<9月定例会報告> (9月1日より9月30日)
定例会での議案
事業会計決算の認定12件、事業会計の利益の処分及び決算の認定3件、条例の制定、改正等8件、補正予算関係9件、人事案件19件、その他3件、請願1件(不採択)、
議案から
恵那市簡易水道事業等を恵那市水道事業に統合することに伴う関係条例の整理に関する条例の制定 について
恵那市簡易水道事業等を恵那市水道事業へ統合するに伴い、恵那市簡易水道事業条例の廃止、恵那市水道事業の給水人口及び給水区域の変更など関係条例を整理するものです。
国へ簡易水道事業統合計画を策定提出し、簡易水道再編事業(岩村、山岡)や水道未普及地域解消事業(椋実、河合、毛呂窪、姫栗、小野川、上矢作)の整備に43億円ほどかけて行いました。
※この条例は平成29年4月1日から施行されます。
恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正について
笠置振興事務所の移転に伴い、位置を変更するため、この条例を定めます。
笠置コミュニティセンターへ移転するため位置の改正を行うものです。
※この条例は、公布の日から起算して3月を超えない範囲内において規則で定める日から施行されます。
恵那市介護老人保健施設条例の一部改正について
介護老人保健施設ひまわりの管理を、指定管理者に行わせることができるようにするため、この条例を定めます。
※この条例は平成28年10月1日から施行されます。
恵那市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
市立恵那病院の診療科目の追加・変更と、市立恵那病院及び恵那市国民健康保険上矢作病院の療養病床を一般病床に変更するため、この条例を定めます。
市立恵那病院では、新病院の開院に合わせて、診療科目に「腎臓内科」を追加し、療養病床41床を一般病床にする。又、平成29年4月から診療科目のうち「婦人科」を「産婦人科」に変更する。
恵那市国民健康保険上矢作病院では、療養病床を地域包括ケア病床とするため、療養病床22床を一般病床にします。
※この条例で国保上矢作病院病床数の変更は、平成28年10月1日、市立恵那病院病床数の変更、市立恵那病院腎臓内科の追加は平成28年11月21日、市立恵那病院産婦人科への変更は平成29年4月1日、から施行されます。
恵那市日本大正村資料館等設置条例の一部改正について
おもちゃ資料館の設置目的を変更し、地域活性化などの目的で活用できるようにするため、この条例を定めます。
※この条例は平成28年10月1日から施行されます。
協定の締結について
恵那市特定環境保全公共下水道岩村浄化センターの耐震補強工事委託
協定金額:2億1800万円
契約の相手方:日本下水道事業団
協定の期間:本協定の成立日から平成30年3月29日
財産の取得について
恵那市スクールバス(55人乗り)購入事業
契約金額:1922万円
契約の相手方:いすゞ自動車東海北陸株式会社
※山岡小学校の通学用です。
<光明の一言>
3期目の市政に向かい合って
議員として、3期目の最後の定例議会が終わりました。
この4年間、議会終了後に堀みつあき議員日誌を発行することが出来ました。この4年間の議会活動では、1年目、市民福祉委員会委員長、2年目、副議長、4年目、議長と市議会で要職を務めさせて頂きました。議長に就任してからは、議会内で意見の異なる議案もあり、副議長と相談しながら、議員の皆さんの助けを借りての議会の運営でした。
協力対して、感謝の一言です。
又、定例議会ごとに、一般質問をして市に対して、提案、提言等をして参りました、今期は、副議長、議長の時を除いて、8回の一般質問をしました。教育の充実について、有害鳥獣駆除対策の強化について、学童保育の全市的な展開について、人口減少対策について等、恵那市の抱える課題、地域が抱える課題を重点に一般質問をして参りました。
第1次総合計画も平成27年度で終わり、恵那市の基盤づくりもおおむね完了しました。平成28年度からは第2次総合計画が始まりました。将来像は「人・地域・自然が輝く交流都市 ~誇り・愛着を持ち 住み続けるまち~」です。施策や事業を行う上での、優先する視点は「人口減少対策」と市(財政)の存続」です。さまざまな施策を実施して、住民や来訪者に愛される恵那市が目標です。
28年度補正予算から
