調布市議会議員

清水ひとえ

HITOE SHIMIZU

清水ひとえの使命 2021

応援いただきました皆さまの声を市政へ届けるべく現在、4期目の市議会議員として頑張っています

清水ひとえの使命

皆さま、こんにちは。清水ひとえです。令和2年度、市議会では4回の定例会が開催されております。その中で行いました一般質問の一部内容をご紹介いたします。

~ コロナ禍 子ども・若者への支援と備えを ~

第2回定例会

急速に拡大したコロナウィルスの蔓延は、市民生活に多大な影響をもたらしました。特に子ども・若者では、置かれた環境によってその影響が拡大しながら格差が生み出されるものと懸念します。

調布市立学校が再開したのは6月1日。約3カ月もの長期にわたり臨時休校となりました。子どもの居場所は学校施設活用によって確保されましたが、給食に替わる「子どもの食」へ、公の対応が図られることはありませんでした。臨時休校中、給食への独自対応をした自治体もあったので、とても残念に思っています。

調布では善意ある市民による、感染予防に配慮した「子ども食堂」の継続や、レトルト食品・弁当などが必要とされる家庭に届けられる取組がセーフティーネットとなったことから「子どもの食への対応の備え」に対する市の考えを質しました。

⇒令和3年度予算に「子ども食堂推進事業補助金」が計上されました。
~より多くの市民に活用していただきたいと思います~

また、雇用の壊滅により自らの生活費や学費を支える手段を失くした若者は、困窮と将来に対する不安に直面しています。
路頭に迷うことなく相談や福祉につながれる、新たなツールの構築を求めました。

⇒「調布市コロナ情報」アプリが配信されました (2020年10月)

その他、新型ウィルスによる影響の長期化が予測される中、「調布市成人式」への不安の声が寄せられたことから、例年と異なる形であっても若者の声が反映された成人式を迎えられる備えを求めました。

⇒令和3年「調布市成人式」は新型ウィルス感染症拡大により、残念ながら中止となりましたが、調布市議会では今年3月、市長・教育長宛に全会派による「新成人を祝う場についての要望」を提出しています。

~ コロナ禍に 不安を抱える 子どもの学びと育ちへの支援を ~

第4回定例会

「調布市立学校における感染症予防ガイドライン」に基づき、子ども達が楽しみにしていた行事が変更・中止になるなど、学校の教育活動は大幅に見直しとなりました。

コロナ禍の終わりが見えない中、多くの子ども達が不安・ストレスを抱え日々の学校生活を送っています。家庭に係る状況が悪化する など、さらなる不安を抱かざるを得ない子どもへの配慮も必要です。

この様な事態に 感染拡大防止対策を講じ、工夫し対応される教員・教職員に敬意を表します。

コロナ禍にあっても子どもの「学びの保障」のため、市と学校現場がきめ細かに課題を共有することが重要です。

小中学校での不登校 全国7年連続増加(文科省より)不登校の子ども およそ18万人 過去最多

第4回定例会では、子どもの学びと育ちの不安軽減につながる施策の展開と工夫を持ったさらなる支援を求めました。

子どもの学びと育ちの 不安軽減に向けた 提案を行いました
★教職員でなくても担える業務の外部委託検討・人材の増員
★コロナ禍の不安に起因した不登校生徒・児童への「学びの保障」
★児童・生徒一人一台導入の「タブレット端末」を活用した支援
★「学校に行きづらい子どもの保護者の集い」のオンライン開催
★子ども・若者総合支援事業「ここあ」の居場所・学習支援 実施場所の安定的な確保
★「スタディークーポン支給」など選択可能な学習支援事業の追加
★減少した環境学習の場をオンライン活用など新たな手法で提供

タブレット端末が~導入されました~

平成26年度 第3回定例会にて「子ども達の 情報化社会を生きる力 育成支援」を求め質問に立ち、提案を行ったタブレット端末整備が市内全小・中学校で完了しました。

コロナ禍が契機となって加速化する社会のデジタル化は、未来を担う子どもの学びや育ちに影響を及ぼします。

ルールの下に有効活用が図られ、多様な子ども達を誰ひとり取り残さない より良い教育に繋がることを期待しています。
今後も 多様な環境にある子ども・若者の育ちを 応援する施策の推進を 提言してまいります!

清水ひとえ
調布市議会議員