太田貴子高槻市議会議員(大阪府)へ、平成22年9月7日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
太田貴子議員 国政との大きな違いは、地方の方が市民と密接に接する時間が多いというところだと思います。
高槻市で今、一番問題だと思われる事
記者 高槻市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
太田貴子議員 私達は施策に対する予算要望書というものを毎年出しているのですが、予算編成の段階では私達議員は関わることができません。また、私達に与えられている権限は、行政側が提案したことに対して賛成か反対を言うことだけなので、私達議員の予算要望が実現に至らないということが一番の問題だと感じています。橋下知事が地方議会に予算編成権を持たせる「議会内閣制」を訴えているように、私も予算編成の段階から議員が関われるようなやり方を考えなければいけないと思っております。
その問題に対する具体策
記者 現在、太田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
太田貴子議員 私は民生児童委員主任児童委員をしておりましたので、児童虐待の問題に取り組んでおりました。子どもたちを虐待から守り、「子どもシェルター」のような保護する施設を設置することも含めて、ずっと提案しております。
議員活動報告
記者 太田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
太田貴子議員 本会議での一般質問や委員会での質問、視察などに関して、まとめた広報紙を作り、配布させていただいております。あるいは街頭演説やホームページなどを利用して、より多くの皆様へお伝えする方法も取らせていただいております。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、太田市議は何が必要だとお考えですか。
太田貴子議員 私達会派では見える政治を目指し、議会のインターネット中継やケーブルテレビ中継を予算要望書でも出しております。まだ現実には至っておりませんが、テレビ中継することによって、傍聴に来られない方にも議会の様子がわかり、もっと政治に関心を持っていただけるのではと思っております。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
太田貴子議員 政党で選ばず、一人一人の議員活動をしっかり見て、議員を選んでいただきたいと思います。
記者 ありがとうございました。