恵那市議会議員

堀みつあき

MITSUAKI HORI

堀みつあき議員日誌
NO.34

堀みつあきの議員日誌

<3月定例会報告>(2月28日より3月22日)

定例会での議案

条例の制定、改正等12件、補正予算関係10件、当初予算関係15件、 その他24件、追加議案3件です。

平成25年度予算が成立しました。

平成25年度予算においては行財政改革の推進と総合計画の着実な実施とともに、リニア中央新幹線に代表される明日の恵那市に向け、賑わいの創出と安心で夢と希望ある明るく元気なまちづくりを目指した予算となっています。

平成25年度の予算

一般会計:263億円(対前年 0、7%:減)
特別会計:151億 1140万円 (対前年 4、9%増)
企業会計:74億2322万円  (対前年 5、7%増)
総合計: 488億 3462万円 (対前年 1、9%増)

議案から

恵那市串原穀類乾燥調整施設条例の廃止について

財産の無償譲渡について

条例を廃止して、施設が譲渡されます。
譲渡する相手方 農事組合法人くしはら営農
※この条例は平成25年3月29日施行され、譲渡されます。

恵那市山岡地域介護予防拠点施設条例の一部改正について

財産の無償譲渡について

山岡ひまわり会館を廃止するため、この条例を定めます。
その後、施設が譲渡されます。

譲渡する相手方:田沢区自治会

※この条例は平成25年3月27日施行から施行されます。

財産の無償譲渡について

地区の自主性を尊重した管理運営を図るため施設が譲渡されます
公孫樹会館
消防器具庫

 

譲渡する相手方:釜屋自治会

指定管理者の指定について

串原体験道場 創手味亭
串原郷土館
指定管理者となる団体 特定非営利活動法人奥矢作森林塾

岩村まち並みふれあい館

指定管理者となる団体 恵那市観光協会岩村支部

岩邑生きがい会館

指定管理者となる団体 恵那市シルバー人材センター

道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里

指定管理者となる団体 株式会社道の駅福寿の里

福寿の里モンゴル村、コテージかわせみ、福寿の里河川公園、越沢コテージ

指定管理者となる団体 株式会社道の駅福寿の里

ふれあいエコプラザ

指定管理者となる団体 特定非営利活動法人市民エコ会議

恵那市根の上高原国民休養地

指定管理者となる団体 財団法人国民宿舎恵那山荘

しでこぶしの里 悠楽館

指定管理者となる団体 沖ノ洞改良組合
指定期間は、どの施設も平成25年4月1日から平成28年3月31日です。

24年度補正予算から

公共林道追沢線改修事業:3350万円
陶芸の里道路整備事業(追加分): 1億5000万円

25年度予算から

予防接種事業費(全市):1億4720万円
子育て支援給付事業費(全市):10億672万円
市役所庁舎新館建設事業費:4億6163万円
リニアまちづくり経費:2473万円
ふるさと魅力づくり経費:6834万円
企業誘致対策経費:1億910万円
予防接種事業費(全市):1億4720万円
明智振興事務所庁舎改築事業費:1億7409万円
回想法センター維持管理費:467万円
明智地区農業関連施設維持管理費:247万円
明智林業関連施設管理経費:753万円
明智観光関連施設管理運営経費:2008万円
大正村クロスカントリー開催経費:378万円
明智町98号線:3100万円
県単林道落倉線舗装:1250万円
かえでホール管理運営費:1840万円
明智町まち並み整備事業費:2711万円
明智文化センター管理運営経費:481万円
特環明智処理区建設事業費:3250万円
明智町簡易水道建設費:5320万円
奥矢作レクセンター管理経費:339万円
串原観光関連施設管理運営費:1807万円
串原サンホール施設管理経費:489万円
幹線道路整備事業費 大竹松本線:1960万円
串原地域情報基盤整備事業:2800万円
ヘリポート整備事業:300万円

山岡町地域活性化振興費:194万円
山岡町社会福祉施設管理運営経費:516万円
山岡健康増進センター管理運営経費:2416万円
山岡地区農業関連施設維持管理費:1494万円
山岡町林業関連施設管理経費:167万円
山岡商工業関連施設管理運営経費:2000万円
道の駅おばあちゃん市山岡管理経費:614万円
山岡観光関連施設管理運営費:590万円

