立川市議会議員

大石ふみお

FUMIO OISHI

大石ふみおの活動報告
VOL.57

基本姿勢

東日本大震災から12年が経過しました。改めて被災した多くの皆さんにお見舞いとお悔やみを申し上げます。これからも〝3、11〟を忘れずに、活動していきます。

近況報告

1、立川市クリーンセンター「たちむにぃ」の稼働開始について

クリーンセンターたちむにぃは、令和5年3月1日より本格稼働として運営を開始しました。一般見学は令和5年3月20日からとなります。一般見学可能な日時は、休館日を除く午前9時から午後5時までです。事前予約は必要ありません。
団体見学は令和5年5月8日より開始予定です。事前予約が必要となります。
申し込み方法については、ホームページにてご案内します。
・休館日は毎月第1月曜日(祝日と重なる日は翌平日が休館日となります。)
・年末・年始となります。
施設へのアクセスJR東中神駅より徒歩約15分、大山団地折返場バス停より徒歩約7分、西武蔵野バス停より徒歩約8分
【立川市クリーンセンターたちむにぃへの問合せ電話番号】042-519-5319

2、立川シティハーフマラソン2023を開催しました

晴天の中、国営昭和記念公園・陸上自衛隊立川駐屯地滑走路をお借りして多くのランナーが日頃の健脚ぶりを披露して頂きました。
・開催日 2023年3月12日(日)9時30分 ~14時30分
・併 催 第26回日本学生ハーフマラソン選手権大会 兼FISUワールドユニバーシティゲームズ(成都)日本代表選手選考競技会
・種 目
(1)ハーフマラソン・・・・・・・・・・ 合計6,018人
○立川シティハーフマラソン・・・・・・・・・4,559人
○日本学生ハーフマラソン選手権大会・・・・・1,459人
陸上自衛隊立川駐屯地滑走路~公道~国営昭和記念公園
(2)10km レース(非公認)・・・・・・・・・・・・776人
陸上自衛隊立川駐屯地滑走路~公道~国営昭和記念公園
(3)ファンラン3km の部・・・・・・・・・・・・907人
国営昭和記念公園内 親子ペアの部・・・・257組514人
国営昭和記念公園内 全種目 計 ・・・・・・・・8,215人

令和5年第1回定例市議会報告

日頃から、大変にお世話になっております。これからも「視線は低く・アンテナは高く」を基本に、いつも身近な行動派として活動してまいります。引き続きのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。さて、令和5年第1回定例市議会が、2月14日(火)から3月15日(水)までの実質21日間の会期で開会されました。今議会では、次年度令和5年度の予算を審査することがメインでした。そのために予算特別委員会を設置して、5日間の日程で慎重審査を行いました。結果として、市長提案の原案に賛成し、最終日の本会議においても賛成多数で可決致しました。また、今議会の閉会時の挨拶において、清水市長から本年9月3日に施行される市長選挙に立候補しないとの表明がなされました。
次に、常任委員会であります、総務委員会での報告項目も記載いたしました。 是非一読願います。

予算特別委員会での質問・10項目

Ⅰ、総務費

1、自動車等管理運営について
これからの自治体の施策や取り組みにおいて、環境対策やエネルギー対策を基本に据えながら事業を行わなくてはならないところまで来ています。そんな中、主要施策において、グリーン社会を実現するため、共用車9台をEV・PHVに切り替えるとあります。
そこで、総務課が管理している庁用車の台数と種類、更には、稼働率が分かる資料を提出していただきましたので、少し細かいところまで、お聞きをいたします。 まず、共用車を使用するときの申請方法や運用ルールについて伺います。
次に、総務課として共用車の申請を受け付けるときに、配慮・重視していることなどないのかを伺います。例えば、電気自動車やハイブリッドなど環境配慮型の車種を優先に受け付けるとか、稼働率の均平化や効率化などを考えた、仕組みや取組などしていないのかを伺うとともに、稼働率について、資料から平均80パーセントとなっておりますが、特殊の車両は別として稼働率が高いものや稼働率が低い車両などないのか現状について伺います。
なぜ、稼働率を伺ったかといいますと、稼働率の低い車両のそのものを削減することが一番環境対策になるとの考えからであります、車両を管理する側が効果的、有効的に車両を使用することで、車両台数を削減することもできると考えられますが、見解を伺います。
次に、具体的に伺います。まず、環境対策の重要性が高まっている中、長年において電気自動車は一台でとなっておりこれまでなぜ増やしてこなかったのかたのかを伺います。次に、今回は共用車9台を取り換えるとのことですが、なぜ9台となったのかその根拠・理由などあれば伺うと共に、共用車をすべて電気自動車にするためのスケジュールなどあるのでしょうか伺います。
現在の社会情勢から発注してから何か月もかかるなど状況もあります、また、東京都においても、都内で新車販売される乗用車を2030年までに、100パーセント非ガソリン化する方針も示されている中で、電気自動車の取り合いになることは明らかだと思いますので、立川市としても遅れを取ることのないよう、前倒しをするなど取り組みを加速すべきだと考えますが、見解を伺います。