リニアまちづくり基金積立金:2億円
公共施設整備基金積立金:5億3000万円
高齢者福祉事務一般経費/介護ロボット等導入支援事業特例交付金:278万円
健幸まちづくり事業費/健幸ポイント制度に伴う事業費:109万円
観光資源活用事業費:8282万円
大正村浪漫亭リニュアール補助金の増(2500万円)
恵那峡再整備事業費と観光資源誘客強化事業、岩村地区(5782万円)
現年道路きょうりょう災害復旧費:1億3633万円
山岡町75、80号線、地すべり災害復旧事業費の増(1億1230万円)、8月1日から3日の豪雨災害による河川災害復旧事業費 (2403万円 )
補正予算の訂正が有りました。
提案された、28年度一般会計補正予算の中で、子ども園建設事業費1億9098万円と新子ども園建設関連道路整備費1955万円について、最終日、予算の訂正の提案が有り、本会議を休憩し、総務文教委員会と経済建設委員会を開催し、委員会で審査後、本会議で可決されました。
新子ども園に付いては、周辺自治会の同意が取れず、前例のない、このような結果となりました。市側の説明不足が原因です。この事業は、子育て支援の目玉事業です。今後に向けては、丁寧な地元説明で、十分な理解を得て、事業を実施して頂くように、市に対して、猛省を、お願いしたいと思います。
農業委員の選出方法が変更になりました。
農業委員の選出について、選挙制と市長村長の選任制の併用でしたが、市町村議会の同意を要件とする任命制に一本化され、過半を原則として認定農業者とすることになりました。又、区域内の認定農業者が、委員定数の8倍を下回る場合には、例外規定も設けられました。
恵那市では委員定数が19人で、8倍は152人です。認定農業者が8倍を下回るため、例外規定で任命することへの、議会の同意をえてから、委員の任命を行うことになります。
議案「恵那市農業委員会委員の過半数を認定農業者又は農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号のイからヌまでに掲げる者の同意について」を議決した後、追加議案として、恵那市農業委員会の委員の任命についての議案19件上程し、議決しました。
人事案件
農業委員会の委員の任命に付いて
(敬称を省略しています。)
水野賢治(長島町)、 林広和(笠置町)、 林茂一(中野方町)、 小板宏正(大井町)、 柘植賢二(飯地町)、 伊藤英貴(武並町)、 石川進一(岩村町)、 安藤公一(岩村町)、 三宅孝欣(東野)、 曽我佳奈子(武並町)、 石田寛高(三郷町)、 市川守(明智町)、 大島政幸(串原)、 梅本信枝(上矢作町)、 西尾ひろみ(岩村町)、 夏目廣美(上矢作町)、 勝滋幸(山岡町)、 三浦寿子(山岡町)、 須原由里加(明智町)
老健ひまわりの指定管理者制度の導入について
9月議会にて、「恵那市介護老人保健施設条例の一部改正」が議決されて、指定管理者で施設の管理が出来るようになりました。
指定管理者制度導入スケジュール(予定)
平成28年 9月 9月定例市議会議案審議・議決
平成28年10月 指定管理者募集要項の配布
平成28年12月 公募者の受付
平成29年 2月 第1次審査(担当課による書類審査)
平成29年 3月 第2次審査(第三者委員会による審査)
平成29年 4月 公の施設選定委員会による候補者の決定、仮協定書の締結
平成29年 5月 6月定例市議会に議案上程
平成29年 6月 6月定例市議会議案審査・議決
平成29年 7月 本協定の締結、業務引継事務及び職員処遇の調整
平成30年 4月 指定管理者による運営
岩村振興事務所大規模改修工事について
行政機能の集約化による利便性の向上と生涯学習の推進および、地域住民の手によるまちづくり活動の活性化と増進を図るため、コミュニティセンター機能を移転統合するとともに、「観光地いわむら」の玄関口として、観光客のもてなし、地域情報の発信など、出会いと交流を促進する複合施設へ再整備を行います。
<工事内容>
1階 事務室の移設・集約、図書館・多目的スペースの設置
2階 生涯学習活動用研修室の設置、会議室の改修
地階 講座用調理室、収蔵庫
<行程(予定) >
平成29年 2月 工事着手
平成29年 6月 事務所スペース完成、引越作業
平成29年11月 多目的スペース他完成、工事完了
平成29年12月 備品設置、引越作業
平成30年 1月 竣工