山岡町まちづくり事業費:2億3782万円
社会資本総合整備交付金を活用した整備事業です。
振興事務所周辺整備事業、山岡駅前周辺整備事業、陶芸の里道路整備事業、案内看板設置事業、ウオーキングコース整備事業等です。

山岡地域情報基盤整備事業費:1億4100万円
山岡町簡易水道建設費:2億2440万円
山岡学校給食センター維持運営費:1億666万円
スケート場維持管理経費:1億892万円

岩村地域活性化振興費:417万円
岩村地区農業関連施設維持管理費:120万円
岩村町観光関連施設管理運営経費:592万円
岩村歴史資料館一般経費:526万円
岩村まちなみ保存事業費:7023万円
岩村町簡易水道建設費:2億9270万円
特環岩村処理区建設事業費:1億5670万円
   上矢作地区活性化振興費:714万円
道の駅ラ・フォーレ福寿の里管理経費:441万円
上矢作地区農業関連施設維持管理費:254万円
上矢作観光関連施設管理経費:1319万円
飯田洞線の法面改修事業:2600万円
中根橋改良事業費:8750万円
青ナギ根山線舗装事業費:480万円
上矢作簡易水道建設費:1億8920万円
特環上矢作処理区建設事業費:1750万円

 

平山線改良工事費:8760万円
袖田笠作線、清水白坂線改良工事費:2億3470万円
坂折線整備事業費:2300万円
恵那栗栽培振興費:9400万円
(仮称)長島子ども園建設事業費:2500万円
中野方保育園建設事業費:8243万円
地球温暖化防止対策事業費:2410万円
恵那山荘・国民休養地管理経費:703万円
図書館運営経費:7547万円
美術館管理運営経費:5568万円
観光活性化推進経費:3586万円
スケート場維持管理経費:1億892万円
恵那峡再整備事業費:1300万円
   市立恵那病院再整備事業:4億3150万円

人事案件  恵那市副市長の選任について

大塩 康彦 氏 (明智町)
現副市長の任期満了に伴い、現総務部長の大塩康彦氏が選任されました。任期は4年間です。

国保保険料12,5%のアップ(委員会審議から)

平成25年度の保険料が12,5%のアップになります。昨年は基金を取り崩して、保険料を据え置きました。現在、保険給付費がどんどん値上がりしている状況です。25年度は基金を1億8000万円取り崩して、給付費に充てて、残りを保険料12,5%のアップで補います。現在、恵那市の保険料は県下で最下位に有ったものが、真ん中ぐらいになります。基金も、8億円ほどが適正とされていますが、この取り崩しで25年度末には1億8000万円程になります。インフルエンザの大流行等に備えるためにも基金は有る程度残していく必要があるようです。来年以降も、厳しいことが予想されますので、保険料を審議する、国保運営審議会では、厳しい議論になっていくと思われます。

<光明の一言>

新年度予算を見る

現在、恵那市では、総合計画後期計画と第2次行財政革大綱の着実な実施を進めながら、予算を組んでいます。

25年度の一般会計予算は263億円と前年より少しマイナスですが、24年度補正予算で25年度実施予定の事業を、緊急経済対策として、約7億円前倒しで実施しています。実質的な予算は約270億円、約2%の増の状況です。投資的な経費も緊急経済対策分を合わせて、約45億円と総合計画を着実に実施する予算となっています。

予算の中には、リニアまちづくりの推進、地域の元気発信事業、定住人口拡大の諸事業、観光交流事業の取り組み、防災対策の諸事業等があり、将来の恵那市づくりに必要な 予算となっています。

病院事業会計では、恵那病院の再整備のため、設計委託料、敷地造成費等も計上され、恵那病院の再整備が平成28年開業を目指して、着実に進められています。

予算を着実に実施して、「恵那市に住みたい」、「住んで良かった」と感じられる、まちづくりを推進していかなければなりません。

<一般質問>(3月18日と3月19日)

