公共施設の新設にあたり、廃止・統合する施設はないか?
A:農業振興拠点施設「里の厨」を本年7月に開業し、三島温泉健康交流施設は来年秋のオープンを目指す。
老朽化している室積の海浜荘は、移転を含めた検討の会議を設置する。光井の勤労青少年ホームは補修して利用する。浅江のコンピュータカレッジには45 名の学生が在籍しており、卒業後の施設利用につ
いては白紙の状態。
◇◇コラム◇◇ 大災害を乗り越えて、安全安心なまちづくりを
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、高さ15mの津波により海沿いの集落が丸ごと押し流された。死者・行方不明者は2万人を越し、関東大震災以来の大災害である。
光市でもこれまで多くの災害を経験してきた。平成3年の台風19号では、スポーツ交流村周辺の防波堤が倒壊し光井2丁目が浸水。平成5年の長雨では住宅の裏山が崩れ3名が死亡。平成16年の台風16号では、栽培漁業センターの水槽が飛散。こうした災害の痛みを受け止めながら、防災計画の策定や土木事業の実施、公共施設の耐震化などを進めてきた。
今回の災害を教訓とするならば、まずは津波からの避難である。堤防を突き崩すような津波が襲来した場合、どのように対応すべきか? 検討すべき課題は多い。
そしてこの災害で崩れたものは、堤防だけではない。国や自治体の防災体制、原発の安全神話が一気に崩れ落ちてしまった。時間を掛けて、新しい安全と安心を構築しなければならない。