立川市議会議員

大石ふみお

FUMIO OISHI

大石ふみおの活動報告
VOL.29

【基 本 姿 勢】

“3・11”を忘れずに、活動していきます

九州熊本大地震から3か月が経過しようとしております。
震度7以上の地震が連続して発生するなど、史上初めての出来事となりました。

改めて、お亡くなりになられた方々ならびに、被災された多くの方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

また、今なお、避難所生活を余儀なくされております、多くの方々にもお見舞いを申し上げます。

今後におきましても、被災地の復旧・復興の実現に向け、全力で取り組んで行くことをお誓いいたします。

「大石ふみお」の活動としては、立川に生まれてきてよかった、立川に住み続けたい、立川をもっともっと住みやすい街にしたいと考えている方々と共に活動していきたいと考えております。

どうか、「大石ふみお」にご期待下さい。必ずやご期待に応えてまいりますので、より一層のご支援ご協力をよろしくお願い致します。

【議  会  報  告】

日頃から、大変にお世話になっております。心より感謝申し上げます。これからも「視線は低く・アンテナは高く」を基本に、一番身近な行動派として活動してまいります。
引き続きのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

さて、平成28年の6月定例市議会は6月14日(火)から7月4日(月)までの実質15日間の会期で開催されました。

今議会の初日に行った一般質問では、大きく5項目について提案型の質問を行いました。
下記には、質問・回答の要旨のみ掲載いたしました。

1項目、広域行政・連携について

質問・効率的で効果的な広域行政・連携などの取り組みや考え方、また、財政基盤の強化についての市長の見解は。

回答・地域の活力の維持向上には広域的な連携が不可欠であることは認識している。
今後は周辺自治体と共に、様々な連携の実現に取り組んでいきたいと考えている。

2項目、ごみ対策について

質問・平成25年11月から戸別収集・有料化を導入したが、ごみの減量実態はどうなっているのか。
また、高齢者を対象にした、分別・ごみ出しやリサイクルへの支援策などはないのか。

回答・燃やせるごみの量は3万1163トンで、50%減量基準年に対して、約32%の減量となり、前年度比で3%程度上昇することが出来た。
引き続き周知・啓発活動を継続するとともに、各種イベントを通して、目に見える活動を展開していきます。
また、高齢者の方々に対して、分別・ごみ出し支援事業は、現在でも行ってはおりますが、実態に合わせた柔軟な対応に努めていきます。

3項目、自動車運転免許証返納制度について

質問・最近、高齢者による自動車事故が多発をしている状況から、自主的に運転免許証を返納して頂くことにより、交通事故予防対策に繋がると考えています。
そのためには、自動車を使わなくても、生活が出来るような仕組みなどを構築すべきではないか。

回答・他市におきましては、公共交通に対する割引サービスなどを付与しているところもありますので、立川市独自の支援策については、周辺自治体の動向を見据えつつ検討していきます。

4項目、JR南武線快速列車運行常態化について

質問・JR南武線の快速列車を拡充することで、羽田空港へのアクセスもスムーズとなり、立川市民はもとより、外国人旅行者の増加や観光者の増加のなど、まちの活性化に繋がることは間違いないと考えます。
そのような状況の中、沿線自治体が集まって南武線沿線市協議会を設置し、快速列車の拡充や、連続立体化事業の促進を図るとの情報があるが、どのように立川市としては取り組んでいこうと考えているのか。

回答・昨年度から沿線、川崎市・稲城市・府中市・国立市・立川市の5市による南武線沿線市による勉強会を開催し、各種まちづくりについての意見交換や南武線沿線の地域資源についての情報交換などを行っておりますので、その中で積極的に発言していきたいと考えております。

5項目、教育行政について

   

質問・SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の活用については、児童生徒が犯罪に巻き込まれないようにするためには、学校での指導・教育も重要ではありますが、家庭内でのルール作りが早期に必要であり、そのためには、親子でとことん話し合い納得することが最も重要であります。また、日ごろから何でも話し合える親子関係作りも重要であると考えます。

回答・メールやラインなどの過度の利用を抑制する、実効性のあるルール作りが現在の課題となっております。
今後とも総合的な対策を学校・地域・保護者を含めまして対 応してまいります。

質問・外部指導員については、すでに100名を超える方々が、中学校の部活動の監督・指導などを行っていただいておりますが、休日などに行われる、対外試合や遠征などにおいて、生徒を引率する場合は教員が同行しなければならず、教員にとりましては、少なからず負担となっている状況から、教員の引率なしで、外部指導員と保護者だけの対応はできないものか。

回答・生徒の管理監督責任が学校にある点から、外部指導員が、対外試合や遠征などの際に、単独で生徒の引率を行うことはできません。
しかし、現在国においてもこの問題は重要であると捉え、検討を始めたと聞いておりますので、その動向を注視していきたいと考えております。