今回、1問1答方式により、標題①教育の再生について、標題②地域自治区制度について、一般質問をしましたので、要旨を抜粋して掲載します。

標題①教育の再生について

土曜授業の実現は

質問:「土曜授業の実現」を公約に掲げた党が政権与党となり、文部科学省では、実現に向けた作業が進んでいると新聞が報じています。恵那市として、土曜日の活動例は有るのか、教育委員会としての考えは。

答弁:学校週5日制も、制度が始まって10年がたち、ようやく定着してきたところです。かっては、山岡町が土曜日の受け皿として「親子学園」の名称で地域を挙げて活動していました。今では平日の「放課後子ども教室」や土曜日の公民館活動などに引き継がれています。見直しについては、教員の勤務を考えた時、夏季休業日も短くなり、校内研修や会議等が続き、年休すら十分とれない現状です。土曜日の授業ははなはだ困難な現状です。実施する考えは有りません。既に実施している自治体や国の動向を注視しながら研究はしていきたいと考えています。(井口教育委員長)

道徳教育の現状は

質問:国の「教育再生会議」では、いじめや体罰対策の審議の中で、子供の規範意識を高めることで、いじめを防ごうと、道徳の正式教科への格上げを提唱する方向で一致しました。道徳教育は指導方法が確立していない。抜本的な改革が必要との意見も多かったようです。教科化には慎重な意見が多いようです。恵那市の道徳の現状は。心のノートの活用状況と市独自の副読本、教材の活用状況は。

答弁:道徳の時間は毎週1時間位置づいている。日常の体験を振り返って、道徳的にどうなんだと価値を追求する時間です。自分を見つめ、友達の意見を聞き、教師の指導を受けながら、心を育んでいくことを狙っています。指導力を高めるためには、道徳教育計画訪問を実施している。

心のノートは副読本と併用して活用している。市独自の副読本はないが、「郷土の先人30人」を教材として活用した実践もある。(児玉教育次長)

標題②地域自治区制度について

地域づくり補助金によるまちづくりの評価は

質問:13地区で地域づくり事業が行われています。各地が抱える課題について、又、地域の特色を生かしたまちづくりのために、さまざまな事業が実施されました。この事業には、地域づくり補助金が出されています。市民と行政の協働のまちづくりの進展に対して、どのような評価をしているか。

市民満足度が向上

答弁:23年度までの6年間に延べ415、000人の余の市民の皆さんに参画を頂きました。その結果、451振興策、1088事業のまちづくり活動が取り組まれました。その結果、市民のまちづくりに対する参加意識が向上していることが、市民意識調査の結果に表れてきている。住民参画分野の施策満足度で満足度が上がり(8、4%から13%)、逆に不満足度が低下している。(18、8%から10、4%)市政に関する市民参画の機会でも同様な傾向である。市民満足度が向上しているのは、大きな成果ととらえている。

地域づくり補助金終了後の対応は

質問:地域づくり補助金は27年度で終了します。各地区がまちづくりで自立できる、資金を生み出す事業は数多くありません。補助金が無くなれば各地区の地域づくり事業の縮小は必至です。今後とも、ある程度の補助金を出しながら、協働のまちづくりを進めることが重要と思います。補助金は最低でも現行の半分程度確保して頂きたいが、考えは。

地域振興基金の活用で

答弁:多くの市民がまちづくり活動に参加されました。この成果を生かし、地域における自己決定と自己責任の原則に基づく分権型のまちづくりをさらに進めていかなければなりません。そのために、ある程度財源は必要と考えています。平成28年度以降のまちづくりの財源としては、地域振興基金の活用を考えています。具体的な支援制度につきましては、現行の各地域のまちづくり実行組織に対する補助制度を見直し、充実させる必要があると考えています。地域の課題解決のために、各地域協議会が選定した一定金額の範囲内の事業を市役所担当課が実行する、いわゆる地域予算制度のような、新たな地域内分権の制度が必要と考えます。地域協議会連絡会議の皆さんと相談しながら、25年度1年間かけて制度の原案作りをしたい。(小嶋企画部長)

堀みつあき
恵那市議会議員