2、庁舎管理運営について
庁舎電気自動車充電設備設置工事として190万円が計上されておりますが、現在は、地下駐車場に1カ所充電設備があるだけだと思いますが、設備の設置場所はどこになのか、また、どれくらいの容量や規模の設備となるのかを伺うと共に、設備についての、見積もりなどは取られているのかも伺います。
4か所増設するとのことですが、車両9台の入れ替えをするとなっている中で、それぞれの車両の充電に間に合うのかを伺います。さらに国、東京都としても積極的に電気自動車の活用を促進するため充電設備設置助成制度も創設されておりますが、今回の設置においてはその助成制度の活用などを考えられているのかを伺います。
また、充電設備については民間施設において先行して設置していると聞いておりますが、立川市内において充電設備がどの地域にどれだけあるのかなど把握しているのかを伺います。最後に行政として率先垂範して市民の皆さんに利用して頂けるような充電設備の設置をすべきだと考えます。そこで、庁舎敷地の地上へ市民の皆さんが利用できるよう充電設備の設置に向けて取り組むべきだと考えますが、見解を伺います。

3、採用・任用事務について
障害者雇用促進法改正により障害者雇用の拡充が示されました。公共団体は現在の2.6パーセントから段階的に3年後には3パーセントとなりました。
また、教育委員会においても現在の2.5パーセントから2.9パーセントとなりました。そこで、現在の障害者雇用率について伺います。今回の一般質問にもありましたが、改めてお伺いいたします。段階的の導入となり猶予はありますが、早期に目標達成に取り組むべきだと考えますが、立川市として次年度の障がい者採用について、これまでと違う取り組みなどのは考えていないのかを伺います。更に、採用においてデジタル人材の確保についても拡充する必要があると考えます。立川市DX推進方針に基づきDX推進に取り組むとある中でDXに特化した専任の人材が必要とされている中で、人材については不足している現状にあるのではないでしょうか。
そんな中で、デジタルの知識を持っているだけではこの潮流についてはいけないとされておりますので、専門職としてデジタル推進リーダーとなるような人材を確保することが必要だと考えます。そこで、採用においてのDX人材の確保についての課題などについて見解を伺います。

4、行財政改革の推進について
税外収入の確保について、市長からの予算説明において税外収入確保についての言及はありませんでしたが、これからの市政運営において税外収入の確保は欠かせない課題だと思っております。これまでの各年度や長期的に目標額など設定し、全庁的に取り組むべきだと提言して参りましたが、今年度の取り組みのひとつとして、新たなネーミングライツ施設や広告事業を拡大し、税外収入の確保に取り組むとありますが、具体的にどのように取り組みその目標値などの設定はあるのかを伺います。
取組に当たっては部門横断し年代別人員で、先進市の取組なども研究するなどのプロジェクトチームなどを結成し、進めていくなどの考えはないのかを伺います。やはり目標値を定めて定期的に進捗管理をしていくべきだと要望します。

5、交通安全対策支援について
それぞれの地域で活動していただいております安協について伺います。立川市の交通安全推進体制に欠かせない組織としての安協であると考えますが、まず、行政にとって交通安全協会の役割や重要性など認識を伺うとともに、各支部の状況や課題について把握していることをお示し願います。
既に、安協の空白の地域も増えている中で、私の住んでいる羽衣町においても、会員の高齢化とともに会員人数が激減し、支部の廃止や存続が危ぶまれていると聞いております。そこで、安全協会の重要性を認識しているのであれば、強力に支援することが必要だと考えますが、具体的な支援策などについての考えはないのか伺います。

6、地域の安心・安全推進事業について
主要施策において、あいあいパトロール隊への各種支援をとおして地域の安心・安全推進に取り組むとありますが、まずは、それぞれの地域で活動していただいてるあいあいパトロールの役割と重要性についての見解を伺います。
次に、市内12地域のパトロールを行っているとありますが、活動内容の把握はされているのか、また活動人数については把握しているのかを伺います。 これからのパトロール隊への期待や具体的支援策の考えなどあればお示し願います。

7、市長選挙執行事務について
投票率向上に向けて、これまでの選挙と違う取り組みについて、広報の充実、期日前投票所の増設、開設時間の拡大、既設投票所の細分化による増設など、いろいろな取り組みの考えはできると考えますが、選挙管理委員会において投票率向上に向けた話し合いや議題として話し合ってきたのかも伺います

