佐金利幸長浜市議会議員(滋賀県)へ、平成28年7月11日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
長浜市で今、一番問題だと思われる事
記者 長浜市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
佐金利幸議員 人口減少ですね。長浜は平成22年に1市8町で合併したのですが、その当時125,000人いた人口が、この6年間で毎年800人程減り続け、今では120,000人を切りそうな状況となっています。しかし、同じ滋賀県でも、大津、守山、草津では人口が増えていたので、滋賀県の人口減少の危機感はあまり表面化されていませんでした。おととし頃から滋賀県全体も人口減少に転じ、県としてもやっとその危機感に気が付いたというのが現状です。
その問題に対する具体策
記者 現在、佐金市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
佐金利幸議員 子育て支援や待機児童など人口減少に歯止めをかけるためにいろいろなことをやっていますよ。しかし、統計的にも長浜の女子学生は進学等で、一度長浜を離れてしまうと、戻ってこないという数字が出ているんですね。男性は二十~二十二歳になるとまた戻ってくるケースが多いのですが、適齢期の女性がいないため、子供の出生数も減っています。
議員活動報告
記者 佐金市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
佐金利幸議員 私は2期目になりますが、1月、7月の年に2回、活動報告として、新聞折り込みを出しています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、佐金市議は何が必要だとお考えですか。
佐金利幸議員 私は社会人になって、労働組合から知らず知らずの内に、政治活動に関わった時代もありましたが、日本は諸外国と違って、政治活動や宗教活動というものはあまり行わないですよね。やはり、育った環境や教育で大きく影響すると思います。議員報酬だけでは、若い子育て世代の人達が生活していくにはなかなか厳しい面もありますが、人の痛みが分かり、長浜市のために働いてくれる、市議会議員の資質を持った人に是非活躍をしてほしいと思っています。