北八王子駅と周辺環境改善に向けた要求と改善実現状況について
1.通勤時の混雑緩和策
(1)電車の混雑
○通勤時間帯が集中するため、電車の増発を依頼
・本年3月に増発(2本)。増発によるダイヤ改正によりこれまでより利便性が劣る、との指摘もいただいておりますので、実態把握と検討を継続していきます。
(2)北八王子駅の混雑
○朝夕の時間帯ともにホームからの転落事故の危険性を指摘。ホームの拡張、ホームから階段を上がらなくても出られる臨時改札の設置を提案し、継続してJRとの交渉を実施していただいていますが、金銭面の課題から実現まではまだ遠い感じがしておりますが、引き続き取り組んで参ります。
○ホームの混雑緩和策として拝島方面行きに続き、八王子行きホームの拡張工事が本年10月完成予定で実施されています。
・拝島方面行きホームの一部拡張を平成20年度に実施しました。
・同様に八王子行き方面のホーム拡張は、市道の変更によりホーム拡張部分のスペース確保が必要となりましたが、東京精密㈱さまのご協力をいただき市道のセットバックが実現したことにより、本年10月末の完成を目指して工事実施中です。
(3)駅から外側の歩行空間整備について
○昨年より駅前の放置自転車が整理による歩行空間確保の改善要請を実施したことを受けて、早朝からの自転車整理と駐輪指導を実施していただいており、歩行空間確保に向けた改善が継続されています。また、花壇の設置などで景観的にも改善されてきました。
・放置自転車の整理整頓を早朝(6時台)から実施していただくことで歩行空間確保に向けた改善がされました。今後も継続して実施していただくことを確認しています。
・東口に関しては八王子東高校の生徒の放置自転車が多いため、学校と協議した結果、現在は少なくなってきています。
・臨時駐輪場が3箇所新設されました。
2.改札外階段の改善について
(1)設備的な改良
○改札外側の軌道横断通路は市の持ち物です。建設以来一度も補修されていないため手摺りの錆、照明灯の老朽化をはじめ様々に補修が必要な所が見られますので改善を要求しました。
・本年10月以降、補修工事に着手することが決定しました。
※軌道上の作業となることや痛み具合が見込みよりも大きいことなどから当初計画よりも大規模工事となり、24.11月以降、ホーム改造終了後の着工となります。(24.10現在の情報です)
○改札外側に工業団地にある駅としての工夫があってもよいのではないか、と提案してあります。
・工業団地の案内図や、ここに集う企業の宣伝などのスペースについて検討することになっています。(平成23年9月議会)
3.西口の歩行者横断歩道付近の安全確保について
○駅前の横断者が車から認識しにくいため、改善を要請しました。駅前広場の分離帯の植樹の変更などにより改善を求めました(23.9)
・駅周辺の交通環境の改善に努めるという回答をいただいております。
○私の他の重点取組みのひとつに、歩道と車道の境目の縁石にある段差の改善がありますが、これについて市側と協議を続けてきた結果、「新たにこのための工事は実施しないが道路工事などがあった場合はそれに合わせて段差解消を実施していく」という方針に至ることが出来ました。北八王子駅の駅前については分離帯の改善などを実施することに合わせて段差解消に取り組むように仕掛けていきたいと考えています。
○先日、久しぶりに夜の北八王子駅周辺を歩きましたが、道路照明や防犯灯がとても暗い印象を受けました。私の別の継続取組事項に「市での防犯灯、街路灯の一括管理」という項目があります。現状では防犯灯の管理は町会が行っているため、その地域を通行するだけの人の意見は反映しづらい状況にあります。北八王子駅周辺のように町会外からの人口が多い場所だけでも従来と違った管理方法で実施できないか、市と協議をしていきたいと考えております。