Ⅱ、民生費

8、障害者就労支援事業について
立川市内には各種の会社や法人が事業主となってサービス種別ごとに運営を行っております。
通所作業所は、障がい者の生きがいづくりや、生活の糧としての収入を得る場所として多くの障がい者の皆さんが通所し働いております。更に指導する職員の皆さんも毎日誠心誠意指導、助言サポートしながら働いております。
そのような中で、事業所独自の取組としてクッキーや装飾品、名刺の作成などを行っておりますが、どうしても身内だけとなってしまい、販売や販路拡大などがなかなかできない状況であるとの相談を受けました。
そこで、販路拡大に向けての支援策などは考えられないのかを伺います。

Ⅲ、土木費

9、公園管理運営について 
①たちかわ中央公園について
たちかわ中央公園内にありますスケートバーク周辺の状況について伺い ます。
これまで近隣にあります大型施設を利用する方々が自転車を止めておりましたが、現在では禁止の張り紙とトラロープを張り巡らせて、自転車を止めることができないようしております。そこで、ここに至った経緯についてお答え願います。
この状態をいつまで続けるのか伺います。
この場所は、立川市のメインロードであります、サンサンロードや商業施設、昭和記念公園など立川市のメイン一部であることから、多くの方々に訪れて頂きたところだと思いますので、この場所にふさわしい環境整備を早期にすべきだと考えますが、見解を伺います。
公園内の駐輪場や植樹帯やアートを置くなど検討すればいろいろできると考えますが、見解を伺います。
②泉町西公園について
クリーンセンター「たちむにぃ」が3月1日に稼働し事業がスタートしましたが、建設に当たって市民説明などにおいて、近隣の泉町西公園にお湯を供給し足湯を整備していくと説明しておりますが、いつ頃実現するのか現在の状況をお伺いします。

10、西国立駅ホームドア整備促進事業について
今回予算はついておりませんが、設置費の一部を助成するため5年度中に協定を締結する。とありますが、西国立駅は既に設置完了した立川駅と違いホーム幅が狭いことや、ホームの強度も違うと思いますが、具体的に設置までのスケジュールや現在においての課題などがあればお答え願います。

予算特別委員会・賛成討論

令和5年度の一般会計の予算規額は853億9千万円で、前年度と比較して13億9千億円の増となり、2年連続の対前年度比プラスになったことで、過去最大の予算規模となっております。
次年度は、第4次長期総合計画・後期基本計画の4年目であり、計画を着実に進めていく一方で、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響等を正確に把握して、支援が必要な企業・団体・市民に対して適正な支援策を講じることが求められます。また、デジタル化や脱炭素化などの社会全体の改革要請への取り組みも求められます。そのための対応として「協働・連携のさらなる推進」「デジタル化の推進と基盤の強化」「脱炭素社会の構築と防災・減殺の推進」「維持可能な行政経営」という4つの事項を政策横断的な視点として重視し、後期基本計画の5つの政策における重点取組施策に取り組むことで、各施策目的の実現につなげていくとの方針が示されております。
本市の未来像、「にぎわいとやすらぎの交流都市立川」の実現に向け、市民の安全・安心はもとより、持続可能な行政運営の確保など、少子・高齢化、人口減少社会を見据え、中長期的視点に立った市政運営を進めるとともに、未来への道筋を意識して、各施策の目的や目標を明確にしたうえで、事務事業を適切に、また確実に執行することを求めます。
それでは、期待される主な取り組みの一部について述べます。
クリーセンター「たちむにぃ」の安定稼働、2学期からの新学校給食共同調理場運営の開始、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み促進、放課後子ども教室「くるプレ」の充実、高校生等医療費助成事業の開始、また10月からは義務教育就学児医療費助成事業とあわせ、保護者の所得制限と自己負担額撤廃、錦中央公園ヘのインクルーシブ遊具の設置、みのーれ立川の10周年にあわせた立川農業のファンづくり、重層的支援体制整備事業の実施、KEIRINグランプリの開催、加えて、学校教育においては、第七小学校の体育館の解体・建設工事の推進、タブレットPCの効果的な活用、校務支援システムの安定稼働、電子黒板の導入など教育ICT環境の整備・推進などの取り組みについて期待度は高いと考えておりますので、現場実態や現場の声を尊重するなど実効性のある対応を求めます。 最後に、本日までに本予算特別委員会で議論された事業においては、要望や要請内容を真摯に受け止めていただきまして、執行時においては十分に取り組まれることを要望し、令和5年度一般会計予算案に賛成と致します。

