小田中みのるの決意
年頭あいさつ
室蘭市民の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、ご家族そろって健やかな新年をお迎えられたこととお慶び申し上げます。また、日頃のご支援に対しまして、改めて感謝とお礼を申し上げます。
さて、早いもので、皆さんの温かいご支援とご協力により市議会議員として当選させていただいてから4年が経過しようとしています。
この間、国政においては、政権交代を実現させていただいたものの、現在も国民の期待に応えているとは言えません。
通常国会においても経済や雇用の回復、社会保障の安定化や外交問題など、国内外に課題が山積している中、さらに非常に厳しい国会運営が待ち構えています。
今一度、政権交代後の政治のあり方を見つめ直し「国民の生活が第一」という原点に立ち返らなければなりません。
本市においては、新宮市長が次期市長選挙に出馬しないことを表明されました。
16年にわたる行政財改革により、財政再生団体を回避し、将来の道筋が見えるところまできたことは、新宮市長の行政手腕とリーダーシップによるものでありますが、市民の皆さんや職員の皆さんの理解と協力がなければ成しえなかったものであります。
一方で、今後も多額の不良債務を抱える本市にとって、厳しい市政運営が待ちかまえておりますし、職員の大量退職が続く中、職員数の在り方や公共サービスの在り方については、より一層の議論をしていかなければなりません。
本市を取り巻く情勢は、依然として厳しい環境におかれていますが、私は、残りの任期を全うし、今後とも安全で安心して暮らせるまち、高齢者や障害者に優しいまち、命を大切にする教育、そして働く者の汗が報われる社会の実現を目指し、全力を尽くしてまいりますので、今後とも暖かいご支援、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
最後に、皆様のご健勝・ご多幸を心よりお祈り申し上げますと共に、今年1年が皆様にとっても更なる飛躍の年となるようご祈念申し上げ、年頭にあたってのご挨拶といたします。
過去の履歴
2010年12月