<12月定例会報告>(11月28日より12月26日)
議会の構成(敬称は略しています。)
議長:後藤康司(山岡町)
副議長:鵜飼伸幸(三郷町)
監査委員:千籐安雄(東野)
常任委員会の委員構成
総務文教委員会
◎堀光明・○橋本平紀・佐々木透・柘植孝彦・遠山信子・鵜飼伸幸
市民福祉委員会
◎堀井文博・○近藤純二・千籐安雄・安藤直実・荒田雅晴・堀誠
経済建設委員会
◎町野道明・○西尾努・中嶋元則・後藤康司・水野功教・柘植羌
議会運営委員会
◎柘植羌・○中嶋元則・西尾努・近藤純二・橋本平紀・水野功教
特別委員会正副委員長
リニア中央新幹線対策特別委員会
◎柘植羌・○西尾努
瑞浪恵那道路・新丸山ダム建設促進特別委員会
◎中嶋元則・○柘植孝彦
広報広聴特別委員会
◎橋本平紀・○堀光明
※各委員会の◎委員長 ○副委員長です。
定例会での議案(議会人事関係議案除いています。)
条例の制定及び一部改正、12件
予算関係18件、人事案件3件、その他の議案5件
議案から
恵那市介護老人保健施設条例の全部改正について
恵那市介護老人保健施設ひまわりの指定管理者制度の導入に伴い、所要の改正を行うため、この条例を定めます。
内容として、①地方公営企業法の適用の削除、②使用料等の規定及び減免の削除、③重要な資産の取得及び処分の削除、④会計事務の処理の削除、⑤市長が指定したものに「行わせる」に改める。⑥利用料金の内容を改める。⑦退所についての条文を加える。
※この条例は平成30年4月1日より施行されます。
恵那市国民健康保険診療所事業の設置等に関する条例の一部改正について
恵那市国民健康保険診療所の使用料及び手数料徴収条例の一部改正について
恵那市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
恵那市病院事業等の使用料及び手数料徴収条例の一部改正について
平成30年4月1日から国保山岡診療所と市立恵那病院の指定管理制度の方式を、これまでの料金収受代行制から利用料金制に変更するにあたり、条例の一部を改正するものです。
山岡診療所、市立恵那病院を利用する人については、従来と同じです。
※この条例は平成30年4月1日より施行されます。
補正予算から
移住・定住推進事業費:5012万円
・子育て世帯等宅地購入応援事業費(3367万円)
・同居・近居応援事業費(1170万円)
・定住促進奨励金(475万円)
非常備消防施設整備事業費:173万円
消防器具庫等解体工事費
中学校施設改修事業費:2億6627万円
・恵那東中学校大規模改造事業費 (第2期)
・工事内容 普通教室棟の施工、①屋根の改修、②外壁塗装、③室内改修41室、④廊下等腰壁の木質化、⑤トイレの洋式化、⑥照明のLED化
光明の一言
12月議会
改選後を除いて、例年12月議会の最終日に議会人事が行われていました。今回から12月議会の初日の議会人事に変更になりました。議長に、後藤康司氏、副議長には、鵜飼伸幸氏が選出されました。素晴らしい議会運営を期待します。
全国的な傾向として、人口減少が進んでいます。恵那市でも平成37年には人口が45000人程と推計されています。人口減少に少しでも歯止めをかけるため、第2次総合計画では人口減少対策が優先する視点となっています。人口減少対策基金を活用して行っ
ている、移住定住推進事業は目玉的な事業です。
今議会では、その事業の利用者数の増加で5012万円の補正をしました。その内容は、子育て世帯等宅地購入応援事業当初見込み12件に対して補正で見込88件と大幅増です。又、同居・近居応援事業は当初見込み47件から見込78件の増です。財源となっている基金残高は減少していますが、若者世帯がこのような制度を利用して多く移住定住することは総合計画の主旨とも合致しています。委員会で、市民から使い勝手が悪いと声もあるとの質問に対して、今後、検証して、改善、見直していくとの答弁が有りました。
今後とも、市民のニーズに合致した施策で、一層の人口減少対策をしていかなければなりません。
