広瀬功三の一般質問(平成30年度12月議会)
今議会では一般質問はしておりません。
12月議会のトピック
◇山之口運動公園への県立陸上競技場整備について
複数の議員から山之口運動公園への県立陸上競技場整備について一般質問がなされました。県立陸上競技場の移転整備については、競技団体から「移転整備を再考し現在の県総合運動公園を整備地とする」よう4万5千人の署名が提出されていましたが、市は今後のスケジュールを考えると候補地を再考する「時間的余裕」は無く「現実的なスケジュールを全く考慮していない」との考えを示しました。
◇旧市民会館の現状について
旧市民会館の今後について一般質問がありました。市は日本建築学会か らの申し入れにより民間提案期間を延長しているが「これまで具体的な提案はない」こと、また、世界遺産として登録されることについては「非常に難しい」という見解を示しました。
◇12月議会で否決された議案
「子どもの医療費助成制度の拡充を求める意見書」が否決されました。子どもの医療費を助成することは、少子化の打開や子育てしやすい環境を創っていく上で重要な政策であり、市も重点化していく必要があると考えています。
そうした意味で、この議案は「県の子どもの医療制度の拡充」を県知事に対して求める意見書で重要であると考え賛成討論を行いました。採決の結果 賛成14反対14の同数で議長採決により否決となりました。9月議会でも同様のことがありましたが、どの議員からも反対討論は無く反対する理由は示されませんでした。反対した議員は市民に対してどう説明するのでしょうか?
活動報告(10月~12月)
※活動の一部を報告します。
研修・視察報告は都城市のホームページに掲載されます。
【全国都市問題会議研修】10月11日~12日
・研修先:新潟県長岡市
・「市民協働による公共の拠点づくり」:人口減少が進む中で、これまで行政だけでやってきたことを市民と協働して進めていくことの重要性を再認識しました。
【稲刈り体験㏌志比田】10月20日・24日
・地域の子ども達や大王小学校の5年生と一緒に稲刈り作業に参加。「焼酎プロジェクト」の米麹の原料になりました。
【志比田公民館スポレク祭】10月21日
【地区まつり甘酒づくり】10月25日
・ボランティアグループと地区まつりで販売する甘酒の仕込み作業に参加しました。
【産業経済委員会行政視察】11月5日~7日
・自治体電力の取組み、リノベーションまちづくり事業、鳥獣被害防止の取り組みなどについて、泉佐野市、和歌山市、篠山市を視察しました。
【議会運営委員会行政視察】11月13日~14日
・議会改革、タブレット端末の導入、代表質問制などについて、立川市議会、国分寺市議会、調布市議会を視察しました。
【広報広聴委員会行政視察】11月15日
・議会の広報広聴について霧島市議会を視察しました。
【議会報告会】11月16日・19日
・五十市、西岳地区公民館の議会報告会に参加しました。
【高齢者クラブ意見交換会】11月16日
【地区公民館花壇整備】11月17日
・地区公民館の花壇整備活動に参加しました。
【芋ほり活動】11月18日
・焼酎プロジェクトの原料となる芋の収穫作業に参加しました。
【志比田5館グラウンドゴルフ大会】11月25日
・グラウンドゴルフ大会に参加し、上位入賞しました。
【各公民館こけない体操】
・「こけない体操」の状況を知るために各館の取組に参加しました。
【人口減少時代のまちづくりワークショップ】12月15日~16日
・NPO法人ライフサポートセンターHAPPYが主催した「まちづくりワークショップ」に九州大学、高専、都城西校の学生や地域の方々と一緒に参加しました。
【12月議会】11月30日~12月19日
議会あれこれ
12月にNPO法人が主催する「まちづくり」セミナーに参加しました。小松原地区の公民館長や地域の方々のほか、大学や高専、都城西校の学生も参加し活発に意見を交えました。
▼参加して感じたのは行政に任せっきりでは「まちづくり」は他人事のままだということ。行政にとっても市民の理解と納得を得る上で市民参加は大切な要素です。
▼この市民参加の機会が充分に設定されていることが「まち」の魅力につながる時代です。市民発案の事業を取込むことや市民の意見を採入れる機会を増やすべきです。
▼このことは行政だけは無く議会にも言えること。議会を変えることは市政を変えることにもつながります。議会を傍聴いただくこと、議会に対する厳しい意見をお寄せいただくことが議会を変えていく第一歩だと思っております。