えびはら作一印西市議会議員(千葉県)へ、平成22年10月22日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
海老原作一議員 地方議員の権能というのは、地方自治体のエリアの中での権能になるのだと思います。国が定めた法律に対して、地方自治体が委任事務をやる場合などは、国との絡みがありますが、有権者の皆さんが地方議員に期待している部分というのは、市民の福祉の向上にどう寄与していくかということに、どう関わっていくかということだと思います。
印西市で今、一番問題だと思われる事
記者 印西市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
海老原作一議員 印西市は今年の3月23日に旧印旛村と旧本埜村と合併をしました。合併時の財政シミュレーションでは、10年後に普通地方交付税が大きく減額するという試算がありました。さらに、財政力が印西市単独の時よりリセッションが起きているという問題があります。もう一つは、高齢化の進展問題です。印西市はニュータウン事業を抱えていますので、トータルの高齢化率は14%ぐらいですが、既存地区での高齢化率は28%を超えているところもあります。
その問題に対する具体策
記者 現在、海老原市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
海老原作一議員 財政問題については、お金の使い方について厳重にチェックしていく必要があるだろうと思います。高齢化の問題に対しては、高齢化についてきちっと認識をしたうえで、提言をしていく必要があるのかなと思っております。
議員活動報告
記者 海老原市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
海老原作一議員 市の議会だより以外では、個別に後援者の方々に対して議会報告をさせていただいております。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、海老原市議は何が必要だとお考えですか。
海老原作一議員 アメリカの学校では、プレゼンーテーションやディベートをやりますが、日本はないですよね。そういう意味で議論の訓練だとか自己の主張を訴える訓練が出来ていないということが、政治に無関心になるひとつの要因だと私は思います。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
海老原作一議員 合併後の新市の未来に対して責任を負えるよう、政策チェックと政策提言をさせていただきながら、今後も議員活動をしていきたいと思っております。
記者 ありがとうございました。