平成23年第4回定例会が終了
12月15日、平成23年第4回定例会が終了しました。主な内容は、白鳥台地区の公衆浴場が来年中に廃業する予定であることから、公衆浴場確保対策として共同浴場を設置する市営住宅条例の一部改正案など条例8件、財産取得など単行議案3件、補正予算として、現高砂・水元保育所の統合保育所としての建設予定の保育園建設費補助金、第三セクター経営改革プランに基づくエンルムマリーナハウス・だんパラスキー場取得事業費や東日本大震災による津波で被災したホタテ養殖施設の復旧費に対する補助金など総額4億5千4百万円の一般会計補正予算など3件、市民ネット・むろらんとして提出の軽油引取税の課税免除措置の延長を求める意見書など3件を可決、専決処分1件を承認し閉会しました。
私は、経済建設常任委員会において、中島公園野球場の多目的室に使用料を設定する室蘭市都市公園条例中一部改正の件について、また、予算審査特別委員会において、民生費の児童デイサービス給付費については、臨床心理士の正規職員化する考え、災害対策である福祉避難所機能確保促進事業費については、避難マニュアル作成の必要性や災害対策に関する機構を強化する考え、学校給食センター施設整備事業費並びに債務負担行為を設定した学校給食調理業務等委託費については、学校給食安全衛生管理基準や民間委託した場合の現嘱託職員等の賃金労働条件に関する質問しました。
なお、14日に行われた議会運営委員会において、水江議長から諮問を受け、会派幹事長会議において検討していた議会改革案がまとまり、最終報告がなされました。内容は、政務調査費による会派視察内容の市議会ホームページへの掲載、広報発行規定の見直しのほか、開かれた議会を目指すため「市民と議会の懇談会」を来年度から実施することとしました。
これは、議員自らが地域に出向き、市民から幅広く意見を聞き、市民意見を反映した政策提言を図ることを目的としており、各常任委員会単位でテーマの決定やテーマに沿った団体等との調整なども行うこととしています。
来年は10月までに各常任委員会で実施し、検証をすることとしています。実施と検証を繰り返しながらより良いものにしていきたいと考えています。