市川和彦長野市議会議員(長野県)へ、平成27年6月24日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
長野市で今、一番問題だと思われる事
記者 長野市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
市川和彦議員 一つは、国政の地方創生に絡む人口減少問題ですね。もう一つは、長野オリンピック開催都市特有の問題として、オリンピック関連公共施設の維持管理問題があります。
その問題に対する具体策
記者 現在、市川市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
市川和彦議員 人口減少問題は全国的な動きが絡んでいますので、それに合せて長野市独自の対応策として、人口減少対策室を設置し、都市計画マネジメント等を各部局と連携しながら政策活動を行なっています。
また、オリンピック関連施設の老朽化に伴う維持管理費は、長野市公共施設白書の中でも示されているように他市に比べても非常にコストが高く、一地方都市があれだけの施設を維持管理していくのは非常に課題が大きいと感じています。特にスパイラルの将来的展望については、私自身の政治課題として今後も取り組んでいきたいと思っています。
議員活動報告
記者 市川市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
市川和彦議員 毎日ブログを配信しています。見てくださった方々からご意見をいただけるのは、大変ありがたいですね。あとは、年に2回、後援会報を発行しているほか、年に3~4回、不定期ですが市政報告会も行なっています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、市川市議は何が必要だとお考えですか。
市川和彦議員 選挙には選挙違反や増収賄等を厳しく規制することは当然必要なことであり、大事なことだと思います。しかし、逆の見方をすると、この厳しい規制によって、住民も政治家も政治活動に対して警戒心を持つ人が多くなってきているなと感じることもあります。警戒心からだんだんと住民も選挙と接する場面が少なくなり、ますます若者には縁遠くなってきていると思います。
難しい問題ですが、18歳選挙権実現に伴い、スウェーデンのように高校生から教育の部分で選挙の重要性を教えてくことも必要なのではと思います。