12月定例会報告(11月28日より12月25日)
議会の構成(敬称は略しています。)
議長:後藤康司(山岡町)
副議長:千籐安雄(東野)
監査委員:橋本平紀(明智町)
常任委員会の委員構成
総務文教委員会
◎町野道明・○柘植羌・橋本平紀・千籐安雄・遠山信子・鵜飼伸幸
市民福祉委員会
◎柘植孝彦・○西尾努・近藤純二・安藤直実・後藤康司・堀誠
経済建設委員会
◎中嶋元則・○堀光明・佐々木透・荒田雅晴・水野功教
議会運営委員会
◎鵜飼伸幸・○西尾努・柘植孝彦・中嶋元則・水野功教
特別委員会の正副委員長
リニア中央新幹線対策特別委員会
◎柘植羌・○堀誠
瑞浪恵那道路・新丸山ダム建設促進特別委員会
◎鵜飼伸幸・○近藤純二
広報広聴特別委員会
◎佐々木透・○橋本平紀
※各委員会の◎委員長 ○副委員長です。
定例会での議案 (議会人事関係議案除いています。)
専決処分の承認1件、条例の制定及び一部改正13件
予算関係16件、人事案件4件、その他の議案7件
議案から
恵那市公の施設に係る使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
「公の施設の使用料の考え方に係る指針」に基づき、使用料の見直しを行うため、関係する施設の条例54本を1つの整備条例として、この条例を定めます。
公の施設の使用料は、「公の施設の使用料の考え方に係る指針」に基づき、3年ごとに統一的な基準による料金の見直しを行っている。
前回の見直しから3年が経過することから、維持管理費に見合った公共料金として妥当性や負担の公平性の確保などを考慮し、現在の情勢に適応した使用料に見直すものです。
内容として、①統一的な基準に基づく使用料の見直し(70施設)・・現行使用料の1、5倍を超えない範囲で使用料を設定する。
②消費税率改正に伴う使用料の見直し(45施設及びその他施設)
③火葬場の使用料の見直し
※この条例は令和2年4月1日より施行されます。
恵那市恵那峡公園条例の制定について
恵那峡再整備事業で公園を整備したため、この条例を定めます。
公園に、次に掲げる施設を置きます。
①さざなみ公園②多目的広場③傘岩公園④散策路⑤ビジターセンター⑥駐車場
※この条例は令和2年4月1日より施行されます。
恵那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
新たに中袋の可燃ごみ処分手数料を設けるなど、所要の改正をするため、この条例を定めます。
①中袋の可燃ごみ処分手数料の新設
②容量 30リットル、手数料 660円 (25枚)
③消費税法等の改正による手数料の改正
④産業廃棄物処理場持込の処分手数料の廃止
⑤処理場持込みの処分の取扱単位の改正
※この条例は令和2年4月1日より施行されます。
光明の一言
12月議会
議会の初日に議会人事が行われ、議長には後藤康司氏が再び選任され、副議長には千藤安雄氏が選任されました。今後1年間、議会の円滑な運営と市民に開かれた議会を目指し、活躍を期待します。
新政会の役員人事も行われました。三役は、会長鵜飼伸幸氏、副会長中嶋元則氏、幹事長西尾努氏となりました。恵那市議会を支える、会員11名の会派のまとめ役として活躍を期待します。
12月補正予算は、来年に向けて、計画されているイベントの関連予算が組まれています。来年4月の、全国さくらシンポジウム、7月から8月にかけてのオリンピックの合宿に向けたボート、カヌー場の整備、11月のwRCの啓発活動費等です。これらのイベントは、新たなイベントであり、全国的、世界的な規模となっています。恵那市を訪れた人々を温かく迎えて、おもてなしをしっかりとすることによって、恵那市を日本中に、世界中に発信する絶好の機会ともなります。それは同時に、地域の活性化につながる、絶好な機会であると思います。
1月からは、大河ドラマ「麒麟がくる」が始まります。それに伴いイベントも計画されています。大河ドラマ館も1月11日にはオープンします。恵那市を挙げて、盛り上げ、多くの来訪者を期待しています。
補正予算から
モータースポーツ推進経費:400万円
wRC啓発活動費の増
2020年wRC(FIA世界ラリー選手権)の日本開催決定の正式発表があり、愛知県と岐阜県で開催され、恵那市も開催地域の一つとなりました。各地を転戦しての大会です。wRCについては、直近のスペインでの大会では全大会で20万人の観衆が集まりました。155の国から参加があったようです。恵那市も3会場が予定され、海外からの人も含め、多くの観衆が期待されます。
