松山賢太朗上田市議会議員(長野県)へ、平成25年8月27日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
上田市で今、一番問題だと思われる事
記者: 上田市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
松山賢太朗議員: やはり今一番は、雇用の安定ということになるのですが、長野県でもこの辺の上小地区は有効求人倍率が全的にも非常に低い状況です。それを今後どのようにしていくかということが一番の課題になると思います。
その問題に対する具体策
記者: 現在、松山市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
松山賢太朗議員: 上田市は主に中国などからの輸出産業にウエイトを占めていますが、日中関係があまり良くない状況の中では閉塞感があり、今までのようには進んでいかないということがあります。そこで上田市では今、ブラジルのパラナ州の日系人の方々にご協力いただきながら、工業製品や農産物あるいは来年のワールドカップルやオリンピック等に向けて、上田市とパラナの商工会議所を結んでいろいろと交流事業の取り組みを行なっているところです。これからは国にお願いするばかりでなく、市町村単位で独自に海外へコネクションを持って、自分たちの生きる道は自分たちで開いていくという活動が必要になってくると思います。
議員活動報告
記者: 松山市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
松山賢太朗議員: 基本的には年に数回の活動報告会がメインになります。あとは不定期ではありますが、活動内容の報告を兼ねた報告紙を使って、有権者のみなさんにはピーアールをしています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者: 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、松山市議は何が必要だとお考えですか。
松山賢太朗議員: 基本的に若い方々は、政治と自分の生活は別物だと考える人が多いと思います。特に私達の年代からそれ以降の年代の人達は、右肩下がりの日本経済の中で生まれましたので、自分のことはしっかりやるけれど、それは自分のためであり、周りの皆と力を合わせて行動するという経験や成功体験はないと思います。私が若い人によくお話ししていることとして、政治の世界は目に見えない、またはなかなか成果が出てこない部分もありますが、若い人達の将来に政治は切っても切れないものですから、まず選挙には必ず皆さん行ってください、ということをお願いしています。
投票しないという権利もありますが、投票に行かないということは、投票へ行った方へ全権預けたことで、自分たちの権利を放棄していることに等しいわけです。選挙へ行かないよりは、投票場へ行って白票を出すということを私は勧めています。完璧な議員さんはまずいませんが、少しでも関心持った人に投票してください。そして、もし、投票した議員が当選されたら、そのあと一人の議員さんの活動を通じて民意がどのように動いていったのか観察していただき、そういうことを通じていろんなことに関心を持ってもらいたいと思います。