柳きいちろう浦安市議会議員(千葉県)へ、平成30年9月10日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
浦安市で今、一番問題だと思われる事
記者 浦安市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
柳毅一郎議員 浦安市は、東と南を東京湾、西を旧江戸川に接する自治体であり、また市域の約4分の3が埋立地となっています。そのため、水害や地震による液状化が起きたこともありますので、都市型の災害対策を強化していかなければならないと思っています。
その問題に対する具体策
記者 現在、柳市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
柳毅一郎議員 とりわけ昨今、緊急性の高い水害対策に力点を置いています。浦安市としても平成30年度では集中豪雨対策事業に予算措置を行い、集中豪雨や高潮などによる冠水対策を実施すべき区域を明確化し、短期、中期、長期といった計画期間で浸水対策を効率的かつ総合的に実施するための計画の策定を進めているところです。
自身としても近年の気候変動や震災による地盤沈下などを踏まえた水害対策をしてもらうよう意見を述べているところです。そして、万が一の避難計画についても住民の声を積極的に聴取し、提言を行っているところです。
また水害対策に係わる都市インフラといったことは、専門的なこともあり、住民に対する議会報告では、なるべくわかりやすく伝えるように気を付けています。
議員活動報告
記者 柳市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
柳毅一郎議員 ホームページもありますが、基本的には議会ごとに自分で議会報告を作成し、駅で配ったり、ポスティングをする方法がメインとなっています。議会ごとの報告以外にも、適宜市政に関するレポートを作成し配布しています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、柳市議は何が必要だとお考えですか。
柳毅一郎議員 18歳の投票率は高く、高校を卒業した途端の19歳以降の投票率が落ちてくるというデータがあります。そもそも進学等で下宿する際に、親元に住民票を残すといった課題もあると思いますが、19歳以降の人たちも、高校卒業後の教育の場で、もう少し継続的に政治を学ぶ時間が増えれば違うと思います。子育て中の人たちは子育て支援政策等への関心もあり、政治に対する意識も違うと思いますが、その過渡期の人たちの対策が必要ではないかと思います。それと、やっぱり政治へのイメージをあげていくことも必要かなと思いますね。これは永遠の課題ですね。