<12月定例会報告>(11月29日より12月22日)
議会の構成(敬称は略しています。)
議長:西尾公男(岩村町)
副議長:柘植弘成(三郷町)
監査委員:町野道明(大井町)
常任委員会の委員構成
総務文教委員会
◎光岡克昌・○荒田雅晴・安藤直実・林忠義・伊藤桂子・水野功教・堀誠・西尾公男
市民福祉委員会
◎纐纈満・○鵜飼伸幸・町野道明・堀井文博・勝滋幸・柘植羌・鈴木清司・伊佐地良一
産業環境委員会
◎後藤康司・○小澤建男・畑村眞吾・堀光明・伊東靖英・柘植弘成・渡邊鈴政・藤公雄
議会運営委員会
◎水野功教・○林忠義・小澤建男・畑村眞吾・堀井文博・光岡克昌
特別委員会委員構成
リニア中央新幹線建設特別委員会
◎勝滋幸・○堀誠
瑞恵バイパス促進対策特別委員会
◎伊東靖英 ○鵜飼伸幸
病院医療対策特別委員会
◎伊佐地良一 ○伊藤桂子
広報広聴特別委員会
◎堀光明 ○纐纈満
※各委員会の◎委員長 ○副委員長です。
定例会での議案
専決処分の承認1件、条例の制定及び一部改正等11件、人事案件3件、予算関係12件、その他1件、
議案から
恵那市法令遵守の推進等に関する条例の制定について
法令遵守体制の確立を図り、公正な職務の執行を確保するため、この条例を定めます。
「職員の不適切な事務処理事件」を受け、再発防止のため、条例を定め、職員はもとより、市民の皆様に対して法令遵守に関し組織的に対応する仕組みを整備するものです。
※この条例は平成24年1月1日から施行されます。
恵那市大正村広場条例の制定について
恵那市明智駅前交流施設条例について
大正村広場を設置するため、又、観光振興及び地域振興を図る施設として明智駅前交流
施設を設置するため、この条例を定めます。
※この条例は平成24年4月1日から施行されます。
恵那市ふれあいエコプラザ条例の制定について
循環型社会の形成を目指し、資源物回収拠点を設置するため、この条例を定めます。
※この条例は平成24年4月1日から施行されます。
補正予算から
明智町まち並み整備事業費:205万円(三宅家トイレ用用地購入等)
山岡町まちづくり事業費:1150万円(振興事務所周辺整備事業費の増)
都市間交通対策費:2842万円(明智鉄道への経営対策補助金です。)
明智憩いの家解体工事:323万円
農地等小規模災害復旧事業補助金:794万円
串原観光関連施設管理運営費:1580万円
武並小学校太陽光発電設備設置工事事業:1400万円
東野小プール改築事業:1億2500万
人事案件
≪恵那市公平委員会の委員の選任≫
平出紀子氏(上矢作町)
≪恵那市固定資産評価審査委員会の委員の選任≫
柘植麻美氏(大井町)
≪恵那市教育委員会の委員の任命≫
龍田和子氏(上矢作町)
<光明の一言>
議会、政風会の役員選出
議会最終日、議会の人事が行われました。議長には西尾公男氏、副議長には柘植弘成氏が選出されました。素晴らしい議会運営を期待いたします。
政風会の役員の人事の改選もありました。三役は、会長伊東靖英氏、副会長小澤建男氏、幹事長堀井文博氏となりました。会派のまとめ役として、活躍を期待します。
恵那市においては、来年、1月に国民体育大会、スピードスケート競技会が、ぎふ清流国体のトップを切って、開催されます。ぎふ清流国体の成功に向けて、恵那市民一丸となって推進していかなければなりません。
又、市立恵那病院の再整備も基本方針が示され、産婦人科の新設も含めて、平成28年4月新病院の開院を目指すことになります。
現在、進められている、第2次行財政改革大綱と総合計画後期計画を着実に進めて、交流人口を増加させ、恵那市を活性化し、少しでも人口減少に歯止めをかけ、「住んで良かったと言える恵那市」のまちづくりの推進をしていかなければなりません。
<一般質問>
今回、一問一答方式により、標題①中学生、市長と語る会について、標題②15号台風の対応について、一般質問をしましたので、要旨を抜粋して掲載します。
標題①中学生、市長と語る会について
語る会が座談会方式になった理由は
質問:今年度、中学生、市長と語る会が12月7日に行われました。12月の広報えなに内容が掲載されました。又、ケーブルテレビでも放映されました。今までの「意見発表方式から」から「座談会方式」に変わりました。今回、方式が変更になった理由は。