今後、ラリーをはじめとするモータースポーツに対する市民の理解を深め、青少年の健全育成及び地域の活性化につなげていくとともに、本市の魅力を世界に向け発信するためのPR活動を行います。
観光担い手育成事業費:300万円
地域商社ENA(仮)設立事業費
観光一般経費:150万円
全国さくらシンポジウムin恵那(4月9日、10日開催)負担金の増で、実行委員会への負担金
明智町225号線道路改良工事費:3700万円
県道豊田明智線、出会い橋付近の市道で、平成30年の災害で被災した市道の改良工事
スポーツ施設管理経費:556万円
毛呂窪体育館屋根修繕工事費
スポーツ施設改修事業費:1100万円
まきがね公園野球場スコアボード設置工事費
スポーツツーリズム推進事業費:2429万円
笠置峡ボート・カヌー場周辺整備工事費の増
財産の無償譲渡について
譲渡する建物
教員住宅 面積129㎡ 鉄筋コンクリート2階建
譲渡する相手方
中野方自治振興会
地元の中野方地域自治区から教員住宅の払い下げについての要望が出されたため、「市有財産の有効活用に関する基本方針」に基づき、教員住宅を地元の地縁団体に無償譲渡するものです。土地(面積686㎡)については、恵那市財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例第4条第1項の規定により、無償貸付けとしています。
※令和2年2月頃譲渡の予定です。
人事案件
恵那市公平委員会の委員の選任について
後藤妙子氏 (山岡町)
恵那市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
藤井輝彦氏 (岩村町)
恵那市教育委員会の委員の任命について
村松訓子氏 (明智町)
全員協議会から
恵那市有害鳥獣捕獲奨励補助金等の拡充について
農産物被害軽減及びCSF(豚コレラ)拡散防止のため、有害鳥獣捕獲を実施しているが、猟友会員の高齢化及び担い手不足等により捕獲活動の衰退が懸念される。岐阜県では、CSFウイルス拡散防止のため、野生イノシシ捕獲強化を進めており、昨年から捕獲奨励金の上乗せを行っている。また、11月1日からの狩猟期は禁猟とし、県の認定者による捕獲により、個体数の調整を行う。
市としても、恵那市猟友会員の育成及び活動の負担軽減を図るため、有害鳥獣捕獲奨励金の拡充及び埋却に使用する機械借上げの支援を行う。
拡充の内容
有害鳥獣捕獲奨励金
イノシシについては、成獣1頭15、000円から30、000円以内に増額、幼獣1頭8、000円から17、000円以内に増額
ニホンジカについては、成獣1頭10、000円から30、000円以内に増額、幼獣1頭8、000円から17、000円以内に増額
埋却場の設置支援
埋却場を設置した支部へは、埋却に使用する機械借上費用を助成する。
・機械借上料 上限1回20、000万円、年2回まで
「麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館」オープンイベントの開催について
第1幕 明知鉄道 ラッピング列車出発式
①日時:令和2年1月11日 午前8時45分から
②場所:明知鉄道 恵那駅ホーム
③主催:明知鉄道株式会社
④内容:大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公の明智光秀タイトルロゴ等の番組ビジュアルをあしらったラッピング列車の出発式
第2幕 大河ドラマ館 オープン記念式典
①日時:令和2年1月11日 午前10時30分から
②場所:大正ロマン館1階ロビー
③主催:恵那市大河ドラマ「麒麟がくる」実行委員会
④内容:オープニングアトラクション 挨拶 鏡開き
大河ドラマ館、特別展、東美濃戦国史の内覧会
第3幕 白鷹城址・明智光秀ゆかりの地整備完成記念ウオーキング
①日時:令和2年1月11日 午後1時から
②場所:白鷹城址及び明智光秀ゆかりの地
③主催:恵那市
④内容:大河ドラマを契機として、整備した白鷹城址及びゆかりの地を、城址ライター萩原さちこさんと特別ゲストのクリス・グレンさんの解説で巡るウオーキング