北茨城市議会議員

鈴木和栄

KAZUEI SUZUKI

鈴木和栄議員へのインタビュー

鈴木和栄北茨城市議会議員(茨城県)へ、平成24年3月16日にインタビュー取材をさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

鈴木和栄議員

北茨城市の問題点および取り組みについて

北茨城市は漁港2つ抱えているところですが、津波をもろにかぶり、全壊、大規模半壊等含めて2440軒程の大きな被害を受け、また解体件数は約900件に及んでいます。昨年4月22日には、天皇皇后両陛下がお越しになられ、被災された方々にたくさんのあたたかいお言葉をいただきました。沿岸部における復旧復興は、大震災被害、津波被害、それに原発事故による実害、また風評被害がどこまで続くのかという問題があり、東北3県と全く同じ問題を抱えていています。これからも震災からの復旧復興に全力で取り組んでいかなければならないと思います。

また市議会としては、現在私は行財政改革特別委員会の委員長として、議会基本条例制定を進めているところです。

有権者に対する議員活動報告について

定例会が終わったあと、議会だよりとして定例会での一般質問の内容や各常任委員会での質疑内容等について議会だよりとして全戸配布しております。あとは、地道に地元を歩きながら身近な問題についてお話しさせていただいております。

若い有権者にもっと政治に興味を持ってもらうための工夫について

開かれた議会を目指すことが一番だと思っています。以前、土日での一般質問の開催や総括質問形式から一問一答方式への変更をし、議会傍聴も増えたことがありましたが、しかしながら最近は傍聴も少なくなってきました。

我々が街に出て出前講習会や報告会を開き、市民と接する機会を作ることを行財政改革特別委員会の中でも議論をしているところですが、現実には議員本来の仕事と市民の議員に対する見方のギャップが生じたり、いろいろ難しい問題もあります。政治に興味を持っていただくためには、まずは根本的な政治の仕組みを理解していただくことからだと思います。

鈴木和栄
北茨城市議会議員