指定管理者の指定について
恵那駅西駐車場、武並駅前自転車駐車場
指定管理者となる団体:株式会社 日本メカトロニクス
指定の期間:平成30年4月1日から平成35年3月31日まで
財産の無償譲渡について
恵那市上矢作協業活動拠点施設(上矢作林業センター)
施設の用途廃止に伴い、地元組合に建物を譲渡するものです。土地については、賃貸としています。
譲渡の相手方:恵南森林組合
譲渡日:平成30年4月1日
恵那市消防団串原分団柿畑消防器具庫
消防器具庫の廃止にあたり、認可地縁団体から、建物の有効活用を求める要望があり、建物、土地を認可地縁団体へ無償譲渡するものです。
譲渡の相手方:柿畑自治会
譲渡日:譲渡契約完了後
恵那市消防団串原分団木根消防器具庫
施設の廃止に当たり、農事組合法人くしはら営農から建物の譲渡の要望があり、建物を無償譲渡するものです。土地については、賃貸としています。
譲渡の相手方:農事組合法人くしはら営農
譲渡日:譲渡契約完了後
人事案件
恵那市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
柘植麻美氏 (大井町)
恵那市教育委員会の委員の任命について
樋田千史氏 (長島町)
恵那南地区中学校再編について
全員協議会での報告(10月24日)
現況報告として、平成27年3月の答申書の具現化に向けて、7回議論し、現在18項目について経営会議で検証している。(○の中の数字は18項目の中の番号)
①②通学に係る時間、通学方法
答申の内容
通学時間は1時間以内を目指す。通学時間は、生徒の98%が50分以内で通学できるものと判断、生徒の通学時間や家庭、行政の負担軽減を図るために、明智鉄道の利用やスクールバスの効率的な運用を行う。
検証の内容
・全生徒がおおむね1時間以内に通学できるのか。
・出発時間、帰宅時間
・明知鉄道を利用できる地区
・明知鉄道のダイヤ改正
・スクールバスの送迎ルート
③④通学に要する費用、通学路及び学校周辺の道路整備
答申の内容
行政の負担軽減を図る。通学路の点検整備
検証の内容
・明知鉄道、スクールバスの効率的運用
・道路整備、駅舎・駐輪場の整備費用
⑧新設学校の場所
答申の内容
各地区から平等の位置であるという各地区の意見から、山岡地区・駅周辺に近い位置とすることを考慮
検証の内容
・通学に係る時間、通学方法、通学に係る費用などを総合的に勘案
市長と語る会「まちづくり懇談会」から
岩村、明智、串原での質問に対する市長の発言の要旨
賛成で必ずやった方がいいと言われる方から、絶対反対と言われる方まで幅広い意見あった。今時間を頂いているのは、課題となる項目を具体的に検証して洗いなおしている状況です。時期がくればどのような形でよいのか、皆さんに話していきたい。
中野方町に「(仮称)救急分遺所」の開設準備
笠周地区では、救急に対して、到着に時間がかかり、懸案事項となっていました。今回、恵那市救急体制検討委員会において、笠周地区の救急体制の会議が3回開かれ、検討結果から、救急車を配備し救急体制の充実を図ることとなった。
検討結果として
①笠周地区は他の地区に比べ救急体制が不十分であり、救急拠点施設が必要
②拠点施設は現場到着時間、財政負担の軽減等を考慮し、中野方コミュニティセンターを利用することが望ましい
③救急車及び救急隊員3名を配置させ、平日昼間業務を実施
スケジュール(案)
平成29年12月
恵那市自治区会長会議おいて説明、以後笠周地区へ説明
平成30年1月~3月
「(仮称)中野方救急分遺所」開設準備
平成30年度
早期業務開始
窓口の休日開庁の実施について
市民の皆様の利便の向上のため、毎月1回、最終日曜日に開庁して住民異動届の受付を中心とした窓口サービスを行います。
開庁の日時に付いては、平成30年1月から、毎月最終日曜日、4月の最初の日曜日、午前8時30分から午後5時15分までです。場所は市役所西庁舎1階です。