立川市新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対応方針第10弾

本市では、これまで9回にわたり緊急対応方針を示し、新型コロナウイルス感染症関連対策に取り組んでまいりました。今般の原油価格・物価高騰の影響等を踏まえ、新型コロナウイルス感染症関連対策とともに「コロナ禍における『立川市総合緊急対策』(緊急対応方針・第10弾)」としてとりまとめ、今回の市議会に補正予算案を提出し取り組んでまいります。ここでは、第10弾として新たに取り組む施策や、拡充する施策等を中心に記載しています。他に、これまでと同様に継続する取り組み等もあります。また、今後の状況変化により内容を変更する場合があります。
新型コロナウイルス感染症対応のため、令和5年度一般会計補正予算第1号を編成し、機動的に対応する。 総額591,753千円(特定財源587,425 千円 一般財源4,328千円:コロナ基金活用予定

1、新型コロナウイルスワクチン接種事業547,272千円(国10/10)
8月末までの必要経費を計上(9月以降分は、改めて6月議会での補正を予定)・接種委託料 ・医療機関支援 ・コールセンター経費 その他、事務経費など

2、タクシー券・ガソリン券等 助成事業152千円
ワクチン接種会場への移動が困難な障害者に、既存のタクシー・リフトタクシー(福祉タ クシー)券助成事業に準じ、タクシー券を助成するもの(8月末まで)・タクシー150枚、リフトタクシー30枚その他、事務経費など

3、障害者施設等におけるPCR検査等補助事業6,004千円(都10/10)
PCR検査などを実施する障害福祉サービス事業所等に、検査費用等を助成するもの(都の方針に合わせ6月末まで)・検査料金 @20,000×300件その他、郵便料

4、介護施設等におけるPCR検査等補助事業1,002千円(都10/10)
PCR検査などを実施する介護福祉サービス事業所等に、検査費用等を助成するもの(都 の方針に合わせ6月末まで)・検査料金 @20,000×50件 その他、郵便料

5、居宅介護支援事業所等におけるPCR検査等補助事業101千円
東京都の補助スキームから外れている居宅介護支援事業所等がPCR検査等を実施した 場合、検査等に要する経費を補助するもの(上記事業と同様、6月末まで)・料金 @20,000×5件 その他、郵便料

6、新型インフルエンザ等対 策事業37,222千円(4,075千円)
立川市医師会を中心として訪問看護師や薬剤師会等と連携し、自宅療養者への支援を行うもの(都の方針と合わせ5月7日まで)・食料支援50個×37日分・抗原検査定性キット100件×37日・パルオハシメーター150個・退院支援、医療支援、その他、事務経費など

*詳しくは、立川市のホームページをご参照願います。

常任委員会・総務委員会

総務委員会は2月27日(月)開催しました。本委員会に付託された議案はありませんでした。

次に、所管部課からの報告事項として、下記の通り合せて17件の報告を受けました。
①第4次長期総合計画の総括(中間報告)について
②第5次長期総合計画策定について
③立川市組織改正(案)について
④横田基地関連について
⑤立川飛行場関連について
⑥立川市魅力発信拠点施設コトリンクについて
⑦立川第三中学校・第三小学校等複合施設の整備について
⑧若葉町まちづくり方針素案について
⑨「立川第7次男女平等参画推進計画」実施状況報告書(令和3年度年次報告)
⑩立川市男女平等参画についての市民アンケート調査(令和4年度調査)単純集計結果について
⑪立川駅南口27街区について
⑫訴訟事件について
⑬東京電力への損害賠償請求について
⑭空家等対策事業(特定空家等)の対応状況について
⑮戸籍謄本写し(「コピー」と印字されたもの)の誤送付について
⑯個人番号カード交付促進への取組について
⑰立川市地域防災計画の修正及び立川市受援計画の策定について
それぞれについて質疑を交わしました。

今後の市議会等の日程について

今後の市議会定例の日程について、令和5年第2回定例市議会は6月6日(火)から6月26日(月)までの日程で開会予定です。
本会議や各種委員会では傍聴席をご用意しておりますので、お時間が許す方は是非、議場までお越し下さい。お待ちしております。また、市議会インターネットでもライブ、録画放映も行っておりますので、是非ご利用ください。
結びに、桜も満開になり、気候的も過ごしやすい時期となりましたが、新型コロナウイルス感染症の分類が5類になるまで、また、花粉症に悩まれている方々も今しばらくご辛抱の程よろしくお願いします。また、マスクの着脱は個人の判断となりましたので、その場の環境に適した対応もよろしくお願い致します。
最後に、季節の変わり目ですので、体調管理を十分に行って頂き、どうかご自愛下さい。
以上で「令和5年第1回定例市議会」報告とさせていただきます。

連絡先:
eーmail:ooishi777@kzd.biglobe.ne.jp
℡・fax:042―548―7004

大石ふみお
立川市議会議員