【基 本 姿 勢】
〝3・11“を忘れずに、活動していきます〟
【近 況 報 告】
全国各地で発生をしております、自然災害において(豪雨災害や地震災害)被災を受け不安を抱えた、多くの方々にお見舞いを申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
被災地の復旧・復興が早期に出来ますよう心よりお祈り申し上げます。
1、総合防災訓練の実施について
<日 時>平成30年9月9日(日)8時30分から
<場 所>立川市羽衣町 市立第六小学校グランド 他
<想 定>同日9時に多摩地域を震源とするマグニチュード7級の大地震が発生、立川市内は震度6強の揺れを計測した。大地震の発生により、特に羽衣に甚大な被害が発生したことを想定し訓練を実施した。
<参 加 者 総 数>920人
<感 想>多くの関係者の参加の基、実践に即した訓練が出来たと考えますが、今後は想定外の災害についても訓練を重ねていくことが必要であると感じました。
そのためにも、議会と行政が日々議論を重ねながら、市民の生命・財産を守る施策の充実に取り組んでまいります。
2、広域連携サミットの開催について
<日 時>平成30年11月1日(木)15時から
<場 所>総務省自治大学校 研修棟―2 大教室
<出 席 者>立川市の近隣8市の首長による意見交換を行う。
<テ ー マ>人口減少社会における広域連携のあり方
「住みたい、訪れたい、活力あるまちづくりを目指して」
<参 加 者 募 集>広報誌に掲載ならびにホームページに掲載致します。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
【定 例 市 議 会 報 告】
日頃から、大変にお世話になっております。心より感謝申し上げます。
これからも「視線は低く・アンテナは高く」を基本に、一番身近な行動派として活動してまいります。引き続きのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
さて、平成30年の第3回定例市議会が、9月4日(火)から10月1日(月)までの実質18日間の会期で開会されました。
今議会におきましては、昨年度、平成29年度の一般会計および特別会計の決算を慎重に審査致しました。
その審査結果として、平成29年度の決算を認定いたしました。認定するにあたり、下記に記載いしました意見を述べました。
(下記には決算概要も掲載致しました)
次に、請願・陳情並びに議案には条例の一部改正などがありました。
次に、常任委員会であります、厚生産業委員会での報告項目も下記に記載いたしましたので、是非、ご一読をお願いいたします。
決算概要
<決算規模>
〇歳入決算額は、765.9億円
前年度に比べ、15.7億円、2,0%の減
〇歳出決算額は、714.7億円
前年度に比べ、23.5億円、3.2%の減
<決算収支>
●歳入歳出差額から翌年度繰越財源を控除した実質収支は、39.1億円の黒字となり、これから、前年度の実質収支を控除した単年度収支は、4.4億円の黒字となりました。
●単年度収支に積立金と繰上償還金を加え、積立金の取崩し額を控除した実質単年度収支は、4.7億円の黒字となりました。
<平成29年度決算認定意見>
私は、未来日本立川・国民民主を代表して、議案第68号 平成29年度立川市一般会計歳入歳出決算に認定の立場で討論いたします。
平成29年度は、立川市第4次長期総合計画 前期計画の折り返しにあたる年として、これまでの事業の成果と検証を行い、新たに盛り込まなければならない施策を検討するなど、将来への方向性を見定めていく年と位置づけてスタートしました。
予算編成においては、法人市民税の交付税原資化により平成27年度に比べ法人市民税が約10億円減少し、ふるさと納税による個人市民税への影響をうけるなど、引き続き厳しい歳入状況のなかで、ハードからソフトへというスローガンを掲げ、市民との協働を基本としながら、従来手法に捉われず、工夫と見直しを行うなど、人を育てるための施策を拡充する方向へ舵を切った予算としました。
歳入においては、法人市民税の増はあるものの、今後歳入において大きな収入見込みが期待できない中で、シティプロモーションによる来街者集客アップや広告料収入などによる税外収入の増収はもとより、未利用地の効率的な運用、売却をするなど財政の安定に加え、人口減少真っ只中の現代において、ゼロ歳からお年寄りまで幸せに安全に住み続けられ、住み続けたいと思われる街づくりが求められています。
子ども、子育てに関する施策については、保育園の待機児対策において30年度当初の待機児童数にも表れているように、安心して子育てできる環境づくりの整備を行なったことや、子どもの病気に対しても、医療機関との連携強化が進み、子供達はもとより、子育てをしながら働く保護者の安心感を高めたことは評価します。
次に、学校における長年の要望であったトイレ改修やエアコン設置をはじめとする施設修繕も着実に進めてきたことも評価しますが、安全な教育環境推進のため引き続きの努力を求めます。
次に、子どもの貧困については、無料学習や子ども食堂の開設など地域やNPOの皆さんのお力を頂きながら進められてはいるものの、児童虐待などいわゆる光の当たっていない子ども達への支援には未だ多くの課題が残されています。
