荒木のり子長岡市議会議員(新潟県)へ、平成30年9月7日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
長岡市で今、一番問題だと思われる事
記者 長岡市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
荒木法子議員 少子高齢化で人口密度が下がる中、どのように市民の生活を守り、持続可能な変化をしていくかです。
その問題に対する具体策
記者 現在、荒木市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
荒木法子議員 長岡市の将来ヴィジョンとそれに至るロードマップの共有が必要です。長岡市は、平成17年4月から段階的に合併し、市域が約3倍に増え、広大な里山と日本海を持つ市となりました。現在(2018年9月)当市の人口891.06km2、人口は27.1万人です。ご多分に漏れず、長岡市でも着実に少子高齢化が進んでいます。将来の人口予測と照らしたインフラの見直しを行う必要があると考えています。豊かな里山と日本海、日本一と称される長岡花火の誘客力を最大限生かした観光政策で、交流人口と関係人口を増やして、他市に比べかなり充実している子育て・教育環境をよりよくし、市としての魅力を1mmでも2mmでも向上させて、次の世代にバトンを繋いでいきたいと思っています。
あと、お願いなのですが、長岡市は、全国でも珍しい豪雪地帯です。雪の利活用について有効な方策を探しています。なにかアイデアがあったら是非お知恵を貸してください。
議員活動報告
記者 荒木市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
荒木法子議員 基本的に直接お会いしてお話を伺います。また、市政報告会、新年会など催しを行なったり、長岡駅周辺を考える「長岡駅前活性化ラボ」を開催して、まちの現状の共有と意見交換を行っています。そのほか、活動報告書「NON TIMES」年4回発行し手配り、SNS(Instagram・Facebook)にてほぼ毎日「今日何をしているか」発信しています。
なぜか市外の方からのフォローも多く、市議会議員が毎日何をしているのか、興味がある方が多いのだなと感じます。
もしよかったか覗いてみてください。→instagram.com/noriko0258
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、荒木市議は何が必要だとお考えですか。
荒木法子議員 ユーザー層が若いInstagramでの活動の発信は手ごたえを感じています。まちを歩いていると「インスタ見てます!」と声を掛けていただきます。とてもうれしいです。
また、できるだけ様々なイベントに顔を出し、いろいろな方と会いおしゃべりしています。私自身が30代なので同年代の声は求めやすいですが、10代20代の声と政治に興味を持ってもらう工夫は、模索中です。SNSや大学生をパネラーに迎えて「長岡駅前活性化ラボ」のイベントを開催、いろいろなチャンネルを持ち、若い方だけでなくすべての世代と接点を持つようにしています。
どんな長岡市にしたいですか。
荒木法子議員「未来を切り開く力」「生き抜く力」「地元愛」が育つまちにしたいです。長岡市は、戊辰戦争、長岡空襲、新潟県中越地震など度重なる困難から復興を遂げ、「米百俵の精神」の教えのもと優秀な人材を輩出してきました。今、少子高齢化はまったなしで進み、激動の時代を生き抜く力が求められています。多世代が交流できる学びの場作り、産業が活性するイノベーションの仕掛け、地域コミュニティのつながり強化、長岡ブランドの発信で諸課題を乗り越えたいと思っています。