ねぎた拓治碧南市議会議員(愛知県)へ、平成28年1月8日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
碧南市で今、一番問題だと思われる事
記者 碧南市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
祢宜田拓治議員 碧南市は面積約35㎢、人口約7万人という小さな市です。
臨海工業地域なので、人口に比べて会社は多くおかげ様で税収は多いですが、華やかさにかける部分があります。また、地形的に低地が多く、市域の大半が埋立地であるため、震災や津波に弱いエリアです。消防本部も臨海地にあるため、一番の懸案事項は、南海トラフ巨大地震が危惧される折り、液状化や津波・浸水被害の対応問題だと思います。市としても県の被害調査等を踏まえて、防災計画の根本的な見直しを現在図っています。これには、名古屋大学の福和教授をはじめ、国、県、市の担当職員と、事業所、市民の計80余名の委員による会議で検討中です。碧南市にとって、この防災という大きな問題に対して、皆さんの英知により、大きく減災が図られることを大いに期待してます。
その問題に対する具体策
記者 現在、祢宜田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
祢宜田拓治議員 防災や耐震、液状化等災害の対策・対応の遅れに関して、何とかしなければならないということを一般質問で訴えています。自分の家でもそうですが、自助として各ご家庭での、水・食糧等の備蓄と、公助としての、しかるべき備蓄をお願いしているところです。
議員活動報告
記者 祢宜田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
祢宜田拓治議員 年に1回、一般質問の内容や視察報告等を載せた活動だよりを作り、後援会の方をはじめ、地域の方々へ郵送、又は、歩いてポスティングをしています。また、役員の方や後援会の方に対しては、年に1回集まっていただき、報告会を開いています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、祢宜田市議は何が必要だとお考えですか。
祢宜田拓治議員 自分の若い頃や自分の子供達のことを振り返ってみても、市議に対しては誰がなっても変わらないという思いがあったと思います。幸い碧南市は市長選と市議選が一緒だったので良かったのですが、市長が無投票になったりすると、投票率がガタンと下がる傾向にあります。国政や県ですともう少し意義をみつけて一票の重みを感じると思うのですが、特に田舎ですと二元代表制と言いながら、執行部が決めたことを概ね賛成して、ほとんど修正もない形で進められていくこの流れが、政治離れ、市議離れ、選挙離れになっていると感じます。そうならないように、是々非々で一つ一つの条例、議案等を真摯に協議しようと現在、市議会議員全員で心がけているところです。政治離れを払拭するには、身近にある問題に対して、アンテナを広げ、市議をはじめ、選挙で選ばれる人がもっと積極的に解決に向けてピーアールすべきだと思います。