おいかわ正信二戸市議会議員(岩手県)へ、平成31年3月28日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
二戸市で今、一番問題だと思われる事
記者 二戸市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
及川正信議員 格差問題ですね。中山間地域ということもあり、全国的にも市民一人当たりの所得が非常に低く、また県内でも一人当たり平均50万~90万の差があります。それが基本になり、税収なども思うに任せず、産業と言っても誘致企業はほとんどありません。雇用の場はないことはないのですが、経済的に皆さん困っている状態です。
その問題に対する具体策
記者 現在、及川市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
及川正信議員 二戸市周辺は緑に囲まれ、きれいな馬淵川も流れており、自然に恵まれているところです。また、東北で一番古い天台寺や戦国時代豊臣最後の戦場となった九戸城跡もあり、観光資源にも恵まれています。私は、近い将来、緑深い東北がインバウンドの拠点になっていく時期が必ずくると思っています。地味だけれども、文化的な資産を活かしながら、観光開発を中心に農産業のリンクをさせて、交流人口を増やすことの重要性を訴えています。
議員活動報告
記者 及川市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
及川正信議員 地域の課題をまとめて、チラシとして配布しています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、及川市議は何が必要だとお考えですか。
及川正信議員 若い人たちに政治啓蒙すると言ってもなかなか難しいです。また、いくら選挙権の年齢を引き下げてもあまり効果はないと思いますね。やはり、小・中・高校での学校教育の取り組みは重要だと思います。議会の傍聴も良いと思いますが、特に高校生や18歳以上をターゲットにして、政治に関する議論ができる場を作らないと意味があまりないと思います。若い人が何を望み、何に不満を感じているのか、将来の日本をどういう国にしたいのかなど、議論をする習慣をつけることが大事だと思いますね。