質問・羽衣町3丁目に所在しております、第3中学校の前面道路・通学路は以前より道幅が狭く、交通事故も発生するなど、危険であります。生徒の安全を考えた場合、抜本的な対策を講じるべきだと長年訴えてきましたが、いろいろな対策は講じて頂いているにも関わらず、抜本的な危険性の除去には至っておりません。
そこで、警察と協働してスクールゾーンを設定することや、防犯カメラを設置すること、また、シルバー人材センター会員を活用して登下校時の見守りを実施するなど、ありとあらゆる対策を講じていくべきだと考えます。

回答・今回提案していただきました、3つの対策については、小学校には対象となっておりますが、中学校は対象となっておりませんので、いずれも対策を講じることはできません。
ただし、危険性は認識しておりますので、標識等によるドライバーへの注意喚起を継続していくとともに、学校におきましても安全教育を徹底し、安全確保を図ってまいります。

以上

【ひとやすみワンポイント解説】

<今回は、実質収支比率について>

毎年、立川市の収入から支出を差し引き、さらに翌年度に繰り越すべきお金(例えば、未完成の工事代金などすでに支払額が決まっているもの)を差し引いたものを実質収支といいます。
実質収支の額が、立川市の市税などの一般財源・標準財政規模に対してどのくらいの割合になっているのかを示すものを実質収支比率といいます。
一般的には、3~5%程度が望ましいとされています。
立川市の状況は、平成24年は8.2% 平成25年は7.6%となっております。

<ポイント>

実質収支は単純に黒字が大きければいいというものでありません。
行政サービスの水準が一定のレベルを下回っているならば、黒字であっても意味のないものになってしまいます。
そこで、黒字は後々の財政の調整に必要な範囲にとどめ、それ以上は行政サービスの向上に使っていくための基準が、実質収支比率となります。

《常任委員会・環境建設委員会(委員長)》

環境建設委員会は6月28日(火)に開催されました。
議案としては、道路の認定2件、及び市営駐車場と駐輪場の指定管理者の変更並びに条例の一部を改正する議案が合わせて4件ありました、質疑を交わしたのちにいずれも全会一致で認定・可決されました。

尚、請願・陳情はありませんでした。
最終日の本会議においても、全会一致で承認・可決されました。

次に、所管部署の報告事項として、関係各部課から合せて18件の報告を受け、それぞれについて質疑を交わしました。

①立川駅北口西地区地区計画の変更について
②立川駅北口駅前地区地区計画の変更について
③生産緑地の再指定について
④立川市宅地開発等まちづくり指導要綱の一部改正について
⑤東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)について
⑥立川市コミュニティバス(くるりんバス)運行計画について
⑦立川駅南口第一立体駐車場及び第二立体駐車場の解体に伴う対応について
⑧立川駅北口西地区有料自転車駐車場の開設に伴う対応について
⑨「生活道路拡幅事業~今後優先的に整備する路線~」の見直しについて
⑩立川駅北口・南口長寿命化修繕計画について
⑪立川市橋りょう長寿命化修繕計画について
⑫立鉄中付第2号線整備について
⑬立3・4・15号すずかけ通り線及び立3・4・21号国立駅東大和線について
⑭立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業について
⑮立川駅西側新自由通路整備事業について
⑯立川駅南北喫煙所の閉鎖・撤去について
⑰「立川市公共下水道西砂川雨水第10幹線及び多摩川上流処理区西砂川第1排水区雨水枝線実施設計委託」図面の誤りについて
⑱清掃工場の移転問題について

の報告がありました。

<ご報告>

環境建設委員会委員長の退任について

市議会の改選より2年が経過いたしました。それに伴いまして常任委員会の改選を行うことになります。
この2年間、委員の方々、市の職員の方々並びに市民の方々にご支援ご協力を頂きまして、大過なく委員長としての大役を終えることが出来ました、心より感謝いたします。
今後におきましても、新たな委員会で積極的に発言活動していくことをお誓い申し上げまして、委員長退任に際しての御礼とさせていただきます。
誠に、ありがとうございました。

追伸、新たな常任委員会メンバーの選任は、7月22日に開かれます、臨時議会で決定となります。

《次回定例議会日程》

次回、平成28年9月の定例市議会は、平成28年9月5日(月)から9月29日(木)までの日程で開会されます。

9月の定例市議会は、決算議会となっております。
昨年度、平成27年度に執行されましたすべての事業を精査し、議論してまいります。
それらの議論を深め事業を評価することで、次年度の予算編成においてより良い事業とするための土台とします。
それぞれの本会議や委員会では、傍聴席をご用意しておりますので、お時間の許す方は、是非ご来場いただけましたら、幸いでございます。

結びに、夏本番を迎え、体調管理が難しくなってまいりますが、水分や休息を十二分取るなど、どうかご自愛下さい。

以上で「平成28年6月立川市議会定例会」報告とさせていただきます。

最後まで、「大石ふみお・ホームページ」をご覧いただき、誠にありがとうございました。ご感想やご要望・ご意見などありましたら、メールや電話でご連絡をお寄せください。お待ちしております。

大石ふみお
立川市議会議員