４月の新たな挑戦に向けての政策です。
この他にも渋谷区にとって喫緊かつ必要な課題に取り組んでまいります。
こんにちは！さいとうりゅういちです！
３月に入り、暖かい日が増えてまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
今年は昨年より花粉の飛散が多いとの予報もありましたが、私も鼻水ではなく、寒さに負けず汗水を流さなければと頑張っております。
３月１日から始まりました平成２３年第１回定例会では、通常の条例案などに加え、２３年度の予算の審議も行なわれます。
今回の予算特別委員会では副委員長の大役を仰せつかりました。
たいへん厳しい渋谷区の財政ではありますが、子育てや福祉など喫緊の問題、また未来の渋谷区を見据えた教育や地域コミュニティの創造など課題が山積しております。
１期目４年間の集大成として、なにが必要か、また無駄を省くのは何なのか注意深く審議してまいります。
４月には大きな節目を迎えます。
地域のため渋谷区のために、やらなければいけないこと、やりたいことがまだまだたくさんあります。
皆さんの期待に応えるべく、これからも一所懸命に精進してまいります。
皆さんと一緒に考え、提案します。
《子育て支援事業の推進》
・幼保一元化施設の拡充を含めた保育園や保育室の待機児童対策
・子育て支援センター、子育てひろばの充実
《家庭・学校・地域の中で、心身ともに健全な教育の推進》
・小中一貫教育の推進
・土曜放課後学習クラブの充実
・地域と密着した学校運営の推進
・「スケアード・ストレート方式」を取り入れた自転車運転マナー教室の拡充
《お年寄りやハンデキャップがある人も安心して暮らせる街づくりの推進》
・特別養護老人ホームの拡充
・健康相談所の充実
・インフルエンザや子宮けいがんなどのワクチン接種助成の充実
・介護予防のための「シニアいきいき事業」の充実
《災害や犯罪から命と暮らしを守り、自然や環境に優しい街づくりの推進》
・地域防災拠点の整備
・防犯カメラ設置助成の充実
・犯罪予防も兼ねた、きれいな街づくり事業の推進
《活気のある商店街振興策の推進》
・カラー舗装など魅力ある商店街づくりの推進
・中小企業振興策の充実
《地域コミュニティ施設の整備の推進》
・ 自主管理施設の整備
・「旧原宿警察署跡地」活用施設の整備
平成２３年度当初予算案
３月１日からの第１回定例会において、２３年度の予算が審議されております。
当初予算案のなかでも、新規の事業また継続の事業の中からピックアップしてお伝えいたします。
まず子育て支援対策として、保育施設の新設・定員拡大を図っていきます。
待機児の解消を長年にわたりすすめておりますが、渋谷区の取り組みが近隣の区の方々にも伝わり、転居などにより子育て家庭が増加してまいりました。
そのため保育施設の充実を図っても、なかなか待機児が減少しない傾向もありますが、反面、区立小学校の生徒が増えるといううれしい状況もあります。
未来の渋谷のためにも、子育てする若い世代の方々が安心して住める街を目指してまいります。
また、渋谷区独自で行なっている年収４００万円以下の無料化など保育料の負担軽減も引き続き実施してまいります。
他には、昨年オープンした区民健康センター桜丘に産前・産後ケアセンターを設置し、出産や育児に対する不安を少しでも軽減できるようきめの細かい支援をいたします。
福祉の面では、引き続き高齢者福祉施設の整備が行なわれます。
「あやめの苑・代々木」の１６床の増床も２３年度には運営が開始され、その後も旧代々木高校跡地に建設中の複合施設、また本町地区の小中一貫校の開設の後には本町東小学校の跡地にも建設が予定されるなど、民設の日赤広尾総合福祉介護センターなどを含めると、数年後には現在より３００人を超える方々を受け入れることができるようになります。
また身体障がい者支援施設の開設に向けて、整備をすすめてまいります。
大きな事業としては、「防災センター」の整備が行なわれます。
予想される震災対策として、震災発生後の迅速な対応のための拠点を渋谷駅前に開設し、区民の生命や財産を守る対策を施します。
また子どもたちを中心とした、防災教育の拠点としても活用いたします。
その他にも、２４年４月に開校予定の小中一貫教育校「渋谷本町学園」の整備、定住対策家賃補助事業の継続、新規起業家への支援、観光ガイドマップの作成など魅力ある街づくりが進められます。
議会での承認を受けた後に始動いたしますが、予算案の審議のみならず、今後の運用にも注意深く見守ってまいります。
また、各地域ならではの課題も山積しております。
赤ちゃんから高齢者の方々まで、安全に安心して住める優しい街づくりをこれからも提言してまいります。