具体には、子どもの貧困問題は、この国の未来に直結する問題であることからも、まずは貧困を含む子どもたちの実態を把握するための調査を実施すること、更には、被害を決して起こさないための体制を整備することも喫緊の課題です。そのためにも、乳幼児健診、家庭訪問など、妊娠期から子育て期間全てにおいて、あらゆる資源を使って一人も取りこぼさない、一貫した支援と仕組みを作ることを求めます。
次に、ひとり親家庭を含む低所得世帯の支援においては、女性の子育てと就業の両立、安全な子育て環境のためにも、病児保育室やファミリーサポート、ショートステイ、就業支援、ひとり親家庭ホームヘルプ事業など、利用者目線に立ち、使いやすい制度となるよう改善を含めた積極的な取り組みを求めます。
今後、子育て世代包括支援センターをはじめ、今まで以上に包括的な施策が求められてくることは間違いありません。そのためには、人材不足、限られた予算など、越えなければならない壁はありますが、支援が必要な子どもや家庭に求められる支援が届くよう、そして命を救うために、従来手法に捉われず、立川市として主体性をもって取り組むことを求めます。
次に、高齢者の皆さんが生き生きと暮らし続けられるための施策の充実についてです。
高齢化社会の最盛期を迎え始める2025年を目前にした今、着実かつスピード感を持って様々な問題の解決にあたらなければなりません。そのためには、それぞれの地域で活動されている民生・児童委員の方々への支援はもとりより、今まで以上に、高齢者の方々には働く場を確保するなど、ますます生きがいづくりの施策が必要となってきます。
健康で安全で安心して、立川市にすみ続けて頂けるような取り組みを強化することを求めます。
次に、昨今、毎年のように自然災害が各地で猛威を振るっています。今年、北海道を襲った大地震は、立川市にとっても現実的な脅威と捉えなくてはなりません。
本委員会で明らかになった、災害対策において民間住宅耐震化を促進することはもとより、地域防災計画の強化・充実、災害時要支援者避難計画の拡充など早期に取り組まなければならない課題は山積しておりますので、市民の生命と財産を守るために、早急に目標達成に向けて全力を尽くすことを求めます。
最後に、この他のさまざまな施策においても、本決算特別委員会の中で議論され出された意見、要望を真摯に受けとめ、次年度の予算や施策にしっかりと反映し、十分取り組まれることを要望し、平成29年度一般会計歳入歳出決算を認定といたします。
《常任委員会・厚生産業委員会》
厚生産業委員会は9月21日(金)に開催されました。本委員会には、陳情1件が付託されました。陳情第6号「臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書」については、既に全国の57自治体が意見書を採択して国に提出していること、ならびに臓器移植希望者が年々増加しているにも関わらず、希望どおりに行えない状況を改善するためには、ドナーや臓器提供者を増やす事と、臓器提供施設を増やすための対策・システムを早期に確立するためには採択し、国に意見書を提出すべきと主張し賛成いたしましたが、他会派が反対したために不採択となりました。
次に、所管部課からの報告事項として、関係各部課から合せて10件の報告を受け、それぞれについて質疑を交わしました。
①立川まつり国営昭和記念公園花火大会について
②立川駅西地下道壁面アート化事業について
③立川公園野球場ネットフェンス改修工事について
④事前キャンプの誘致活動について
⑤こどもとおとなのはなしあいインin市議会議場について
⑥乳幼児健診未受診者、未就園児、不就学児等の緊急把握について
⑦市立保育園の民営化の進捗について
⑧生活保護システムにおける情報提供の誤りについて
⑨立川市いのちの支える自殺総合対策計画策定について
⑩高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
注)今回の厚生産業委員会の報告事項の内で特筆すべき項目としては、1番目の花火大会ですが、今回は60回記念大会であるために、中止当初より関係者の間では実施に向けて継続的に検討をしていた経過の説明を受けて、補助金として市として補正予算で6百万円の支出をする考えが述べられました。
開催日は11月23日(金・祝)18時から、昭和記念公園と発表されております。
※市内外の多くの方々に昭和記念公園にご来場を頂けますよう、よろしくお願い致します。
次に、6番目の乳幼児健診未受診者、未就園児、未就学児の緊急把握については、現在のところ居住実態が把握できない児童はいないことが説明されました。
※これからも、見落としがないように居住実態の確認を続けていきます。
次に、8番目の自殺対策については、国の自殺総合対策大綱や東京都の自殺総合対策計画に基づき、立川市としては、立川市いのちを支える自殺総合対策計画を全庁を挙げて計画策定に向けて取り組む体制とスケジュールが示されました。
※自殺者ゼロに向けた取り組みを行ってまいります。
【今後の市議会の日程案について】
今後の市議会の日程について、平成30年第4回定例市議会は11月30日(金)から12月18日(火)までの日程で開会予定です。
尚、定例市議会において、本会議や各種委員会では傍聴席をご用意しておりますので、お時間が許す方は是非、議場までお越し下さい。お待ちしております。
結びに、季節の変わり目でありますので、体調管理をしっかりしていただきまして、どうかご自愛下さい。
以上で「平成30年第3回定例市議会」報告とさせていただきます。
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