市立室蘭総合病院主催の特別講演
11月22日、市立室蘭総合病院において、講師として新潟労災病院の松原要一院長を招き「地域医療を守る 救急医療を守る」と題した特別講演が開催されました。
松原院長からは、平成11年に山形県鶴岡市立庄内病院の院長に就任、新病院建設(平成15年7月開院)時は、15億円を投じて電子カルテを中心とした統合医療システムを導入、また、地域の医師会と連携し外来診療を完全紹介制にするなど病院改革を行
いました。
また、自治体病院は、その役割である高度医療や不採算であるが地域医療を守るために必要な救急医療等を担う医師の負担を軽減しながら病院運営することが必要であると話されていました。
本市立病院においても、医師をはじめ、看護師等医療スタッフの負担を軽減し、西胆振の中核病院としての機能を更に発揮していただく体制を築かなければなりません。