答弁:本年度、初めて、市長が座長となって、中学生に対して、テーマを投げかけるという意見交換方式で実施しました。これは、昨年度、代表で発表した生徒たちの意見を参考にしたものです。今回、中学生の提案や意見に市長がすぐ答えたり、討論したりできる、いわゆる意見交換の場としたものです。
特徴的な傾向と意見は
質問:語る会での、意見交換では、活発な意見が出て、盛り上がったと思います。多様な視点、提言が有ったと思いますが、特徴的な傾向、意見は。
B級グルメ、アイドルグループの結成の提案も
答弁:自分にとって身近なことがらに関する意見が多かったように思われます。例えば、近くの道路の安全性や、交通手段の不便さ、街路灯の整備、産婦人科の設置などの意見や提案が多く有りました。
「活気あるまちづくり」のテーマでは、B級グルメなどを開発して、市を宣伝することや、市内でのアイドルグループを結成するなどして、祭りを盛り上げて活性化する事等、多彩な意見が出されました。(小嶋企画部長)
可知市長は語る会をどのように捉えたのか
質問:可知市長が座長で、生徒との一対一の語る会でした。今回の語る会を通じて、手ごたえが有ったと思います、この語る会をどのように捉えられたか。
しっかりとした考えで 力強く感じた
答弁:座長として、座談会をした。次世代の恵那市を背負って立つ若者の視点で捉えて、いろいろな事を考えて欲しかったため、この計画を企画した。しっかりとした考えを持ち、頼もしく思った。これからの恵那市を背負って立つ若者として、たいへん力強く感じた。(可知市長)
標題②台風15号に対する対応について
台風15号に対する対応は
質問:今回の台風15号は、中野方町を中心に、大規模な豪雨災害が発生しました。又、避難勧告も出されました。今回、地域防災計画に沿って、確実な対応が取れたのか。又、現在、日本各地で局地的な豪雨も多発しており、より確実な対応が求められています。今後に向けた対応、対策の計画は。
答弁:朝からの警報発令により、災害警戒体制を整えた。土砂災害警戒情報が発表後は、中野方町に避難勧告を発令した。市の体制として、消防署からは、救急車の派遣、中野方振興事務所へは緊急時における初動特別班員の派遣、避難所開設に依る運営職員を派遣した。防災計画に沿った対応が出来たと考えます。今後に向けては、災害対策本部の活動要領を新たに作成する。又、新たに土砂災害ハザードマップの整備を図る。(大塩総務部長)
登下校マニュアルの課題と対策は
質問:多治見市の小学生が流される事故を受けて、県教育委員会は暴風警報への対応が中心となっている災害時の休校や、登下校の基本方針を7年ぶりに見直して、ゲリラ豪雨などが頻発するなかでは、現基準では対応出来ないと判断して、大雨、洪水などの対策を織り込んで市町村教委に示すとしています。
現在各学校で実施している登下校マニュアルについて、課題はないのか、又多治見市の事故を受けての対策は。
答弁:12月に県教育委員会から示された「基本方針」を踏まえていきたい。
児童生徒が在校中に警報が発表された場合、恵那市では地理的な条件が有り、一律引き渡しというわけにはいかない。保護者への引き渡し、安全な集団下校、学校待機の3つの選択肢を各学校の地理的な条件や、警報発表時の状況により判断して、適切な方法を取る必要が有る。学校に待機の場合も考えて、防災情報課と連携して、今年、各学校に設置された備蓄倉庫に児童生徒分の非常食を準備するように計画している。最も難しい問題は、児童生徒の帰宅確認で、現在、教育委員会と校長会で協議している。(大畑教育次長)
警報時、保育園、幼稚園の対応は
質問:警報発表時には、幼稚園、保育園についても、小中学校と同じ様な対応と思いますが、保護者が仕事に従事している、又子供達が年少である状況下では、確実に保護者に引き渡す必要が有るが、幼稚園、保育園の対応は。
答弁:警報等の場合、保護者に、より、速やかに迎えに来てもらうことを、入園のしおり、園便り、入園式等の場で保護者に周知している。保護者がすぐに迎えに来られない場合は、迎えに来るまで、保育している。又、バス通園をしている園児においても、安全面からバスは利用せず、保護者に送迎をお願いしている。(纐纈市民福祉部長)